はっけんの水曜日 2012年8月15日
 

反省文をデコり、河原ではでかいおにぎりを 斎藤充博総集編

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今週の斎藤充博さんの原稿は夏休みのためお休みです。ただ休むのも気持ちが落ち着かない…ということで、これまでの斎藤さんの記事を振り返ることにしました。

編集部古賀との往復書簡の形で振り返っていきたいと思います。
1982年、栃木県生まれの指圧師です。自分で企画した「下北沢ふしぎ指圧」で施術しています。何をしているときでも「みんなが自分の治療院に来てくれるといいな〜」って思っているのですが、ノイローゼでしょうか。
> 個人サイト 下北沢ふしぎ指圧

古賀からの1通目
テーマ
個人的に印象深い記事5本

名作ぞろいでくやしい

斎藤さま

こんにちは。古賀です。暑い日が続きますがお元気ですか。私は毎日ビールばかり飲んでいます。

さて、今日は斎藤さんのネタ記事がお休みということで、お手紙で総集編記事を作ろうと思います。どうぞよろしくお願いします。

まずは私から、個人的に斎藤さんのこれまでの記事で印象深かったものを5本ピックアップしてみましたのでお知らせしますね。

早速、こちらです。
いま、斎藤さんのこれまでの記事を読んでいたら印象深い名作ぞろいで悔しくなりました。

がちがちに企画を組むのではなくて、ちょっとした気持ちとか、行きがかり上あったことがそのまま記事になっているものが多いですよね。

企画段階では企画がはっきりしていても、取材時のふわっとした様子をうまくレポートしている気がします。

「魔が差した」状況を記事にする

ポップコーンがその代表格でしょうか。普通5キロ買わないですよね。記事でも、うっかり、というか「魔が差して」買っているんです。

「魔が差した」という状況をおもしろい記事にするってすごいなと思いました。
担当編集者にそそのかされて、魔が差して買ってしまったポップコーン5kg(ポップコーンのタネを5キロ買ってしまった</a>)
担当編集者にそそのかされて、魔が差して買ってしまったポップコーン5kg
あとは餃子の満州ですよね。私も埼玉で育ったのでよく知っています。

これも冒頭の文が

“「宇都宮の餃子」よりもうまいんじゃないか…という考えが湧いてきてしまっている”

から始まっていて、ぼんやりとわいてきてしまった思いが、あとは気持ちのままに(後輩のF君に翻弄されながら)記事になっていることにいま気づきました。

シャーペンの芯の銘柄も、目の付け所がニッチすぎる上に「食べる」というまさかの展開があって、しかもその食べるさまがすごく静かに書かれていてはっとします。
満洲は東京や埼玉の境あたりに多い餃子チェーン
満洲は東京や埼玉の境あたりに多い餃子チェーン
シャーペンの芯を急に静かに「食べる」という展開
シャーペンの芯を急に静かに「食べる」という展開
サンタについての子どもへのインタビューはちゃんと事前にかっちり企画をまとめて取材していますが、それにしても取材内容が「サンタの矛盾」ですから、静かななかにかなりエキサイティングな企画ですよね。

そう、興奮が静かで逆に読み手の気持ちのほうが妙に盛り上がってしまうような展開が多いのかもしれないです。

きゅうり入りのドラ焼きの記事は風に吹かれることがむしろメインになっていたりして、「行きがかり上の致し方なさ」が記事にすごくプラスになっているのもおもしろかったです。
ほぼ、風に吹かれたレポートになっている
ほぼ、風に吹かれたレポートになっている
次は斎藤さんご自身として、これはうまくかけたぞ! という記事を教えていただけないでしょうか。
お返事、お待ちしています。

編集部 古賀

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