ロマンの木曜日 2012年9月13日
 

はじめよう木彫り

形が簡単でも色を塗ればいいのだ 
形が簡単でも色を塗ればいいのだ 
どんなおみやげ屋でも見かける木彫りの人形。一体誰が買うのだろうかと眺めていたら、意外と買ってしまうようだ。

実はかなり多くの人が買っていて、そこには密かなビッグビジネスがあるのかもしれない。

僕の場合、特におおざっぱな木彫りが好きなようだ。これなら自分でもできるだろという自信が湧いてくる。自分で彫ってみたい。
1986年埼玉生まれ、埼玉育ち。大学ではコミュニケーション論を学ぶ。しかし社会に出るためのコミュニケーション力は養えず悲しむ。インドに行ったことがある。NHKのドラマに出たことがある(エキストラで)。
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木彫りの地味さ

観光地のおみやげにありがちな木彫りの人形。そんなに需要があるのか、みやげ屋には大きいのから小さいのまで(なぜか)揃ったりしている。

そんな単なるみやげ屋の賑やかしかと思っていた木彫りだが、部屋を探したらひとつあった。日光みやげの木彫りの三猿。
これは日光の。手で掘ったのだろうか、結構細かい。
これは日光の。手で掘ったのだろうか、結構細かい。
高さ5センチに満たないかなり小さな木彫りではあるが、かなり細かい細工が施されている。いかにも日光のお土産だ。なんかふつうだなあという感じだ。

ヨーロッパは違う

問題は下の木彫りである。
ポーランドみやげ
ポーランドみやげ
これは僕がポーランドに行ってきたときのお土産。どこがポーランドと関係あるのかは未だにわからないが、多分現地ではめでたいモチーフなのだろう。

日光の三猿と比べて、ざっくりとした彫り具合だ。しかも木彫りなのに絵の具がべっとり塗られて木目が一切出てない。木彫りの新しいパラダイムと言うべきか。

これで確かひとつ600円くらいはずだ。高いと思いながら買ってしまった。
買っちゃいましたね
買っちゃいましたね
しかも6つ買った。人にあげるつもりで買ったが、結局惜しくなって全部所持している。僕の中で彼らは家族という設定。

翻って、先日ギリシャに旅行に行った人からも木彫りのお土産を貰った。今度は犬だ。
ギリシャみやげの木彫りのパチンコ
ギリシャみやげの木彫りのパチンコ
一体なぜこの有り様に…
一体なぜこの有り様に…
またもやざっくりとした彫り具合。細かいところはペンで書いてごまかしてあるのが高度だ。これがヨーロッパ木彫りのスタンダードか。これも6ユーロ(600円くらい)と結構する。

木彫りなんて…とバカにしていたが、もしかしたら、この木彫りのみやげというのは密かに売れまくっているのかもしれないという気がしてきた。木彫りビジネスに手を染めたい。

木彫る

ポーランドのひよこもギリシャの犬も「こんなのオレでも彫れるだろ!」という思わされる、挑発的な大雑把さだ。

何も知らないくせに批評してはいけない。できるだろと思ってしまった自分に責任を取るべく、切り出しナイフと木材を買ってきた。
切り出しナイフを購入
切り出しナイフを購入
力山という名前が力強い
力山という名前が力強い
切り出しナイフを使うのははじめてだ。丁寧に「力山」という名前も刻印されている。装備すると「ちから」が20%アップしそうな気がする、理由もなく力強そうな名前だ。

学生時代に使った彫刻刀は、使い出すとどんどん細かい作業になってしまいそうなので、今回は切り出しナイフを用いた一刀彫りにすることにする。
3種類あれば大丈夫だろう
3種類あれば大丈夫だろう
作るものを決めていなかったので、何もかもわからずいろいろな木を揃えた。ゆくゆくはビジネスに繋げてつもりなので安い方から使おう。

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