ロマンの木曜日 2012年9月27日
 

iPhoneをパチもん風にパッケージしてみる

パチ化計画キックオフ

ところで私はiPhoneを持ったことがない。よって、パッケージのことはあまり知らないのだった。

でもiPod Nanoなら持っている。買った当時、驚愕したそのパッケージがこれである。
見てるだけで右脳が豊かになる心持ち。
見てるだけで右脳が豊かになる心持ち。
白雪姫が寝かされていそうではないか。もううやうやしく口づけするしかありませんな。

iPhoneのパッケージも、心憎し、だ。
開ける人がうらやましくなるってもんですよ。
開ける人がうらやましくなるってもんですよ。
それでは、こういったオシャレパッケージにしばしさよならをして、「これ本当に正規の品か」と購買者を大いにいぶかしめるようなパッケージを考えよう。

大枠では「ブリスターパック」を採用し、台紙でパチライズ(パチもん風にすること。今考えた)してみよう。
ブリスターパックとは、品物の形どおりに透明プラ板を成型しパッキングする、おなじみのもの。
ブリスターパックとは、品物の形どおりに透明プラ板を成型しパッキングする、おなじみのもの。
ところでプラ板を成型するにはバキュームフォーム(プラ板を熱して、真空の力によって成型する)用の道具があればいいのだが、持ってないしiPhone薄いし、手で押さえつけて良しとしちゃおう。

ちなみにiPhone持ってない私が何にプラ板を押し付けるかというと、「iPhoneの写真を貼り付けたスチレン板」であります。
ものすごくゆっくり熱します(ガスコンロだと熱しすぎて一気に溶け散ってしまうので)。
ものすごくゆっくり熱します(ガスコンロだと熱しすぎて一気に溶け散ってしまうので)。
ぎゅううー。私の工作なんて、まあだいたいこんなもんです。
ぎゅううー。私の工作なんて、まあだいたいこんなもんです。
何度も上2枚の動作を繰り返したのち、薄っすらとiPhoneの形が浮き出た。もうこれでいいや。
何度も上2枚の動作を繰り返したのち、薄っすらとiPhoneの形が浮き出た。もうこれでいいや。

熱でプラ板が多少伸び、微妙にではあるがiPhoneを格納してくれる余地ができた。問題は台紙である。台紙を間違うと、パチもんテイストが台無しだ!

ここでもうお見せしてしまうが、こんな感じにしてみた。オリジンを主張してやまない「元祖アイフォーン」。
こんな風に屋台で売っていたら、たぶんMapは「たからのちず」とかになっているだろう。
こんな風に屋台で売っていたら、たぶんMapは「たからのちず」とかになっているだろう。
よくよく考えたら、これ怒られたりするんじゃなかろうか。まあそれはさておき、先に述べた「パチもんである要件」、つまり

・手書きのふらふらした線。
・正規品に対する、アクロバティックな解釈と改変。
・よくわからないデザインの構図。
・唐突な言葉使い。
・無駄にどぎつい色合いと、未熟な技術ゆえの印刷の揺れ具合。

このあたりを常に意識しながら、手描きで取り組んでみた。が、それは初心者には想像以上に大変な仕事だった。
アメリカ人っぽい少年が、なんか電話しながらスマートって言ってりゃいいんだろ的な。社名も逆鱗に触れない範囲で描いちゃうなど。
アメリカ人っぽい少年が、なんか電話しながらスマートって言ってりゃいいんだろ的な。社名も逆鱗に触れない範囲で描いちゃうなど。
コピーも手描きで、訴求効果アップだ。
コピーも手描きで、訴求効果アップだ。
いや、もう本当に疲れました。絵に関しては自分、初心者なはずだが「ヘタ絵」を「うまく」描けるかというと、それは別の物差しでの話だ。ヘタに描こうと思っても「味のあるヘタ」には程遠い、半端なものになってしまう。

絵だけでなく、「どこまでくだけていいのか」のさじ加減が難しい。失敗・書き損じはそのままのほうがいいのか?それともそのままだと本当にダメなものになるのか?

いろいろ頭を悩ませるが、手描きでパチもん風に描くこと自体は大変楽しい作業ではあった。なのでもうちょっとパチもん化計画に携わってみたい。

もっとパチっぽくする方法を思いついた。幼い頃の我々を一喜一憂させた、あのシステムに置き換えてみよう。
スチレン製モックも、種類を大幅に増やす。ああ怒られやしないか。
スチレン製モックも、種類を大幅に増やす。ああ怒られやしないか。

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