ちしきの金曜日 2012年10月12日
 

妹と道の駅になった中学校を見に行く

中学校の駐輪場が危険物置き場になっていました
中学校の駐輪場が危険物置き場になっていました
僕が15年前に通っていた中学校。あそこがもうなくなって、つい最近道の駅になってしまったという。

どんな風になってしまったんだろう。ちょっとでも残っている物はあるだろうか。
1982年、栃木県生まれの指圧師です。自分で企画した「下北沢ふしぎ指圧」で施術しています。何をしているときでも「みんなが自分の治療院に来てくれるといいな〜」って思っているのですが、ノイローゼでしょうか。
> 個人サイト 下北沢ふしぎ指圧

なくなっているのは中学校だけではない。中学校と小学校と幼稚園が全部なくなっている。
今回、帰省ついでに一通り確認しておきたい。

中学校は「湧水の里しおや」に

船生(ふにゅう)中学校跡地を利用して出来た、道の駅「湧水の里しおや」。今年の6月にオープンした。地元の人間の間では、大変ホットな話題である。
校舎があったところ
校舎があったところ
グラウンドだったところ
グラウンドだったところ
お客がたくさん入っているようだ。中学校がなくなってしまった…という感慨よりも先に、道の駅の成功にまずホッとする。

中学校だった名残がある

今回妹と一緒に見に来ている。妹は幼稚園から高校まで僕と全く同じだ。「もう何も残っていないね…」などと話をしていたら、妹が校門を見つけた。
撤去するのが面倒なのだろう
撤去するのが面倒なのだろう
生徒会ポジション
生徒会ポジション
校門を見ると当時生徒会でやっていた「あいさつ運動」のことを思い出す。生徒会が朝早く登校して、門のところで生徒に「おはようございます!」と声をかけるのである。

僕は生徒会に入っていたのだが、今となってはなぜそんなことを率先してやっていたのか全くわからない。

自転車置き場

「あれ、自転車置き場じゃないの?」また妹が発見した。こういうとき目ざとい。

エアーズロックのように盛られた土(たぶん工事用の穴を掘った余り)の向こうに、懐かしいというにはちょっとボロボロすぎる感じの屋根があった。
助走をつけてエアーズロックを一気に乗り越える私
助走をつけてエアーズロックを一気に乗り越える私
目ざとく上りやすいところを見つける妹
目ざとく上りやすいところを見つける妹
この赤い屋根が駐輪場である
この赤い屋根が駐輪場である
駐輪場を目の当たりにして、僕も妹も少し黙ってしまう。

ここは校内と校外の狭間みたいなところで、いくつもの淡い中学生ドラマが生まれる場所だった。悪いやつは帰らないでだらだらと(わざわざ校内で!)タバコ吸っていた。ラブレターの受け渡し現場を目撃したのもここだった。

僕は軟式テニス部に入っていたが部活が大嫌いだった(絶対にどこかの運動部に入らなくてはいけない)。顧問に見つからないようにコソコソと駐輪所から自転車を乗り出した記憶がある。
たまに部活をやったときは「クレイコートに落とし穴アリ」のルールでやってたりした。テニスに愛情がないからこそできる遊びである
たまに部活をやったときは「クレイコートに落とし穴アリ」のルールでやってたりした。テニスに愛情がないからこそできる遊びである
今では屋根の下に建物が出来ていて、危険物置場になっているようだ
今では屋根の下に建物が出来ていて、危険物置場になっているようだ

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