
冷凍食品を孤独から救いたい
いろんな冷凍食品の裏面にある1個は、 パターンこそあれどどれも総じて悲しかった。
闇に埋もれる孤独なちくわの磯辺揚げ。
冷凍食品を1個温めるときは、これからもずっと孤独のままでいなければいけないのか。
いや違う、なにか救う方法はあるはずだ。それを考えるために人類は脳を大きくしてきたはずだ。
万歳アタッチメント(冷凍食品用)
そこで思いついたのが、食品自体をいつも万歳させてるように見せる道具である。
冷凍食品のトレーをバラして利用。
このような手を描いて切り取る。
バンザーイ。
これでどんな環境でもいつもバンザイしてる愉快な性格を与えられた。 1個の寂しさなんてもう君(ちくわの磯辺揚げ)にはないんだよ。
ワーイ
タスケテー
念のため2個でバンザイさせてみる。
これは楽しそうだから1個は救いがない。
ダンスパートナーが必要
バンザイ自体は悪くないと思うのだが、 1個では逆に悲しさが加速する感じだ。 確かに一人でバンザイしてる人はなんか悲しい。
ここはやはり冷凍食品を一人にしない、ターンテーブルの上で一緒にダンスを踊ってくれる相手が必要なのではないか。
レンジに入れても大丈夫な材料でダンス相手を作ろう。
下手な絵って途中でも分かるよね。
こんばんは、バランス悪美です
特技はバランスが悪いことです
自立して立てるように重心を低くすることを考えすぎた結果、 やたら胴長短足で足が太くなってしまった。そして立たない。
それでもちくわの磯辺揚げは気に入った様子だ。
悪美はリバーシブルフェイス。
この記事で唯一の有用な情報
ところでこのバランス悪美、その名の通りバランスが悪くてレンジの中で立たせることが出来ない。でもテープや接着剤をレンジの中で使うのはマズそうだ。
悩んだ結果、余っていたタルタルソースを使ってみた。
これがバッチリ。
レンジ内での接着はタルタルソース。覚えておくといざというときに別に助かったりしません。
そしてショータイム
もうあなたは一人ではないわ
ついにパートナーを得た1個の冷凍食品。 回り続けるダンスフロアー、そこに差す暖かな光。 もうここは悲しみの空間ではない。幸せのマイクロウェーブが降り注ぐ電子レンジである。
アハハウフフ
でもしばらくすると熱くなったタルタルソースが接着力を失って、 バランス悪美が倒れた。
そして違う種類の孤独が生まれる。
今日も泣きながら冷凍食品をいただく
いつにも増して共感されにくい内容になってしまった。 冷凍食品の孤独に気づいて 1個の冷凍食品を温めるとき思わず涙がこぼれる人が一人でも増えて欲しい。
その一粒の涙が電子レンジ内で加熱蒸発されることでスチーム機能のついたレンジみたいになって、よりおいしくなるのだから。
本編とは全然関係ないが、冷凍シュウマイのパッケージに載ってた料理人の顔が怖い。