チャレンジの日曜日 2012年11月11日
 

ご飯だってジャムになるんだ!うまいんだ!

こういうよく言うところのジャムとはかなり違った物が出てきます。こちらは酒粕と小豆のジャム。
こういうよく言うところのジャムとはかなり違った物が出てきます。こちらは酒粕と小豆のジャム。
パンに塗るジャムと言われれば、通常はイチゴなど様々な果物を甘く煮たゲル状の物を思い浮かべると思います。

先日とある本を読んでいて、こういう物もジャムと思えばジャムだなと感心しました。
1972年生まれ。体力系、料理系の記事を多く書いています。ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しています。利き酒師で、元機械設計屋で元プロボクサー。ウルトラマラソン走ります。米の飯と日本酒が有れば大体なんとかなります。
> 個人サイト 酒と醸し料理 BY 個人ページ「走れば大体大丈夫!」

365日パンのみを食べて生きている人らしい

先日こんな本を買いました。
パンを中心にした生活を20数年続けている方だそうです。
パンを中心にした生活を20数年続けている方だそうです。
愛パン家、渡邉政子さんのジャムのレシピ本「まさこジャム」です。著者の考えたジャムのレシピとパンにまつわるエピソードなどが書かれています。

そして載っているジャムレシピがかなり個性的です。
キウイジャム。この辺りは普通に有りそうなジャムです。
キウイジャム。この辺りは普通に有りそうなジャムです。
トマトジャム。フルーツトマトなんてかなり甘い物もあるし、たまに道の駅とかで見かけます。
トマトジャム。フルーツトマトなんてかなり甘い物もあるし、たまに道の駅とかで見かけます。
キウイにトマト。この辺りは普通です。
マヨネーズ、味噌、砂糖。パン以外にも美味しそう。
マヨネーズ、味噌、砂糖。パン以外にも美味しそう。
マヨ味噌ジャム。まだよく見るジャムレベル。
鰯、酢、醤油、酒、砂糖、水、生姜、梅干し。オカズ?
鰯、酢、醤油、酒、砂糖、水、生姜、梅干し。オカズ?
イワシのしぐれ煮ジャム。崩せばよく見るジャム風になる、のか?
これはもうゲル状にはならないよな。
これはもうゲル状にはならないよな。
キュウリのキューちゃんジャム。こうなると、もはや通常見るジャムとは大きくかけ離れています。

一応JAS規格(日本農林規格)ではジャムの定義は「果実、野菜又は花弁を砂糖類、糖アルコール又ははちみつとともにゼリー化するようになるまで加熱したもの」「可溶性固形分(糖度)が40%以上であること。」などとなっていますので、厳密に言えばこれらはジャムでは無いかもしれません。

しかし、その自由度と、「それもパンに合うんだ!」という驚きが満載です。本サイトでもパンの可能性に色々挑戦していますが(これとか、これとか、これとか)、この本を読んでもっとアグレッシブにパンに何か乗せて食べたくなりました。

なぜご飯物が無い!

さて、色々なジャムレシピが載っているこの本。1つ腑に落ちない点があります。それは…

ご飯物のジャムが無い!

無いのです。チャーハンジャムとか赤飯ジャムとか。「三度の飯より米の飯好き!」と訳のわからない事を言いたいぐらいご飯好きの私としては是非ご飯物もパンに乗せたい。焼きそばパンという麺カテゴリーが許されるならご飯だってアリでしょう!

ということで色々やります。
チャーハンジャム
初めて見たときは「チャーハンをおむすびにするとは画期的!」と思いました。
初めて見たときは「チャーハンをおむすびにするとは画期的!」と思いました。
各種ご飯物をパンに乗せるということで、今回は幾つかのコンビニを回りご飯物のおむすびを数種類購入してきました。まずはセブンイレブンから五目チャーハン。
私はチャーハンをオカズに白飯を食えます。同意してくれる人はあまりいません。
私はチャーハンをオカズに白飯を食えます。同意してくれる人はあまりいません。
これをパンに乗せるとこうなります。
チャーハンジャムパン。もう間違いなくうまそうです。
チャーハンジャムパン。もう間違いなくうまそうです。
チャーハンジャムパンは、チャーハンの油と塩気がとても良くパンに合います。揚げパン風の美味しさがある。そしてご飯により、硬さの後に来る柔らかさが、もっちりとした焼きたてのパンにも似た食感となりとてもいいです。妻に何か言われても我が家の定番にしよう。

次いきます。
赤飯ジャム
赤飯もおむすびにするイメージが無かった。
赤飯もおむすびにするイメージが無かった。
続いては同じくセブンイレブンより赤飯おこわ。
チャーハン同様に赤飯をオカズに白飯を食えます。同意してくれる人はあまりいません。
チャーハン同様に赤飯をオカズに白飯を食えます。同意してくれる人はあまりいません。
これをパンに乗せるとこうなります。
赤飯ジャムパン。赤い色がパンに映える。
赤飯ジャムパン。赤い色がパンに映える。
赤飯ジャムパンは、赤飯の塩気がパンに結構合います。弾力があってサッパリした塩気が強めのパンと言ったところです。豆の部分がいいアクセントになっています。これもなかなかいい。

次いきます。
梅しそジャム
中に一つ入れるのではなく、刻んで混ぜてあるので梅を存分に味わえる。
中に一つ入れるのではなく、刻んで混ぜてあるので梅を存分に味わえる。
次はローソンから梅しそごはん。刻んだ梅干しと、しそが混ぜ込んであるおむすびです。
梅を甘く煮た梅ジャムは普通にありますね。
梅を甘く煮た梅ジャムは普通にありますね。
これをパンに乗せるとこうなります。
梅しそジャムパン。これも赤い色がパンの白さで引き立つ。
梅しそジャムパン。これも赤い色がパンの白さで引き立つ。
梅しそジャムパンは、梅干しの酸味がパンと合います。パンの味が引き締まる感じです。パンの柔らかさとカリカリとした梅の硬さの差が噛むほどに心地いいです。これもいい組み合わせです。

どんどん行きます。
キノコごはんジャム
舞茸とシメジ入り。秋だね。
舞茸とシメジ入り。秋だね。
続いてもローソンから舞茸と丹波しめじのおこわ。キノコを使った炊き込みご飯のおむすび。
多分、これもオカズにして白飯食える。同意してくれる人は少ないと思う。
多分、これもオカズにして白飯食える。同意してくれる人は少ないと思う。
これをパンに乗せるとこうなります。
キノコごはんジャムパン。もう少し濃い目の味に炊かれたものならよかったか?
キノコごはんジャムパン。もう少し濃い目の味に炊かれたものならよかったか?
キノコごはんジャムパンは、ご飯の味が割と淡泊だった為か、パンの味が勝りややボンヤリした味でした。代わりに、使われている米の影響なのか食べた時のもっちり感が増していました。パンに乗せる用にもう少し味を濃くするなどすればジャムとして十分行けるでしょう。

まだまだ、いきます。
焼きおむすびジャム
醤油というよりソースのような色の濃さ。
醤油というよりソースのような色の濃さ。
続いてはファミリーマートから焼きおむすび。鰹醤油タレを使った濃い目の焼きおむすびです。
焼きおむすびですが表面はややしっとり。
焼きおむすびですが表面はややしっとり。
これをパンに乗せるとこうなります。
焼きおむすびジャムパン。中まで醤油じゃないので白米の味もあり。
焼きおむすびジャムパン。中まで醤油じゃないので白米の味もあり。
焼きおむすびジャムパンは、思いのほか醤油味がパンに合います。醤油の存在感が凄く、具材はないのに和風総菜パンのような感覚になります。バターの味と醤油の味は相性がいいので納得の味です。

次が最後。
白米ジャム
具材も海苔も無し。シンプルなおむすび。
具材も海苔も無し。シンプルなおむすび。
最後はファミリーマートの塩むすび。何も入っていない塩味だけのおむすびです。
長いランニング中には余計な味がしなくていいので結構食べます。 
長いランニング中には余計な味がしなくていいので結構食べます。 
これをパンに乗せるとこうなります。
白米ジャムパン。パン、ご飯、塩。以上!
白米ジャムパン。パン、ご飯、塩。以上!
白米ジャムパンは、柔らかくもっちりと弾力のある食パンのような感じになりました。味にあまり特徴はないので、何もつけてない食パンを食べているような感じです。塗ったら別の味のパンになる。ジャムとしてはどうかと思いますが、全体的には美味しいので私は好きです。多分2度はやらないけど。

ご飯だってジャムになる

若干無理やりな感じはありますが、ご飯物のジャム。どれもうまいです。ジャムということでなくてもいいので、皆さんにも是非パンにご飯を乗せて食べて頂きたい。

炭水化物はうまいです。パンもご飯も炭水化物。うまい物を合わせたら大体うまい!

はずです。私はそう信じて疑いません。同意してくれる人は少ないと思いますが…
ダブル炭水化物はうまいね!米を甘く煮て普通にジャムにしたらどうかと思ったが多分甘酒風だ。いっそパンを甘く煮てジャムという手もあるのか。
ダブル炭水化物はうまいね!米を甘く煮て普通にジャムにしたらどうかと思ったが多分甘酒風だ。いっそパンを甘く煮てジャムという手もあるのか。
 ▽デイリーポータルZトップへ  

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ
↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓