ひらめきの月曜日 2012年11月12日
 

昔の工作本に載ってるヘルメットを作る

この頭に乗ってるものが、今回の完成品です
この頭に乗ってるものが、今回の完成品です
37年前の工作本を購入した。空き缶を使った工作、全96種という内容だ。

以前、ライター西村さんが「30年ぐらい前のなぞなぞ本がすごい」ということでたびたび紹介していたが……

なるほど、たしかにこれと似たような時代に書かれただけある……! という内容。ざっくり言うと、「ちょっとどうかしてる」のだ。

よし、この本を見ながらなにか作ってみよう!
島根県生まれ。毛糸を自在に操れる人になりたい。地元に戻ったり上京したりを繰り返してるため、一体どこにいるのか分からないと言われることが多い。プログラマーっぽい仕事が本業。
> 個人サイト それにつけてもおやつはきのこ

ざざっと内容紹介

今回参考にするのは、「おもちゃの作り方2 空きカン全集」 (21世紀ブックス)。昭和50年に発行されたものだ。

パラパラと本をめくってみるが、本当に作れそうなものがあまり載っていない! という印象。
缶の可能性がここに!
缶の可能性がここに!
絶対に乗りたくない
絶対に乗りたくない
身体を縛り付けてる! 危険すぎる!
身体を縛り付けてる! 危険すぎる!
全然安心じゃない
全然安心じゃない
たぶん、実際に作ってないんじゃないかと思う。

中にはちょっと試しにつくってみたい探偵グッズっぽいものや、
インターホンにもなるらしい
インターホンにもなるらしい
どーいう仕組みだ
どーいう仕組みだ
これほんとに出来たら便利かもなーという食べ物系もいくつか。
数少ない、上手くいけば便利そうなもの
数少ない、上手くいけば便利そうなもの
難易度高すぎて絶対できない
難易度高すぎて絶対できない

今回作るのはコレ

そんな中から、今回選んだのはコレ!
「カンカンヘルメット」。

夏はバツグンの防熱効果。ガラスがふろうとカラスがつつこうと平気なのだ、というほんとかよというシロモノである。
これだけ見ると、かっこいいものが出来そうな気がほんのちょっとしてきたがどうか
これだけ見ると、かっこいいものが出来そうな気がほんのちょっとしてきたがどうか
なんとこのカンカンヘルメットには、実物大型紙がついているので、その通りに作ってみることにする。
まさかこれがヘルメットに!?
まさかこれがヘルメットに!?
コピーして切り抜く
コピーして切り抜く
缶を解体して
缶を解体して
型をとる
型をとる
型をとって、普通のはさみで切っていたが、ふと本に書いてある注意書きが目にとまる。

「いらないはさみをつかうこと」って、いいのかそれで。缶を切ったら壊れるから捨てろってことか。
缶切り用のはさみを使えばよかったんだろうけど、普通のはさみでも充分いけた。そして壊れなかった
缶切り用のはさみを使えばよかったんだろうけど、普通のはさみでも充分いけた。そして壊れなかった
そういえば、缶の形っていつの頃からか変わったので、平らな部分の面積が、意外と昔の缶よりも少ない気がする。
ガタガタの部分、要らない
ガタガタの部分、要らない
パーツによっては350ml缶では足りず、大きめの缶を使うことに。

「現代の350ml缶、昔の缶と比べて平らな部分の面積が少ない」という知識なんて、今後の人生で役に立つことはまあないだろうなー。
ツバの部分、350ml缶じゃ足りず
ツバの部分、350ml缶じゃ足りず
帽子のツバはこの色にしよう、と考えつつビール買ったのなんて初めて
帽子のツバはこの色にしよう、と考えつつビール買ったのなんて初めて

組み立てて完成

缶に穴をあけて、靴ひもをしばるかのように缶同士をしばっていって、
縫い目となる穴をあける
縫い目となる穴をあける
靴ひもっぽい
靴ひもっぽい
そして完成!

……え、なにこれ……!?
ハンチング帽っぽいというか
ハンチング帽っぽいというか
ツバさえなければ、ほんのちょっとだけ王冠っぽくなくもない
ツバさえなければ、ほんのちょっとだけ王冠っぽくなくもない
もう、なんだろうこれ
もう、なんだろうこれ

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