トラップ観察
トラップといってもいろいろある。自然と人災が織りなす偶然の産物を
・レア度（★が多いほどレア）
・安全度（★が多いほど安全）
・清潔度（★が多いほど汚れのリスクがない）
・心遣い（★が多いほど気を使っている）
・芸術（★が多いほど芸術的）
の5つで評点していこう。各点5点満点合計25点で、すなわち★の数が多いほどいいトラップである。
レア度 ★
安全 ★★★★
清潔度 ★★★★
心遣い ★★★
芸術 ★★★
総合 15点
どこでも見かける街路樹系のトラップ。自然の力で盛り上がってきたのか、最初から根の部分にタイルを覆い被せたのかは不明だ。足元には注意しましょう。
レア度 ★★
安全 ★★★
清潔度 ★★★
心遣い ★★
芸術 ★★
総合 12点
タイル敷設作業中か作業後か、タイルが寄せたままになっている。寄せてあるとはいえ、下を見ないと結構危ない。積み方によってはたまに芸術品も。足元には注意しましょう。
レア度 ★★★
安全 ★★★★
清潔度 ★★★★
心遣い ★
芸術 ★★★
総合 15点
これ地味にこけます。これで足の指、特に親指が巻き爪だった日には悶絶します。はめるならしっかりはめて欲しいですな。アジアはいい加減さが魅力でもあるけれどこういういい加減さはよろしゅうない。足元には注意しましょう。
レア度 ★
安全 ★★★★
清潔度 ★★★★
心遣い ★
芸術 ★
総合 11点
こういう危ない道の端は結構ある。なにやら危ないわ、直さないわ、よくあるわ、アートな感じもしないわで、ゲームだったら980円か500円のワゴンセールですよ。足元には注意しましょう。
レア度 ★★★
安全 ★★★★
清潔度 ★★★
心遣い ★★
芸術 ★★★
総合 15点
なぜか街路樹が切り株のまま。「抜けよ」「掘り起こせよ」とツッコミたくなるけれど、案外悪くない。モノが大きいだけにコケるとしたら芸人の域。でも足元には注意しましょう。
レア度 ★★★
安全 ★★
清潔度 ★★★★
心遣い ★
芸術 ★★★
総合 13点
田舎のほうでよく見がちな地味にあぶないマンホール。これが人混みの中だと特に気がつきにくいので注意が必要。人混みの中ならどれも気がつきにくいですけれども。足元には注意しましょう。
レア度 ★★★★
安全 ★
清潔度 ★★★★
心遣い ★
芸術 ★★★★
総合 14点
なぜか塞いでないマンホール、そして蓋、さらに謎のレンガ（芸術点加点）。これが工事の柵なしにあるのだから始末におえない。工事中の歩道は危険が一杯なのだ。右側も揃う前のテトリスのような。足元には注意しましょう。
レア度 ★★★★★
安全 ★★
清潔度 ★★★★
心遣い ★★★
芸術 ★★★★
総合 18点
マンホールに穴は危ないからと一寸ばかりの心遣い。子供が積み木で作ったお城のような芸術作品となっている。でも乗ったら危ないよね、足元には注意しましょう。
レア度 ★★★★★
安全 ★★★★
清潔度 ★★★★★
心遣い ★★★★★
芸術 ★★★★
総合 23点
大穴に落ちてはいけないからと板を置いた上にさらにポールを置いてみました。手作り感のある極上の気遣い。前を向いてても視界に入って好感触。でも足元には注意しましょう。
レア度 ★★★
安全 ★
清潔度 ★
心遣い ★
芸術 ★
総合 7点
高得点高評価のトラップに対して低評価のトラップも紹介。繁華街の飲み屋街に大穴。穴はゴミが投げ込まれかなーり不潔。中国の繁華街といえども夜は暗い。酒に飲まれた日には、アメリカ横断ウルトラクイズのどろんこクイズで誤答して泥まみれになった人どころではなくなる。しっかり足元には注意しましょう。
レア度 ★★★
安全 ★
清潔度 ★★★
心遣い ★
芸術 ★
総合 9点
これも地味に危ないんですよね。柵が無駄に低いので、足ひっかけて転ぶ可能性がある。しかも屋台街なのだから、うまいもの食べて飲むもの飲んで、帰りがてらいきなりコケてヘッドスライディングしたら台無しですよ。こちらもしっかり足元には注意しましょう。
レア度 ★★★★
安全 ★★
清潔度 ★★★★
心遣い ★
芸術 ★★★★★
総合 16点
正体不明の線が飛び出ている。珍しいけど何の線かわからないだけに、その実力は未知数。芸術点は高いけれど、足元には注意しましょう。
レア度 ★★★★
安全 ★★★★★
清潔度 ★★★★★
心遣い ★★★★★
芸術 ★★★★★
総合 24点
日本では見かけない、道路上の立体芸術。つるつるしていて、気づかずに歩くと「おっ？」となる程度。こういう安全で見かけないのっていいですよね。でも足元には注意しましょう。
ハードモードもあるよ
昼間歩いてもなかなか下を向いてなければ安全でないけれど、夜は全体的に街灯がオレンジ色と暗めでハードモード。夜たまに停電が起き、星明かりだけになるとスーパーハードモードに。
ぼく自身も停電の最中歩いたら落ちたことがあり、その話を中国の人にすると、「落ちた人なんてはじめて見た」と話半分で聞く人が多いけれど、いやいや結構危ないんですよ。
治安とは別に、夜のひとり歩きは危険。昼がっつり歩こう。
