土曜ワイド工場 2012年11月24日
 

動物のつむじがかわいすぎる

これはヤギのつむじです!
これはヤギのつむじです!
人間の頭部には「つむじ」というものがある。渦を巻いているあれだ。漢字で書くと「旋毛」となる。人間には必ずひとつはつむじが存在し、中には2つある人もいる。

この「つむじ」は動物にも存在する場合がある。動物もつむじ持ちなのだ。これが何だかかわいい。ワンパクな小学生のようなかわいさなのだ。ということで、動物のつむじに注目してみたいと思う。
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。
> 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮

つむじとは?

つむじを押すと下痢になる、という都市伝説もある「つむじ」。意外とその存在を忘れがちだけれど、我々人間は必ずつむじを有している。もっともつむじについて何かを意識することは、もはやないに等しい気がするけれど、つむじはいつだって頭部から我々を見守ってくれているのだ。
つむじです
つむじです
この「つむじ」は人間だけのものかと思っていたら、動物にもつむじはあった。人間と違いチャームポイントのような素晴らしい存在のしかたで、愛おしく感じてしまうのが特長だ。
ヤギの
ヤギの
つむじ!
つむじ!

つむじはかわいい!

ヤギのつむじには、寝癖のまま家から飛び出してきた小学生のようなかわいさがあると思う。またヤギは小顔なので、つむじが頭部のおおよそすべてを占めている。そんなところもかわいいではないか。きっと彼らが髪型にこだわり始めたら、かなりセットに苦労すると思うが、かわいいからむしろいい。
つむじが2こあるヤギも!
つむじが2こあるヤギも!
ヤギのつむじは基本的には1つであったが、個体によっては2つあるものもいた。沖縄ではつむじが2つあるものを「ターチマチャー」と言うそうだ。ちなみにヤギでのつむじ2つは稀だけれど、これが鹿になると2つ有するものが断然多くなる。
鹿のつむじは、
鹿のつむじは、
2つあることが、
2つあることが、
多い!
多い!
試験中に落とした消しゴムの行方を探すくらいの感覚で、2つのつむじを持つ鹿に出会うことができる。鹿のつむじはいい意味で垢抜けない雰囲気があってかわいい。方言を話す女の子が有するかわいいに近いものがある。要するに抱きしめたくなるかわいさなのだ。
もちろん1つでもかわいい!
もちろん1つでもかわいい!

動物園はつむじの園

動物界のつむじ王と言えば「モルモット」ということになる。モルモットのつむじは頭部に限らず、体中に存在する。帰り道を忘れないように落としてきたパンくずを食べるカラスのように「ここにも! こっちにも!」とつむじがあるのだ。つむじ好きとしてはポイントが高い。
つむじ・つむじ・つむじ
つむじ・つむじ・つむじ
「ダンス・ダンス・ダンス」と書くと村上春樹の小説のようになるが、「つむじ・つむじ・つむじ」と書くと元気だけが取りえの子供のようなかわいさになる。3つものつむじを持つ動物はあまりいないと思うので、このかわいさはモルモットだけのもの。着飾らなくてもつむじによって、かわいいは作れるのだ。
ラマの、
ラマの、
つむじ
つむじ
つむじなんてないですよ、みたいな顔をしつつ存在するつむじ。それがかわいい。髪型を気にするとつむじのことを多少は気にする必要が出てくるが、動物は髪型を気にする必要がないので、きっとつむじを気にすることもない。それがたまらなくかわいいのだ。
馬のつむじは小さくてかわいい!
馬のつむじは小さくてかわいい!

つむじについて専門家に聞く

動物園に行く度につむじを探していたのだけれど、つむじが見当たらない動物も多かった。コアラもシロクマもカモだって、じっくり観察したけれど、つむじはなく、シロクマなら白いな〜、コアラならよく寝てるな〜、カモなら鍋になるのはこのカモか? という感想しか浮かばない。つむじが見当たらないのだ。
つむじがない!
つむじがない!
探したのに見つからない
探したのに見つからない
動物には必ずしもつむじがあるわけではないのかもしれない。その仮説が本当なのか専門家に聞いてみることにした。まずは動物園の方。いつも動物を見ているので、きっと知っているはずだ。多くの動物園には相談室みたいなものがあるので、動物について質問できる。素晴らしいシステムだ。
聞きました!
聞きました!
「いや、気にしたことがない」という回答だった。つむじを気にしたことがないので、あるかどうかは分からないそうだ。確かに自分のつむじだってそんなに気にしないのだから、動物のつむじを気にするはずがない。つむじの認知度は低いようだ。
動物の絵を見てもつむじが描かれているのを見たことがない(あと、これは顔をハメる位置が微妙だった)
動物の絵を見てもつむじが描かれているのを見たことがない(あと、これは顔をハメる位置が微妙だった)
次は動物関係の専門学校に通っている男女2人に聞いた。共に「分からない」という回答だった。やはり今まで気にしたことがないそうだ。必死に思い出してくれた結果、学校で飼っているコモンリスザルにはない気がする、とのこと。つむじが人気投票に出たら誰も票を入れないような存在感のなさだ。
これはニホンザル。確かにつむじはない
これはニホンザル。確かにつむじはない
最後は知り合いの知り合いの双子の姉に聞いた。彼女は獣医である。これは期待できるかと思ったが、やはり「気にしたことがない」という答えだった。苦労して探した獣医の知り合いだったけれど(離れすぎていてもはや知り合いではないけれど)、やはり気にしないそうだ。

ただ彼女は、つむじね〜と言いながらそばにいた猫を確認してくれた。そして、ないな〜と。でも、犬にはある気がすると教えてくれた。
犬にはあるのか?
犬にはあるのか?
あった!
あった!
犬にはあった。モルモットで分かるように、動物のつむじは必ずしも頭部にあるとは限らないようだ。そして、それ以上に分かったことは、多くの人は動物のつむじを気にしないということ。

自分のつむじもそんなには気にしないし、他人のつむじも気にしない。動物のつむじももちろんそうだ。つむじの地位は低いのだ。せっかくかわいいのに。もったいない。ぜひつむじブームがやってくればと力強く思う。
つむじの競演!
つむじの競演!

つむじから分かる現実

動物のつむじがかわいい、と思い写真を集めだしてから、自分のつむじの写真を撮った。その写真を見て、あれ、少し薄くない? と思った。僕はオデコも広いので割りと本気で危機を感じた。以前、カツラ会社の薄毛のモデルに近いことをしたこともあるので、今後はワカメを食べる必要性をつむじを通して知ることができた。つむじは大切なのだ。今後もつむじに注目していきたいと思う。
つむじと関係ないが、僕が一番好きな動物「プレーリードッグ」
つむじと関係ないが、僕が一番好きな動物「プレーリードッグ」
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