安いのに大きい嬉しさ!
キャベツを買いにスーパーに赴く。もしかしたら売ってないかも、という心配が一切ないのがキャベツのいいところである。絶対にあるのだ。もちろん今回も普通に売られていた。山のように積みあげられて。
キャベツだけを買い、家に帰りおもむろにスーパーの袋からキャベツを取り出し、テーブルに置く。完成だ。キャベツもこれから切られると思っていただろう。違うのだ。これで完成なのだ。
キャベツだけを買い、家に帰りおもむろにスーパーの袋からキャベツを取り出し、テーブルに置く。完成だ。キャベツもこれから切られると思っていただろう。違うのだ。これで完成なのだ。
まるかじり
キャベツは大きく、口を力いっぱいに開ける必要があるため、頬が若干こる。それに打ち勝ち、かじりきると口の中にはキャベツ畑が広がる。草原や高原ではない。広大なキャベツ畑なのだ。キャベツ100%の実力だ。
キャベツの千切りや塩キャベツでは味わえないキャベツの力。色で言えば緑、横浜市で言えば緑区、それくらいにキャベツが口の中にやってくるのだ。こんなにもキャベツを感じたのは初めだった。
また、まるかじりによって生ずるワイルドな感じはたまらない。男なら誰でもワイルドに憧れる。それが簡単に手に入るのだ。キャベツには何も手を加えていない(塩はふったけれど)のに、高い満足感。キャベツのまるかじり、素晴らしいではないか。
キャベツの千切りや塩キャベツでは味わえないキャベツの力。色で言えば緑、横浜市で言えば緑区、それくらいにキャベツが口の中にやってくるのだ。こんなにもキャベツを感じたのは初めだった。
また、まるかじりによって生ずるワイルドな感じはたまらない。男なら誰でもワイルドに憧れる。それが簡単に手に入るのだ。キャベツには何も手を加えていない(塩はふったけれど)のに、高い満足感。キャベツのまるかじり、素晴らしいではないか。
ワイルド! 人型寝袋が革ジャンに見える気がする!
狭いワンルームで、寒いために着ている人型寝袋。そこでかじるは平日の昼間からキャベツ1玉。自分で言うのも照れるが似合っている。
ワイルドな感じが似合っているのか、シューというフランス的な部分が似合っているのか、なにがどう似合っているのかは、悲しくなりそうなので追求しないけれど、とにかくよく似合っている。頑張ろうという力が、キャベツのまるかじりにより生み出されたと思う。素晴らしきランチだった。
ワイルドな感じが似合っているのか、シューというフランス的な部分が似合っているのか、なにがどう似合っているのかは、悲しくなりそうなので追求しないけれど、とにかくよく似合っている。頑張ろうという力が、キャベツのまるかじりにより生み出されたと思う。素晴らしきランチだった。