フェティッシュの火曜日 2013年1月15日
 

入院生活を楽しむ10の方法

レッツ・エンジョイ・入院生活
レッツ・エンジョイ・入院生活
私事で恐縮だが、去年の11月末から12月末にかけて一ヶ月弱入院していた。

ずっと捻挫だと思っていた足首のケガが実は骨折しており、しかも悪い事に偽関節という骨折が悪化したような状態になってしまっていたのだ。そこで手術をする事になり、入院生活に突入した。

入院というとネガティブなイメージになりがちであるが、やはり人生というものはポジティブにいきたいものである。入院中の様子を振り返りながら、入院生活をできるだけ楽しむ方法についてお伝えしたい。
1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。

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その1.入院までの経緯を話の種にする

私が足首を骨折したのは、去年の春から夏にかけて歩いたサンティアゴ巡礼の終盤である。ワインをしこたま飲んでべろんべろんに酔っ払っていたところ、階段を踏み外してしまったのだ。

足首は腫れ上がり物凄く痛かったが、きっと捻挫だろうと考えた私はそのままサンティアゴまで歩き続けた。
サンティアゴ巡礼路の終盤、ビジャフランカという町
サンティアゴ巡礼路の終盤、ビジャフランカという町
その宿の宿で見事に足を踏み外してしまった
その宿の宿で見事に足を踏み外してしまった
杖を突き、足を引きずりながら山を越えた
杖を突き、足を引きずりながら山を越えた
誤った自己診断をした上に医者にもかからず長距離を歩き続け、その後も4ヶ月間放置していたという事で、まぁ、弁解の余地がない自業自得な愚行である。

……とまぁ、このように、ケガをした顛末をある種の自虐ネタとして話せるくらいの余裕があると、幾分気も楽である。

特に入院している患者さんはたいてい時間を持て余しており、同室の人に「どうしてここに入ってきたの?」と聞かれる事もよくある。笑いながら“やっちまった”事について話せれば、コミュニケーションもスムーズだ。

その2.入院を旅行として捉える

複数日に渡り家を空けるという意味で、入院は旅行のようなものである。しかも一ヶ月ともなると、それはもう海外のホテルに長期滞在しているようなものだ。

ここはテンションを上げ、常夏気分(病院内は冬でも暖房効いてるし)で入院生活を楽しむとしようじゃないか。ただし、病院や他の患者さんの迷惑にならない程度で、だ。

入院中、私はカメラを持ち込み、事あるごとに写真を撮らせていただきた。旅行中における記念撮影のようなノリである。
おー、しっかり割れてますね(クリックで骨折部を表示)
へー、折れた部分の上下を削って、腰から骨を取ってはめ込み、金具で固定するんですか!
へー、折れた部分の上下を削って、腰から骨を取ってはめ込み、金具で固定するんですか!
入院は手術の前日だったのだが、私はサンティアゴ巡礼で使っていたザックに荷物を詰め病院へ行った。

今回の旅行(入院)にはこのザックこそがふさわしいと思いながら一人ほくそえんでいたのだが、それを見た看護師さんには「山へ行ってきたんですか?」と聞かれたりもした。
おぉ、巡礼宿よりも立派なベッドだ
おぉ、巡礼宿よりも立派なベッドだ
入院してすぐにネームバンドを装着
入院してすぐにネームバンドを装着
もはや断食だって楽しいイベント
もはや断食だって楽しいイベント
手術は全身麻酔の為、前日の夜から飲食が禁じられていたが、まぁ、それも旅行先でイスラームのラマダン(断食)に遭遇したと考えれば、ちょっと楽しい異文化交流である。

もちろん、手術だって人生初めての一大イベント。術前術後の記念撮影も忘れない。
写真を撮る事で緊張もほぐれる
写真を撮る事で緊張もほぐれる
麻酔切れの直後で朦朧とする中、撮ってもらった
麻酔切れの直後で朦朧とする中、撮ってもらった
骨折部分が埋まり、金具が入りました
骨折部分が埋まり、金具が入りました

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