ちしきの金曜日 2013年1月18日
 

大人が35人、大雪の中10kmさまよい歩く

なぜわざわざこんな天候の日に10kmも歩いたのか。
なぜわざわざこんな天候の日に10kmも歩いたのか。
先日、2013年の1月14日東京は記録的な大雪に見舞われた。都心であれだけ積もるのは珍しい。

子供の頃は無条件に楽しかった雪も、大人にとっては無邪気にはしゃぐものではない。少しうきうきしながらも外出を控え家でおとなしくしていた方も多いのではないだろうか。

そんななか、わざわざ集まって目的地もないまま10kmも歩き回った大人の一団がいる。
もっぱら工場とか団地とかジャンクションを愛でています。著書に「工場萌え」「団地の見究」「ジャンクション」など。
> 個人サイト 住宅都市整理公団

東京、えらいことになってた

こういうとき、よく雪国の人は「東京ってば、ちょっと降ったぐらいですぐ大騒ぎしちゃって」と鼻で笑う、という。

あれ、たぶん雪国の人はそんなこと思ってなくて、雪国出身の現東京在住の人が言っている気がする。あるいは雪国に赴任して帰ってきた東京人が。
東京でスタッドレスタイヤ常備している人ってどれぐらいいるんだろう。
東京でスタッドレスタイヤ常備している人ってどれぐらいいるんだろう。
ともあれ、今回の雪はほんとすごかった。まあ、おっしゃるとおり雪国にとってみればたいしたものじゃないんだろうけど、基本的に降らないのが普通の東京にとってみればびっくり事態なわけで。

それはちょうど、ふだん女の子に縁がない生活を送ってきた男子が、ちょっと親しい態度をとられて動揺する、というやつと同じだ。モテモテの人間から見たら「ちょっと声かけられただけでなに意識してんの(笑)」ってなものだろうが、こっちにしてみればびっくり事態なわけで。

喩えがおかしいですね。
環七の坂道でもたいへんなことが起こってた。
環七の坂道でもたいへんなことが起こってた。
あとスパイクタイヤでないスノータイヤのことを「スタッドレス」って呼ぶの、変だよね。だって普通のタイヤだってスタッドはレスなわけで。
褐色の恋人も立ち往生。
褐色の恋人も立ち往生。
鉄塔に雪積もってるの初めてちゃんと見た!たいへんだけどすてき!
鉄塔に雪積もってるの初めてちゃんと見た!たいへんだけどすてき!
ほんと、東京では珍しい。
ほんと、東京では珍しい。
そうそう、知り合いの送電鉄塔好きに昔教えてもらったんだけど、鉄塔の腕の長さが違う理由は、電線に雪が積もってそれが落ちた時に反動で跳ね上がって(スリートジャンプというらしいです)上の電線にあたってショートしてしまうのを防ぐためとのこと。
コンビニ前の灰皿もこんなだ。
コンビニ前の灰皿もこんなだ。
雪ってば、すきあらば積もるんだな!
雪ってば、すきあらば積もるんだな!
!
とまあ、東京じゅうが慣れない事態に戸惑っているこんな日に、わざわざ出かけることもないのだが、総勢35名が目的地もないまま世田谷をぐるぐると歩き回ったのだ。たいへんだった。ここまでつらいことになるとは思わなかった。でも楽しかったけど。

なんのためにそんなことをしたのか。それは「GPS描き初め」のためだ。

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