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土曜ワイド工場 2013年2月16日
 

フクロウカフェがかなり来てる

猛禽類まみれ
猛禽類まみれ
昨年の暮れに自宅近くをふらふらと散歩していたら、なにかこう、すごいものが「バサバサ」と激しく視界の端をかすめたような気がした。
で、あわてて戻ってきて確認したら、タカがいた。あと、そのすぐ近くでコーヒーを飲みながらフクロウを撫でてる人もいた。
何を言ってるのか分からないかも知れないが、とにかくそういうお店が出来たらしい。
きだてたく きだてたく(きだてたく)
1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。
> 個人サイト イロブン Twitter:tech_k

猛禽類カフェ、きてる。

当サイトでも鷹カフェこと三鷹の『鷹匠茶屋』さんを取材させていただいたことがあるし、そういうお店の存在は知っていた。
が、まさか自宅から徒歩5分の位置に猛禽類を見たり撫でたり手に止まらせながらお茶が出来るカフェがオープンしていたとは。本当に個人的な感想で申し訳ないが、想像の範囲をすれすれ高めに外してきたな、という感じだ。
大きな道路沿いにガラス張りのお店。
大きな道路沿いにガラス張りのお店。
東西線の木場駅からちょっと歩いたところにある『鳥のいるカフェ』。店名が分かり易くて良い。「ちょんまげを結ったサムライ」とか「ネコっぽい雰囲気のイヌ」ぐらいの分かり易さ。

この時点でガラス越しに何かいるのは見て取れると思う。
中を覗くと、明らかに外に向けてガンをつけている。というか、すでに狩る気満々なんじゃないかという視線である。
お店の入口を見てる!
お店の入口を見てる!
入口近くでお出迎えしてくれたのがハリスホーク。サイズは小ぶりだが視線の鋭さが半端ない。超カッコイイ。
視線は鋭いが名前は「ピーちゃん」となごみ系。
視線は鋭いが名前は「ピーちゃん」となごみ系。
ユーラシアワシミミズクによる入場者チェック中。
ユーラシアワシミミズクによる入場者チェック中。
ちなみにお店の真ん前が都バスのバス停なので、バス待ちをしている人が表からずっとのぞき込んでいる。バスが来るまでの時間が気にならない度合いで言えば、都内でも有数のバス停ではなかろうか。
ここならいくらでもバスを待てる。
ここならいくらでもバスを待てる。

ステキ接待の数々

実のところ、お店に入らなくてもたっぷりフクロウとタカを堪能できるのだが、そこで満足していてはいけない。中に入ればさらにバードスタッフの皆さんによる超ステキな接待を受けられるのだ。
超ステキな接待その1 眠くてぽわぽわしてる、てのひらサイズのコキンメフクロウ。
超ステキな接待その1 眠くてぽわぽわしてる、てのひらサイズのコキンメフクロウ。
超ステキな接待その2 シロハラインコによるおさわり。
超ステキな接待その2 シロハラインコによるおさわり。
ラブいカップルだが、両方オス。インコ腐女子なら鼻血ものの接待だ。
ラブいカップルだが、両方オス。インコ腐女子なら鼻血ものの接待だ。
最近流行りのブサカワ系ヨウム。おっさんくさい顔だがまだヒナ。
最近流行りのブサカワ系ヨウム。おっさんくさい顔だがまだヒナ。
どうだ。見事なまでにステキ接待の数々。
このお店は、フクロウやインコなど10羽近くのバードスタッフが常駐しており、お店の混雑具合にもよるが、おさわり・手乗りなどの接待が受けられる。
(里子に出るなど、スタッフは入れ替わることもあります)

鳥カフェのできるまで

店内に入って30分ほどで、鳥の写真ばかり100枚近く撮っていた。
正直、自分でもここまで鳥で興奮するとは思っていなかったので、後からカメラを確認して驚いた。
興奮したまま店長さんにお話を聞いていたので、取材した時の録音データを聞き返したら、めちゃくちゃ失礼な切り込み方をしていた。
店長の鳥山さん。
店長の鳥山さん。
「鳥カフェを作ろうと思い立ったきっかけってどんな感じですか?いっぱい鳥を飼ってるから他の人に見せびらかしたくてとか」
「あ、そうなんですよー。普通に趣味で飼ってたらどんどん増えちゃったんですよ。金銭的にもまずいし、なんとなく『この子達こんなに増やしちゃっていいのかしら』という変な罪悪感みたいなのがあって」

まさかの肯定リターンだ。

「で、お店にしちゃえば、増えたところでお店の接客スタッフを増員したようなもので罪悪感もないですし、こりゃ当たりだなと思って」

「猛禽にハマったきっかけなんですけど、自宅の近所で迷子になってたタカが留まってたのを保護したんですよ。他の方が飼っていたのが逃げたのか…で、警察に届けつつ、飼い主さんが出てくるまでの保護という形で預かってて」

ちなみに鳥山さんのご自宅は普通にバリバリ都内である。まさかそんなところにいるとは思うまい、タカ。出会いがすでに運命的である。

「そういう流れで猛禽のブリーダーさんと知り合いになって、そこでフクロウのヒナを見せられたんですよ。もうその瞬間にズキュンと打ち抜かれちゃって」
鳥山さんを打ち抜いた初代フクロウ。なるほど、これはヤラれる。
鳥山さんを打ち抜いた初代フクロウ。なるほど、これはヤラれる。
「フクロウって飼いやすいんですよ。タカとかはちょっと鳴き声もうるさいんですけど、フクロウは静かだし。あと、フンを真下に落とすから掃除もすごい楽ですよー」
「ヒナから飼えばすごい慣れて甘えてくるし、エサ代もそんなにかからないし、頑丈で長生きするし、病気もしないからワクチン接種とかも必要なくてー」

あっ、お店を作るまでの話を聞いていたつもりが、いつの間にか、フクロウはとても飼いやすいから飼えばいいのに的な流れになってた。
慣れてるから、飼い主の鳥山さんならだっこも可能。そしてガン見されてる僕。
慣れてるから、飼い主の鳥山さんならだっこも可能。そしてガン見されてる僕。
手乗りフクロウ!
手乗りフクロウ!
鳥のいるカフェ
東京都江東区木場2-6-7
セブンスターマンション1F
03-5809-8865
13:00〜22:00 水曜定休


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