ひらめきの月曜日 2013年3月18日
 

おっさんが実践する「かわいくなるずるい方法」

自分との戦いの予感
自分との戦いの予感
人からかっこいいと思われることは、30年前に諦めた。

毎年バレンタインデーに全然チョコをもらえず傷ついた小学生時代。小4くらいの頃に、自分の中で何かが吹っ切れた。かっこいいとか、もういいわ。

不毛なゲームから降りた小学4年生の自分。あれから30年、雑誌で見かけた「かわいくなるずるい方法」を実践してみる。
1973年東京生まれ。今は埼玉県暮らし。写真は勝手にキャベツ太郎になったときのもので、こういう髪型というわけではなく、脳がむき出しになってるわけでもありません。→「俺がキャベツ太郎だ!」

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諦めの果てに見つけた「かわいさ」という方向性

わかった、俺が間違ってた。自分はかっこよさというベクトルに向かうべきではない。成人式までまだ10年残した10歳の自分は、そのことに気がついた。
平成25年3月号の「AneCam」(小学館刊)、書店で見かけて気になった。
平成25年3月号の「AneCam」(小学館刊)、書店で見かけて気になった。
この特集が気になる。特に「ずるい」という部分に引かれる。今さら正攻法で攻めるつもりはないのだ。
この特集が気になる。特に「ずるい」という部分に引かれる。今さら正攻法で攻めるつもりはないのだ。
付箋をたくさん貼って研究。ここに載ってることを齢40のおっさんである自分が実践してみたい。
付箋をたくさん貼って研究。ここに載ってることを齢40のおっさんである自分が実践してみたい。
かっこよさへの道を自ら閉ざすのは、諦めでもあるが、生まれ変わりとも言える。その諦念は「かっこいいと思われたい」という呪縛からの解放でもある。

まずは手軽にできる方法から試そう。こんな簡単な方法でデカ顔解消できるなら嬉しいではないか。
まずは手軽にできる方法から試そう。こんな簡単な方法でデカ顔解消できるなら嬉しいではないか。
どうなのか。
どうなのか。
顔の大きさはともかく、別の問題が浮上してきている気がする。
顔の大きさはともかく、別の問題が浮上してきている気がする。

サッカーが得意でさわやかな本田くんが女子にちやほやされるのを妬ましく思っていた自分とは決別。キラキラ輝きたいと望むからこそ、そうでない自分を恨めしく感じる。はめていた枷を自らの手で壊した私は、負の感情から解き放たれた。

定番的なデザインのものだけでなく、印象的な小物もアピールには必要、ということだろう。言ってることはわかる。
定番的なデザインのものだけでなく、印象的な小物もアピールには必要、ということだろう。言ってることはわかる。
今回チョイスしてみたのは馬型埴輪。かわいいかどうかはともかく、ミステリアスな雰囲気にはつながっているだろうか。
今回チョイスしてみたのは馬型埴輪。かわいいかどうかはともかく、ミステリアスな雰囲気にはつながっているだろうか。

輝こうとするのはもうやめた。それ以降の学校生活において、私の「地蔵時代」が始まる。

本には「バッグの斜めがけって元気でかわいいけれど、胸が強調されてちょっと色っぽい」とのこと。
本には「バッグの斜めがけって元気でかわいいけれど、胸が強調されてちょっと色っぽい」とのこと。
胸が強調されてないし、元気もないしかわいくもない。
胸が強調されてないし、元気もないしかわいくもない。

心の中にあるセルフイメージとしての地蔵。「かさじぞう」に出てくる石でできた地蔵。あの話を初めて絵本で読んだときから、なぜだかシンパシーを感じていた。

普段は黒い地味なバッグばかりを選びがちな自分。ちょっとクセのあるものをチョイスして気分を変えよう。
普段は黒い地味なバッグばかりを選びがちな自分。ちょっとクセのあるものをチョイスして気分を変えよう。
先日、妻が買ってきた新しいバッグ。なんか独特で、試すのにちょうどいい。
先日、妻が買ってきた新しいバッグ。なんか独特で、試すのにちょうどいい。
別に怒ってるわけではない。
別に怒ってるわけではない。

灰色の石というビジュアルがまずいい。路傍に突っ立ってるのもいい。そして木訥な表情がいい。クラスにおける「地蔵キャラ」を目指すことに路線転換したのは今でも正解だったと思う。

これも簡単に試せる方法。角度による見え方の違いをさりげなく取り入れたい。
これも簡単に試せる方法。角度による見え方の違いをさりげなく取り入れたい。
効果はともかく、心が死んでいる。
効果はともかく、心が死んでいる。

とは言え、女子小中学生が地蔵に惹かれるわけもないのはわかってる。「なんかあの子、地蔵っぽくていい感じ」と思われることを目的としたのではない。モテは既に捨て去ったのだ。

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