ロマンの木曜日 2013年3月21日
 

餃子でリバーシ

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餃子を焼き上げ、ひっくり返して皿に盛りつつ思った。「この、一挙にひっくり返す感じ、リバーシだったら気持ちよく勝てるだろうな」と。なので作ってみた。
1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。
> 個人サイト オツハタ万博

夜中に読まないでください

日頃、リバーシなんてめったにやらないが、餃子はよく食べる。私にとって、「ひっくり返す」とはすなわち餃子である。

さっそく餃子を食べる口実ができたので、手っ取り早くスーパーの惣菜餃子を買ってきた。よく観察して、餃子コマを作る参考にしよう、そうしよう。
焼き立ての自家製やお店のも美味しいが、たまに惣菜コーナーの、くたりとした餃子も恋しくなるね。
焼き立ての自家製やお店のも美味しいが、たまに惣菜コーナーの、くたりとした餃子も恋しくなるね。
でもモデルには向いてないなあ。
でもモデルには向いてないなあ。
そう、くたりとしちゃって、全然理想の餃子じゃない。ウミウシ作るならモデルにしてやってもいいが、それなら餃子じゃなくてウミウシをモデルにしたい。ウミウシの話ではない。

我々が餃子と聞いて思い浮かべる姿、真の餃子の姿。餃子のイデア、ともいうべきものが欲しい。でも現実の餃子で形の良いものを手に入れるのは難しいかもしれない。

そこで、餃子プラモを買ってみた。
「こだわりジューシー豚肉の具材パーツ」が入っているぞ。
「こだわりジューシー豚肉の具材パーツ」が入っているぞ。
1個につき5パーツから成る。具材パーツもご丁寧に2枚合わせだ。
1個につき5パーツから成る。具材パーツもご丁寧に2枚合わせだ。
これこそ、今回の記事にかこつけて買ってみたかったものだ。餃子プラモ!何だそれは!欲しいぞ!と、発売時まっ先に思ったのだが、なんでそれが欲しいのかが自分でもよくわからず、保留していたのだ。

ご当地土産の餃子のパッケージを髣髴とさせる外箱、5パーツで1個分のものが4個分入ったその内容、何よりもそれが餃子だということ、そこにニッパーを入れること、全てが未体験でおかしい。
「パチン!」だってウプププ。
「パチン!」だってウプププ。
塗装しなくても餃子だよブハハハ!
塗装しなくても餃子だよブハハハ!
遊ぶのはこれくらいにしておこう。

目の前に、理想の餃子ともいうべき立体を置くことができた。話を進めよう。

ただしこのまま作ったとしても、ひっくり返したときに座りが悪い。皮を合わせた部分を平らにしないといけない。結局、いつも自分が餃子を作るときのように一から粘土をいじることになるのだった。プラモ買わなくてもよかったかもしれない。
アン的な粘土を皮的な粘土に包んで…
アン的な粘土を皮的な粘土に包んで…
ひだを寄せる。いつもの餃子作りそのままに。
ひだを寄せる。いつもの餃子作りそのままに。
そして平らな餃子へ。
そして平らな餃子へ。
ますます、プラモ不要な工程じゃないか。最初の惣菜餃子も要らない。でも満足だ。食べておかないと、真夜中の作業中に餃子がどうしても食べたくなって困ったことだろう。読者の皆さんは今頃お困りのことだろう。

さあ、この扁平餃子を元に、コマを大量生産だ。

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