はっけんの水曜日 2013年4月3日
 

実は、カップ焼きそばのお湯は美味い

エイプリルフールみたいなタイトルだが、それは一昨日終わったので本気記事です。
エイプリルフールみたいなタイトルだが、それは一昨日終わったので本気記事です。
貧乏くさい主張で恥ずかしいのだが、僕はカップ焼きそばのお湯を捨てずに飲む。だって、折角沸かしたお湯を捨てるなんてもったいないだろう。

地球の資源は有限で、その資源を使って沸かしたお湯は高エネルギー体で、それを捨てちゃうなんて非エコ甚だしい。だから飲む。どうだ、ロハスだろう?

今回はカップ焼きそばのお湯について書いていこうかと思います。
あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。
> 個人サイト keiziweb DIY GPS 速攻乗換案内

そもそも、お湯でスープを作るカップ麺があったのだ

若い人は知らないかも知れないが、僕が子供の頃に『焼きそばBAGOOON』というカップ焼きそばがあった。実は今でも東北地方限定で売られているので東北の人は知ってる人が多いと思う。昔は全国で売られていたのだ。

BAGOOONにはお湯で作るワカメスープが付いていた。捨てるしかなかったお湯がスープに化けるという点で画期的な商品だった。
これは今でも北海道では売られてる『やきそば弁当』。8年前の写真である。
これは今でも北海道では売られてる『やきそば弁当』。8年前の写真である。
スープの素が付いたカップ焼きそばといえば、他にも『やきそば弁当』や『焼うどん弁当』などがあり、こちらは北海道限定である。

弁当シリーズもBAGOOONも東洋水産(マルちゃん)の商品なので、東洋水産は伝統的にお湯を捨てたら勿体ないと思っていたのだろう。マルちゃんはエコだ。
こんな感じで中華スープが付いている。麺のもどし湯で作れと書かれている。
こんな感じで中華スープが付いている。麺のもどし湯で作れと書かれている。
焼きそばにスープが付くと大変に食事っぽい。
焼きそばにスープが付くと大変に食事っぽい。

では、他のカップ焼きそばのお湯はどうなのか?

やきそば弁当やBAGOOONはスープの素が付いているが、他の、普通のカップ焼きそばのお湯はどうなんだろう?味に違いはあるのだろうか?

という事で、色んなカップ焼きそばのお湯を飲み比べて、美味しく飲む方法を探ってみた。
ずっと変わらないパッケージ。
ずっと変わらないパッケージ。

マルカ食品 ペヤング ソースやきそば

まずはペヤングのお湯を飲んでみよう。

うっすら黄色で味はかなり薄め。ほぼキャベツのダシって感じだ。スープとして飲むならコンソメなどでちょっと味を足した方がいいだろう。顆粒のコンソメを溶かしてみたらグッと美味しくなった。

お湯を飲むといっても味付け無しではあまりに薄味なので、調味料で適当に味を付けて飲むといい。
味が薄いので、なにか適当に味付けした方がいい。
味が薄いので、なにか適当に味付けした方がいい。
ペヤング自体は安定のジャンク感。緊張感が高い湯切りシステムや駄菓子系の麺、遠くに辛味があるソース。20世紀に食べたペヤングとなにも変わらない味だ。だが、それが良いのだ。
力強いパッケージ。
力強いパッケージ。

エースコック 大盛いか焼きそば

次はエースコックの『大盛いか焼きそば』のお湯。イカのダシを期待したい。

湯はやや黄色めでやや濁りタイプ。大盛という名前の通りお湯も大盛だ。

細かい麺や乾燥具材の欠片が、かなりお湯に混じっている。お湯を捨てる場合はもったいないなと思ってしまう欠片達だが、飲むとなると話は別だ。スープの具や浮き実として俄然輝き出す。その輝きっぷりたるや、水泳大会のおりも政夫の如しだ。
お湯に塩気はほぼなく、キャベツの香りとなにやら薄いうま味がある。これがイカのダシなのかもしれない。お湯を少なくして作るか、塩やうま味調味料を足すと美味しく飲めると思う。
具入りである。というか、こいつの湯切りシステムは麺が漏れすぎなのだ。
具入りである。というか、こいつの湯切りシステムは麺が漏れすぎなのだ。
スーパーカップなので、ボリュームと味の濃さが魅力だ。エースコックのカップ麺はラーメンも3D麺を名乗っている。なにが3Dなのかは各自調べてください。

箸でガシッと掴んでワシワシ食べられるボリュームと容器の底に溜まるほど多いソースが生み出す味の濃さ。みなぎるジャンク感が大盛いか焼きそばの魅力である。
力強いパッケージ。
力強いパッケージ。

日清食品 U.F.O.

3つめは日清食品のU.F.O.だ。日清と言えば、カップヌードルを発明した業界の創造主。商品は常に進化を続け、麺も具も味付けもコロコロ変わっていく。

UFOは麺がモチモチ、ソースはピリ辛。キャベツと肉の味が本物っぽく美味い。本格派の焼きそばを目指した王道系である。
さて本題はお湯だ。透き通った金色で、ちょっと油が浮いていた。なぜか薄めの塩味が付いていて、追加の味付けなしでも美味しい。

キャベツっぽい甘味とうま味が感じられ、意外にしっかりスープなのだ。捨てるにはあまりに惜しいので積極的に飲むべきだと思う。黒胡椒を掛けるのもおすすめ。
焼きそばも美味しいが、このお湯もかなりイケる。なぜこれを捨てることが出来ようか。
焼きそばも美味しいが、このお湯もかなりイケる。なぜこれを捨てることが出来ようか。
次のページでもお湯を飲み比べたり、美味しく飲む工夫をしたりします。


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