チャレンジの日曜日 2013年4月14日
 

かたいプリンが大好きだ!

かたいプリン作りにも挑みます。うまい硬プリン出来ました。
かたいプリン作りにも挑みます。うまい硬プリン出来ました。
プリン好きですか?好きですよね。もちろんそのプリンはかたいプリンですよね。

なに!なめらかプリンだと!

あんな物はクリームだ!プリンはプルンとしているからプリンなんだよ!
1972年生まれ。体力系、料理系の記事を多く書いています。ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しています。利き酒師で、元機械設計屋で元プロボクサー。ウルトラマラソン走ります。米の飯と日本酒が有れば大体なんとかなります。
> 個人サイト 酒と醸し料理 BY 個人ページ「走れば大体大丈夫!」

プリンはかたい方がいい

プリンは卵と牛乳と砂糖とバニラで出来る素朴なお菓子。ケーキ屋に限らず、コンビニやスーパーでも各種販売されています。家庭でも簡単に出来ます。実に美味しいお菓子です。

しかし、そのプリンで最近どうにも納得いかないことがあります。それはやたらに「なめらか」や「とろける」とうたったプリンが多い事。日本人のアゴはいつからそんなに弱くなったんだ!

昭和生まれの私には、プリンと言えば弾力があり、スプーンからはみ出してもプリンの形が保たれるような硬プリン。なめらかプリンも味そのものはいいのですが、あれは柔らか過ぎて食べている気がしない。歯に、口の中にプリンを感じられる硬プリンがいいのです。
マーロウのプリン。かたくなければプリンではない…ではなくハードでなければ生きていけない優しくなければ生きていく資格がない、のフィリップマーロウが目印。
マーロウのプリン。かたくなければプリンではない…ではなくハードでなければ生きていけない優しくなければ生きていく資格がない、のフィリップマーロウが目印。
ということで、硬プリンを取り寄せました。神奈川県横須賀市にあるマーロウのプリンです。
耐熱ビーカーに入った硬プリン。
耐熱ビーカーに入った硬プリン。
神奈川在住の方にはかなり有名な店で、硬プリンが好きならこれだと前から勧められていたもの。一度食べてみたかった。
スプーンの圧力に対抗する頼もしい弾力。
スプーンの圧力に対抗する頼もしい弾力。
スプーンで表面を押すと、崩れることなくそのまま沈みます。期待の出来る硬さです。
重さ250gの鋳鉄の塊。黒豆煮る時に鉄釘の代わりに入れる物です。 
重さ250gの鋳鉄の塊。黒豆煮る時に鉄釘の代わりに入れる物です。 
食べる前に硬さを測ってみます。今回は一定の重さの重りを表面に乗せて、その沈み込む深さで硬さを計測します。
金属の硬さ試験では、一定の力でダイヤモンドなどを押し付けてそれにより出来る跡の大きさで硬さを計測する方法があります。 
金属の硬さ試験では、一定の力でダイヤモンドなどを押し付けてそれにより出来る跡の大きさで硬さを計測する方法があります。 
バニラビーンズが沢山入ったプリンの表面に重りを載せるとこのぐらい沈みました。250gの重りを乗せても崩れることなく形を保っています。
分かりづらいですが、プリンに沈んだ部分だけ濡れて色が変わっています。この長さを測って硬さを比べる。
分かりづらいですが、プリンに沈んだ部分だけ濡れて色が変わっています。この長さを測って硬さを比べる。
プリンに沈んだ部分をノギスで測ってみます。
一家に一台デジタルノギス。
一家に一台デジタルノギス。
18.15mmの沈み量です。比較の為になめらかプリンにも同様のテストをしてみます。
舌に当るかたさと崩れて飲みこむ時の滑らかさ。このバランスが絶妙。卵の風味も濃厚でバニラの香りも甘く、マーロウのプリン超うまい!
舌に当るかたさと崩れて飲みこむ時の滑らかさ。このバランスが絶妙。卵の風味も濃厚でバニラの香りも甘く、マーロウのプリン超うまい!

軟弱者!

比較用に「なめらかプリン」と書かれた物を購入してきました。
耐えられるかな、この重さに。
耐えられるかな、この重さに。
重りを乗せます。
あああぁぁぁっーーー! 
あああぁぁぁっーーー! 
重りは全てのみ込まれてしまうのかという程に沈みました。計測してみます。
なめらかプリンが付着していた部分までを沈み込み量としました。 
なめらかプリンが付着していた部分までを沈み込み量としました。 
およそ1.3倍重りが深く沈みます。この柔らかさでは確かな満足は得られません。

なぜこんな軟弱なプリンばかり増えてしまうのか…
味はいい。しかし、プリンとしての食べ応えが無い。食感も味の内だろ!これではクリームだ!
味はいい。しかし、プリンとしての食べ応えが無い。食感も味の内だろ!これではクリームだ!
フランス語ではプリンの事をクレーム キャラメル(Crême Caramel)と言うそうですが、プリンはクリームではなくプルンとしていて欲しい。プリンの語源は英語のプディング(pudding)が変化したものと言われていますが、その感触を表現したという説もあるのだとか。私としては後者の説を強く支持したいところです。
硬プリンを作る極意をプロに聞く。 
硬プリンを作る極意をプロに聞く。 
どんなに自分がそれを求めていても、世の中の流れがそうでないならば望むものは消えていく。しかたがないですね。ならばどうする。

自分で作るしかないでしょう。ということで、硬プリン作りの極意を教えてもらいました。

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