フェティッシュの火曜日 2013年4月9日
 

そば打って泣く!熱闘そば打ち甲子園

高校生がそばを打つ甲子園で前年度準優勝校に密着
高校生がそばを打つ甲子園で前年度準優勝校に密着
高校生がそばを打つ甲子園があるらしい。その名も全国高校生そば打ち選手権。

そば打ちってそんな野球みたいなものだったか。

そば打ち甲子園の出場校に密着し、みんなで優勝めざして笑って泣いた。(横で見てただけだけど)
1980年生。明日のアーというコントのユニットをはじめました。動画コーナープープーテレビも担当。記事はまじめに書いてます

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ビッグサイトで行われているそば打ち大会
ビッグサイトで行われているそば打ち大会

高校生に密着

群馬県立利根実業高校。このそば打ち選手権団体戦で二年連続で準優勝している高校である。

その利根実が大会前日に下見に行くというのでついていった。

この日、東京ビッグサイトで行われている食品展示会の一角で素人そば打ち名人大会が行われていた。
引率の先生が2名に出場者4名、付き添いの子が1名
引率の先生が2名に出場者4名、付き添いの子が1名

そばの味くらべではないらしい

おっちゃんがそば打ってるところである。高校生興味ないだろうな〜と思ってたらみんな目が真剣だった。

「しまった、これ手洗いが先なんだな」
「先生、麺棒どこに置く?」

なんだかよくわからないことを先生と生徒さんは細かく打ち合わせている。

どうやらそば打ち大会は『料理の鉄人』みたいな味勝負ではないらしい。協会が決めたそば打ちの作法があって、そこから外れたものを減点方式で採点していくようだ。
出場者の大畠くん(左)と金井くん(右)
出場者の大畠くん(左)と金井くん(右)

あいさつも採点される

「選手紹介されたら『よろしくおねがいします』を言おうな」
「差がつくのは結局こういうところなんだよ」

先生と生徒であいさつの打ち合わせまでする。ポイントの中には品位や後片付けまであるからだ。

佐藤先生は「台がガタガタしないか開始前に見ておこうな」とみんなに言う。台である。そこから勝負はじめるのか、途方もないぞ。
同じく、長谷川さん(左)と山田さん(右)
同じく、長谷川さん(左)と山田さん(右)

深い世界があるようだ

せっかくなのでぼくも横でそば打ちをじっと見る。

しかし(……そば打ってるなあ)くらいしか感想がない。他には(みんなそば打って感心だなあ)くらい。

見ていた大畠くんが「うまい……」とつぶやく。これうまいとかあるのか。さっぱりわからなかった。

「うまいです、生地を四角くしていくのに幅がちょうどになってる」らしい。はは〜ん、そういう世界。そういう深い世界があるのだな。
会場はおじいちゃん多し。高校生を見つけるとみんな話しかけてあっというまに人気者に。
会場はおじいちゃん多し。高校生を見つけるとみんな話しかけてあっというまに人気者に。
翌日の東京ビッグサイト、同じ場所でそば打ち甲子園は行われる
翌日の東京ビッグサイト、同じ場所でそば打ち甲子園は行われる
開会式前、担任の先生や友人たちも集まった
開会式前、担任の先生や友人たちも集まった

担任の先生もかけつけて

そば打ち甲子園当日の朝。開会式前には先生や友人が応援にかけつけた。

女子ふたりがヤダーヤダーとしきりに言っている。緊張するのがイヤらしい。言われてみればたしかに、緊張はイヤだ。

「先生きたらわたし泣いちゃうよー」

社会に出るとこういう空気はそうそうない。誰にも気づかれないようにそっと深呼吸してこっそり森林浴をしていた。
きた、われらが利根実の入場
きた、われらが利根実の入場

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