フェティッシュの火曜日 2013年4月23日
 

東京湾アクアラインの海底トンネルで滑り台を滑る

トンネルを出てモグラの気分を実感

さて、緊急避難路の見学を終えた私たちは再び海ほたるへと戻った。建物から出る際、職員さんはまず顔を手で覆い隠し、それからドアを開けた。

何で顔を隠すんだろうと思ったその刹那、ドアから射し込む日の光を受けて、目の前の世界が真っ白に飛んだ。何も見えず、ただ眩しいばかりおたおたする。「目が、目がー!」という台詞を地で行く瞬間であった。
日光&白い壁により目の前は真っ白だ
日光&白い壁により目の前は真っ白だ
トンネルにいたのは一時間強の時間であったものの、目はすっかり暗所に慣れていたらしい。職員さんが顔を覆いつつドアを開いたのは、その事を知っていたからなのだ。さすがはプロ、挙動に抜かりがない。
外にはトンネルを掘ったシールドのモニュメントが展示されている
外にはトンネルを掘ったシールドのモニュメントが展示されている
付いている歯は本物との事だ
付いている歯は本物との事だ
アクララインのトンネルを掘ったシールドは直径14.14m。このモニュメントはその実寸サイズを示しているという。私たちは先程まで、この円の下3分の1の部分にいたのだ。

緊急避難路を歩いていた時には結構広く思えたが、こうしてシールドのサイズを眺めてみると、やはり狭いスペースを最大限に利用しているのだという事が良く分かる。
続いて案内して頂いた車庫。何が出てくるのだろうと思いきや――
続いて案内して頂いた車庫。何が出てくるのだろうと思いきや――
なんと、小型の消防車である
なんと、小型の消防車である
天井の低い緊急避難路は、通常の消防車だと入る事ができない。その為、海ほたるには小型の消防車が用意されているのだ。

海ほたるまで通常の消防車でやってきた消防士さんは、緊急避難路に入る際にこの小型消防車に乗り換えるのである。

これらの消防車はいつでも出動できるようメンテナンスがされており、その車体は新品同様にピカピカだ。
木更津所属だが、交通安全は川崎大師
木更津所属だが、交通安全は川崎大師

事故は起こらないが一番

こうして一通りの見学が終わり、私は興奮が醒めやらぬまま職員さんにお礼を述べて海ほたるを後にした。

アクアラインの避難設備は想像以上にしっかりしたものであり、万が一事故が起こっても緊急避難路へ逃げ込めば大丈夫だろうという安心感が持てた。

もちろん、このような避難設備は一度も使われる事が無いのが一番である。だがしかし、あまりに見事なその設備を眠らせたままにしておくのはもったいない話だ。その点、今回のような見学の機会を設けていただいたのは、非常にありがたい事ですな。
海ほたるのラーメン屋は「陸5K軒」(木更津から5kmの所にあるから)。案内して下さった職員さんの話によると、かなりうまいとの事ですよ
海ほたるのラーメン屋は「陸5K軒」(木更津から5kmの所にあるから)。案内して下さった職員さんの話によると、かなりうまいとの事ですよ

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