ひらめきの月曜日 2013年4月29日
 

男の夢「お姫様抱っこ」に挑む

万物がお姫様になるバンドを発明しました
万物がお姫様になるバンドを発明しました
世の女性は「お姫様抱っこ」に憧れるという。男の強さやたくましさが感じられる点に女心がときめくのだろう。

そうした女性のニーズにはできる限り応えていきたいと思っている僕だが、残念ながらそんなに腕っ節もなければ、人前で平然とお姫様抱っこをできるイタリア人みたいな気質もない。

とはいえ、このままお姫様抱っこをせずに一生を終えるのも少し悔しい。こんな僕でもなんとかお姫様抱っこができる方法を考えてみた。
1980年生まれ埼玉育ち。東京の「やじろべえ」という会社で編集者、ライターをしています。ニューヨーク出身という冗談みたいな経歴の持ち主ですが、英語は全く話せません。

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> 個人サイト Twitter (@noriyukienami)

起源は古代ローマ

お姫様抱っことはそもそも、古代ローマの風習だったらしい。新婚夫婦が新居に入る際、花嫁が入り口でつまづかないように夫が抱きかかえて屋内まで運んだのが由来で、それが今日の洋風ウエディングに継承されたという。
花嫁を思い浮かべながら
花嫁を思い浮かべながら
じつは人前で平然とお姫様抱っこをするような男はしゃらくさいと思っていたが、そうした起源を知るとなかなかロマンチックで素敵なものに思えてくる。
立方体を彼女代わりに
立方体を彼女代わりに
だが、そのへんにあった無機物をお姫様抱っこしても、なかなかロマンチックな気持ちにはならないものだ。とはいえ「お姫様抱っこさせてくれ」なんてカジュアルに頼める女友達もいないので、引き続き無機物でなんとかしてみるしかない。
一筋の光明が差したのはリュックサックを抱っこした時
一筋の光明が差したのはリュックサックを抱っこした時

大事なのは密着感

色々なもので試すもなかなか手ごたえがなく諦めかけたその時、何気なく抱っこしたリュックサックで潮目が変わった。リュックサックのショルダー部分を首にかけたところ、抱っこの密着感が飛躍的にアップしたのだ。女性の腕が首にしがみつく感覚。不覚にも、ちょっとだけキュンとした。
「委ねられているな」。そう感じました
「委ねられているな」。そう感じました
抱っこされる側が相手の首に腕をまわしてしがみつくことにより、密着感がググっと増す。この「しがみつき」こそがお姫様抱っこの肝だったのだ。

この仮説を実証して確かなものにするべく、あるアイテムの制作に取り掛かった。
用意したのは肌色の布と綿
用意したのは肌色の布と綿
綿を布で巻いて
綿を布で巻いて
2m縫ったところで夜が明けた
2m縫ったところで夜が明けた
徹夜で作ったのは女性の腕を模した「お姫様抱っこちゃん」だ。お姫様抱っこの時にしがみつく女性の腕を再現している。

僕は腕の長い女性が好きなのでリーチは2mにした。
手の部分は手袋に綿を詰めて作る
手の部分は手袋に綿を詰めて作る
女性らしい、程良い柔らかさの手になりました
女性らしい、程良い柔らかさの手になりました
最後に、手のひらにマジックテープを縫いつける
最後に、手のひらにマジックテープを縫いつける
完成
完成
うん、すらっと長くてやわらかい、理想的な腕だ。
シュシュをつけると女性らしさがアップするというのは地主さんから学んだメソッド
シュシュをつけると女性らしさがアップするというのは地主さんから学んだメソッド
二の腕のプニプニ感もベスト
二の腕のプニプニ感もベスト

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