フェティッシュの火曜日 2013年6月11日
 

強制捜査工作2題

はたらくひとびと。
はたらくひとびと。
政治や経済がらみの大きな事件になると、たびたび報道されるのが「強制捜査」シーン。あれ、いつも気になっていた。捜査員の皆さんはどのような経路を経て来るのかとか、あのダンボール箱に入れるものの基準とか、人数の上限とか。

でも今日はそこのところは全く置いといて、工作の題材にさせてもらうことにする。
1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。
> 個人サイト オツハタ万博

とりあえずハンコにする

なんでいきなり「強制捜査工作」なのかと聞かれれば、とっても答えに窮するのだが、最近2時間サスペンスで「窓際太郎」を見たのだ。やってると結構見てしまうTVシリーズのひとつである。税務調査官・通称「窓際」氏が、ふだんはうだつのあがらぬ一税務署員に身をやつしているが、ひとたび大規模な脱税事件が発生すれば水戸黄門のごとく本来の身分を明かし、敵をやっつけにいく。

そこで「強制捜査」となる。どこからともなくスーツ姿の捜査官が現れては窓際氏に歩を合わせ、標的の会社へと列を成して行く。あの行列、一度加わってみたい。

その様子を見た自分、この胸に沸き起こるモヤモヤをどうにか何かに昇華してみたいと思った。
強制捜査風景の資料など当然手元にないので、適当に探したニュース画像から使えそうなのをピックアップ。
強制捜査風景の資料など当然手元にないので、適当に探したニュース画像から使えそうなのをピックアップ。
皆さん概して歩幅が大きい。任務の大きさ、そこから来る緊張がそうさせるのか。
皆さん概して歩幅が大きい。任務の大きさ、そこから来る緊張がそうさせるのか。
かっこいいですね。さっそうとしています。

今回題材と工作が無関係にもほどがあるので、気持ち、褒め言葉多めにしておきたい。つまり「怒られないようにゴマする」のである。

さて淡々と、集めた画像から使えそうな横顔を抜き取り、大きさを揃え、粛々とトレースしていく。まずは「消しゴムはんこ」を作ってみたい。強制捜査の消しゴムはんこだ。
黒スーツの人々を、とにかくなぞっていく。
黒スーツの人々を、とにかくなぞっていく。
その線画をこすって、消しゴムに写す 。
その線画をこすって、消しゴムに写す 。
彫る。
彫る。
黒ベタが多いので早く彫れた。これは押すのが楽しみだ。
黒ベタが多いので早く彫れた。これは押すのが楽しみだ。
試しに押してみる。おお、なんだか妙な味わいが…
試しに押してみる。おお、なんだか妙な味わいが…
バリエーションにこだわるあまり、大股の人が少なくなって、疾走感に少し欠ける仕上がりに。ってまあどうでもいいか。
バリエーションにこだわるあまり、大股の人が少なくなって、疾走感に少し欠ける仕上がりに。ってまあどうでもいいか。
小説の挿絵みたいだ。はんこにすると、物事がいい意味で平坦な色合いになる。

そしてはんこにすれば、ずらーっと何人でも増やせて大規模捜査も可能になる。というか連ならせること自体、面白い。白い反物買ってきて手ぬぐいにすりゃよかった!

とりあえずバッグなどに押してみる。
静止画になると、どうにも牧歌的風味に…。
静止画になると、どうにも牧歌的風味に…。
手帳にも押してみる。毎日、ガサ入れされてます。
手帳にも押してみる。毎日、ガサ入れされてます。
うーん、ある種の満足感はある。が、もうひとつ何かが足りない気がする。さっき書いたような、疾走感とか、差し迫った感じ、緊迫感。そういう何かが少しでも感じられるものが、作れたらいいなあ。
ザ・工作な準備。
ザ・工作な準備。

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