ひらめきの月曜日 2013年6月24日
 

あの行列スポットは今…

今ならすぐに会えるかも
今ならすぐに会えるかも
かつて一斉を風靡した人気者や、世間の話題をさらったスポット。それらはいま、どうなっているのだろうか? 例えば「レッサーパンダの風太くん」「東京スカイツリーの展望台」「行列のできる超人気ドーナツ店」などなど。

当時は何時間も行列に並ばないと出会えなかった人気者たち。ブームが一段落した今なら待たされることなく堪能できるかもしれない。そんな「かつての行列スポット」の今を訪ね、現在の行列状況と待ち時間を検証してみた。
1980年生まれ埼玉育ち。東京の「やじろべえ」という会社で編集者、ライターをしています。ニューヨーク出身という冗談みたいな経歴の持ち主ですが、英語は全く話せません。
> 個人サイト Twitter (@noriyukienami)

あの「風太くん」に会いに行く

まず会いに行ったのは千葉市動物公園のレッサーパンダ「風太くんだ」。2005年、背筋を伸ばして後脚で立つ姿が話題となり、一躍大ブレイク。あの頃は、風太の立ち姿を一目見ようと全国から集まった見物客が行列を作る様子が連日ワイドショーで流れていた。
あれから8年、風太くんは10歳になっていた
あれから8年、風太くんは10歳になっていた

孫もいるらしい

当時は2歳だった風太くんも、もうすぐ10歳の誕生日を迎えようとしていた。人間でいえば50歳代にあたるという。ぼくもおっさんになったが風太くんはもはやシニアだ。なんと、もう孫までいるらしい。
風太おじいちゃんの孫の「源太」と「風菜」
風太おじいちゃんの孫の「源太」と「風菜」
入園チケットは孫推しでした
入園チケットは孫推しでした
昨年7月に生まれた双子の「源太」と「風菜」。入園券にはかわいい2頭の写真がプリントされていた。風太くんに変わる新たなスターとしてこの兄弟を売りだして行こうという動物園サイドの気概が伺える。

世代は変わっても、千葉市動物公園の主役はレッサーパンダなのだ。
ぬいぐるみコーナーでも幅を利かせるレッサーパンダ
ぬいぐるみコーナーでも幅を利かせるレッサーパンダ
風太君グッズもまだ売られている
風太君グッズもまだ売られている

お客さんはまばらな園内

なお、この日は日曜日、かつ絶好の行楽日和。にも関わらず、園内にお客さんはまばらであった。

やはり風太くん人気は風化してしまったのか。
ちょっと寂しい雰囲気
ちょっと寂しい雰囲気
だが、そんな園内においてひと際人気を集める一画があった。ここはもしや…。
にわかに賑わう一画
にわかに賑わう一画
風太くんなのか?
風太くんなのか?

風太くんだ

そこにいたのはやぐらの上にうつ伏せに寝そべってくつろぐ一頭のレッサーパンダ。日曜日のお父さんのようなその姿。ぴんと背筋を伸ばして立っていた8年前の雄姿は見る影もないが、愛くるしい表情はあの頃のままだ。

彼が風太くんに違いない。

人気絶頂の頃は何時間もの行列に並んで、やっとちらっと拝める程度だった風太くんだが、今ならあっさり対面できる。しかも何時間でもじっくり眺めていられる。
今もけっこう人気者だったが、行列というほどではない
今もけっこう人気者だったが、行列というほどではない

ボスの風格

今や同園レッサーパンダ一家の大黒柱となった風太くん。石原軍団でいえば渡哲也のポジションだ。見物客から声をかけられても微動だにせず、余裕たっぷりの物腰である。
年のせいか寝ていることも多くなったという風太くん
年のせいか寝ていることも多くなったという風太くん
「…あつ〜」
「…あつ〜」

今は立たない

寄る年波には勝てないのか、いつからか立つこともなくなったという風太くん。日陰でダラダラしている姿もかわいいが、できればもう一度、あの凛とした立ち姿を見たいものだ。
もうこんな姿は見られないのかもしれない
もうこんな姿は見られないのかもしれない

8年で大家族を形成

ちなみにそんな風太くんには子どもがたくさんいるらしい。奥さんのチィチィとの間に8頭の子宝を授かり、レッサーパンダ界のビッグダディと化しているそうだ。
木村カエラの旦那みたいな名前の末っ子
木村カエラの旦那みたいな名前の末っ子
血気盛んなお年頃らしく、元気に動き回る
血気盛んなお年頃らしく、元気に動き回る
親父に勝るとも劣らない人気
親父に勝るとも劣らない人気
というわけで、子どもや孫に囲まれて幸せに暮らしていた風太くん。人気もそこそこ健在で安心した。今なら待ち時間なしで見られるので、おっさんになった風太くんに会いたい人はぜひ、訪ねてみてほしい。

「レッサーパンダの風太」の今

行列:なし 待ち時間:なし
次は東京スカイツリーにやってきた
次は東京スカイツリーにやってきた

次の行列スポットへ

千葉動物公園を後にし、次にやってきたのは東京スカイツリーだ。2012年5月のオープン当時、展望デッキへの入場チケットを求める人々が長蛇の列を作ったことは記憶に新しい。その後もしばらくはなかなか当日券が手に入らないと言われていたが、あれから1年経った今ならすぐに入れるかもしれない。

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