土曜ワイド工場 2013年6月29日
 

コーレーグースをどれくらい飲むと酔うのか

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島唐辛子を泡盛につけ込んだ「コーレーグース」。薬味として沖縄そばにかけて使われることが多いのだが、いったいどのくらい使ったら酔っ払うのだろうか。

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(沖縄県内のスーパーではそばコーナーに常設)
(沖縄県内のスーパーではそばコーナーに常設)
「コーレーグース」は沖縄で育つ唐辛子「島唐辛子」を泡盛につけ込んだ薬味で、島唐辛子を入れた瓶などの容器に、泡盛を注いで1ヶ月くらい放置しておくというシンプルな製法で作られているものです。使い方としては沖縄そばの薬味として、日本そばでいう七味唐辛子のような位置づけにあたるのではないかと思います。沖縄に来たことのある方はぶらりと入った食堂などで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

で、本題ですが、コーレーグースは泡盛ベースの調味料なので沖縄の旅行者向けガイド本などには「沖縄そばにかけ過ぎると酔っ払っちゃうよ!」 みたいなことが書いてあるわけです。

しかし、誰もが一度は思ったのではないでしょうか?コーレーグースを果たしてどれくらい使うと酔っ払うのかと。
今回はそれを検証したいと思います。
今回はそれを検証したいと思います。

コーレーグースを飲んでみる

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というわけで用意したのはコーレーグース、水、牛乳、そしてアルコールチェッカーです。
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まずは胃を保護するために牛乳を飲みます。
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アルコールチェック。当然現在の数値は0mg/l。

今回はコーレーグースで酔っ払う=車が運転できない=酒気帯び運転という形で考えてみることにします。

酒気帯び運転で検挙されるのは呼気1リットル中のアルコール濃度が0.1どれくらいコーレーグースを飲んだらアルコール濃度が0.15mlになるのか 、で検証を進めていこうと思います。
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それではやってみましょう。
ペットボトルのキャップ1杯
ペットボトルのキャップ1杯
コップに入れます
コップに入れます
ペットボトルのキャップは2杯で大さじ1杯分(15ml)なのだそうです。とりあえずペットボトルキャップ1杯分、7.5mlから始めます。
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最初はストレートで飲んでみることにします。
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当然ですが辛い。辛いだけの飲み物です。泡盛のアルコール度数は30度前後が一般的ですが、口と喉が燃えるように熱い!
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間髪入れずにアルコールチェックをしてみます。
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結果:0.15ml。

…あ…れ?終了?



このまま終わろうかとも思ったのですが、さすがに7.5mlで酒気帯びになってしまうと、沖縄そば屋でコーレグースをかけた人は誰も運転できなくなってしまいそうです。
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一旦水で口をゆすいで、再度アルコールチェックをしてみました。
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結果は0.10ml。口の中をよくゆすがないと高い値が出てしまうみたいです。

キャップ2杯目(15ml)

続いて2杯目。
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ストレートはさすがにしんどいので水割りにしました。
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水割りはストレートよりは口と喉に優しいですが、すでに唇が燃えるようです。
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2杯目(15ml):アルコール度数0.10ml
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さっきと変わらねぇ…。

キャップ3杯目(22.5ml)

3杯目にいきます。
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そろそろこの企画が嫌になってきました。
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飲みます。舌の上を転がすと辛いので、のどに流し込むとわりとスッキリ飲めます。
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3杯目(22.5ml):アルコール度数0.10ml
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(ほんとにこれ正確なのかよ…!)

キャップ4-5杯目(37.5ml)

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全然数値に変化がないのでちょっと焦ってきました。
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今度はキャップに2杯(15ml)一度に入れてみることにします。
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上がキャップ2杯分を入れた水割りを飲んでいる写真ですが、何枚か撮ってるのにもかかわらず、全部ものすごい悲痛な顔をしています。この時点で唇のヒリヒリが限界です。
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果たして結果は…
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0.15ml(酒気帯び)!

というわけで実験ではペットボトルキャップ5杯分(37.5ml)コーレグースを使うと酒気帯びになることが判明しました。
まぁ、個人差もありますし、なにより今回使ったアルコールチェッカーが安いやつなので誤差も結構ありそうです。

37.5mlのコーレグースをそばに試す

ここで検証を終えても良かったんですが、せっかくなのでそば屋に来ました。
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先ほどの検証結果「コーレーグース37.5mlは酒気帯び」を実際に確認してみます。
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コーレーグースをそばに入れていきます。因みにそばが小さいんですがこれは「ミニそば」というやつで、通常のそばよりかなり小さいやつです。なぜなら直前にご飯を食べたので、そんなにそばが食べられなかったからなんです。
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コーレーグースを37.5ml入れたそばを食べます。このミニそばの大きさだとこの量のコーレグースを入れるとほぼ泡盛の臭いしかしません。そばを食べてるんじゃなくて、なんか泡盛の水割りを飲んでる感じがします。
アルコールチェック
アルコールチェック
気になる結果は…
気になる結果は…
それではアルコールチェックをしてみましょう。
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0.25ml(酒気帯び)!

さっきより高い数値になりました。一気にペットボトルキャップ5杯分を飲んだのが悪かったのか、機械の誤差なのかは分かりませんがこのくらいの数値だと確実に酒気帯び運転になりそうです(この日は他の人に車を運転してもらって帰りました)。

コーレーグースに気をつけろ

というわけで今回の検証では37.5mlくらいコーレーグースを使うと酒気帯びになってしまうという結果となりましたが、多分アルコールチェッカーの精度や私の体質などにも依存した結果だと思いますので、皆様沖縄にご旅行の際はコーレーグースの使いすぎにはくれぐれもご注意くださいませ。

また、本来コーレーグースはそばの薬味であり、少量使ってそばの味を引き立てるものですので飲んでも辛いだけです。実験してみたいという方は自己責任で(僕は翌日酷い下痢でした)、よい子のみんなは二十歳になってから試しましょう。

なお、DEEokinawaではこの結果に調子づいて

豆腐ようをどれぐらい食べると酔うのか
泡盛スイーツをどれぐらい食べると酔うのか

なる記事も公開しております。興味のある方は是非。
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