はっけんの水曜日 2013年7月3日
 

のぼり旗工場で等身大自分を印刷してもらう

工場見学の最後にこの等身大自分を印刷してもらいました
工場見学の最後にこの等身大自分を印刷してもらいました
町はのぼり旗であふれている。

いちど、のぼり旗が気になってしまうと、町のそこかしこに、さまざまなのぼり旗があることに気づく。

いったいこれらののぼり旗はどのように作られているのか?

このたび、そんな気になる存在「のぼり旗」の工場を見学させてもらうことができた。
鳥取県出身。東京都中央区在住。フリーライター(自称)。境界や境目がとてもきになる。尊敬する人はバッハ。

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のぼり旗、どこでどうやって作ってんの?

「ニュージランドは羊が人口の7倍いる」という地理ジョークがあるけれど、日本の場合はのぼり旗ではないだろうか。
いたるところにあるのぼり旗
いたるところにあるのぼり旗
牛丼屋、中古車センター、携帯ショップ、コンビニ……日本全国にあるのぼり旗をかき集めたら人口の7倍ぐらいは確実にあるはずだ。

しかし、そんなに頻繁に目にするものなのに、のぼり旗を作っている所は見たことがない。町でよく見かけるのに、作られている所を見たことがないのは、ハトの雛のようでもある。
愛知県一宮市にある堀江織物さんへおじゃましました
愛知県一宮市にある堀江織物さんへおじゃましました
今回は、愛知県一宮市にある「堀江織物」におじゃまして、のぼり旗の製造工程を見学させてもらった。
案内してくださった堀江さん兄弟
案内してくださった堀江さん兄弟
案内して頂いた堀江さんによると、現在工場では大きく分けるとシルクスクリーン印刷とインクジェットプリンタでの印刷の二種類の方法でのぼり旗を印刷しているとのこと。
事務所で出荷を待つのぼり旗を見せてもらう
事務所で出荷を待つのぼり旗を見せてもらう
そのうち、シルクスクリーン印刷での印刷のほうが昔からのやり方で、現在でも大量に作るにはシルクスクリーンで印刷の方がいいそうだ。

プリントゴッコがわからない

ところでこの「シルクスクリーン印刷」とはいったいどのようなものなのか。ざっくりと3行ぐらいで解説すると、こんな感じだろうか?

シルクスクリーンとは孔版印刷といわれるもののひとつで、穴の開いている部分にインクを通し、穴の形そのままに印刷する手法。

ということだろうか。図に示すとこんな感じになる。
穴の開いている所にインクが乗る
穴の開いている所にインクが乗る
堀江さんは、見学にきた高校生などによく「プリントゴッコと同じしくみなんです」というふうに説明するそうだが、今の高校生はプリントゴッコじたいを知らないので説明によけい骨が折れるらしい。ジェネレーションギャップというやつである。

なお、シルクスクリーン印刷の説明ではプリントゴッコに例えるのがとても便利なので、この記事を読まれている読者諸兄におかれましては、プリントゴッコをご存知なものとして書き進めたいと思う。
※それでも知らないという方はこちらを御覧ください。

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