ちしきの金曜日 2013年7月5日
 

すし屋の「し」とうなぎ屋の「う」

かみしめるの「し」

実はこの今回のネタをデイリーポータルZの会議で説明した時も「あー、ありますよねー」「わかるわかるー」という心温まる反応だった。

しかしそれで自信をつけてしまったためにこの始末だ。ぜんぜんないじゃないか。なんだぼくらはそろいもそろって心理学的誤謬におちいってたのか。

と、いささか逆ギレぎみになった、そのとき!
あったーーー!
あったーーー!
すばらしい!やはり「し」の上に「寿」がのっかってこその「ダイナミッし」だと思う。右から読むというのももすてき。
すばらしい!やはり「し」の上に「寿」がのっかってこその「ダイナミッし」だと思う。右から読むというのももすてき。
街のお持ち帰り専用すし屋!そういうのもあるのか。すてきだ。そして手前の看板の「し」!すばらしいい!
街のお持ち帰り専用すし屋!そういうのもあるのか。すてきだ。そして手前の看板の「し」!すばらしいい!
この看板をお持ち帰りたい。
この看板をお持ち帰りたい。
やはりあるところにはあるのだ。あって当たり前だと思っていたものがそうではなかったと思い知った後に出会った喜び。幸せとはそういうものだ。この喜びをかみしめたい。

一方で、上の暖簾の「理想の『し』」で気づいたことがある。って、すごく当たり前のことなんだけど、暖簾って風で揺れるのな。
たとえばこの見事な「し」の店は…
たとえばこの見事な「し」の店は…
暖簾にもすばらしい「し」が垣間見えるのだが、風で…
暖簾にもすばらしい「し」が垣間見えるのだが、風で…
何度か移動して戻ったりを繰り返し、小一時間粘ったがずっとこのままだった。「『し』が見たいので暖簾戻していいですか?」とお店の人に聞く勇気もなく、あきらめた次第。暖簾、やっかいなやつだ。

よく見ると「廣寿し」の読む順番が「真ん中→右→左」という順番だ。これはすごい。これも「ダイナミッし」ならではの現象だと思う。ああ、もったいない。今度また改めて見に行こうっと。

すし屋は夜か

もうひとつ気がついたのは、すし屋って昼やってない、ってこと。これは計算外だった。っていうか、今思えばあたりまえなんだけど。
看板には「ダイナミッし」はないが、あるいは暖簾には…。しかしまだまだ仕込み中!
看板には「ダイナミッし」はないが、あるいは暖簾には…。しかしまだまだ仕込み中!
だんだん開店前で暖簾が見れないことを理由にして「きっとあそこにはすてきな『し』が!」と思い込みはじめる始末。
だんだん開店前で暖簾が見れないことを理由にして「きっとあそこにはすてきな『し』が!」と思い込みはじめる始末。
現にこうやって出番を待つ暖簾に見事な『し』があったりする。悔しい。
現にこうやって出番を待つ暖簾に見事な『し』があったりする。悔しい。
こういう「街のすし屋」に縁がないので、昼に来てしまった。鑑賞時刻を見誤った。悔しい。

しかし、上の暖簾の「し」は、よく見ると前述の暖簾と同じだ。たぶん出来合いのすし屋向け暖簾なのだろう。大量生産品好きのぼくだが「ダイナミッし」に関してはオリジナルであってほしい。
とはいえ、このすし屋、壁画がオリジナルすぎてかっこよかった。
とはいえ、このすし屋、壁画がオリジナルすぎてかっこよかった。
で、もうひとつ、いまさらだがそもそも根本的な疑問が浮かんだ。

なぜ「し」はダイナミックになるのだろう?

<もどる▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ
↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓