フェティッシュの火曜日 2013年7月30日
 

長野県にもある五稜郭

星の形をしたお城「五稜郭」、実は長野県にもあるのです
星の形をしたお城「五稜郭」、実は長野県にもあるのです
北海道は函館市の名所として知られる五稜郭。まるで五芒星のような縄張りが特徴的な、日本には数少ない西洋式のお城である。

しかしご存じだろうか。五稜郭は函館のみならず、長野県にも存在するという事を。
1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。

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函館市の五稜郭

さて、まずは函館の五稜郭を見てみよう。幕末の慶応2年(1866年)、江戸幕府によって築かれたその城は、大層立派なものである。

五稜郭の側には五稜郭タワーなる展望台が建っており、そこから五稜郭の全貌を見渡す事ができる。
幾何学的で綺麗なお城ですな
幾何学的で綺麗なお城ですな
展望台に置かれていた模型。まさに星形!
展望台に置かれていた模型。まさに星形!
現在は国の特別史跡に指定されている
現在は国の特別史跡に指定されている
星の先っちょの鋭角っぷりがたまらない
星の先っちょの鋭角っぷりがたまらない
とまぁ、五稜郭である。函館の観光と言えば、五稜郭か赤レンガ倉庫かというくらいに定番なスポットだ。

このような星形の城は、ヨーロッパで発達した西洋城郭であり、星形城郭あるいは稜堡式城郭などと呼ばれている。

本場の星形城郭をちょっと紹介

鉄砲や大砲の登場により、ヨーロッパの城事情は劇的に変化した。

真っ先に砲撃のターゲットとなる高い塔は無くなり、また直線的な射撃での死角を無くすため、星のようなトゲトゲした形になったのだ。

その幾何学的な縄張りは見た目にも美しく、衛星写真を見ているだけでも楽しいものである。

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オランダのバウルタンゲ

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こちらはフランスのヌフ=ブリサック

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再びオランダのナールデン
サンティアゴ巡礼で私が訪れた、スペインのパンプローナにもある
サンティアゴ巡礼で私が訪れた、スペインのパンプローナにもある
日本の五稜郭は、これら西洋の築城技術を取り入れたものである。

日本に築かれた星形城郭は二件。そのうちの一つが函館の五稜郭であり、そしてもう一つが今回紹介する長野県の五稜郭こと龍岡城だ。

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