ロマンの木曜日 2013年8月1日
 

とにかく体重を減らせ!人間塩出し昆布マラソン

どう見てもマラソン大会には見えないですが。
どう見てもマラソン大会には見えないですが。
先日、人間塩出し昆布マラソンという大会に出てきた。

「人間」。まあ人間だろう、マラソン大会だし。

「塩出し」。これは汗をかく、ということだろうか。

「昆布」。

こ、昆布?

よくわからなかったので出場してみました。
1975年愛知県生まれ。行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。
> 個人サイト むかない安藤 ツイッター

マラソン大会をやるシーズンではない

マラソンのシーズンは主に秋冬である。マラソンみたいに長い距離を走るにはやっぱり涼しい季節がいいのだ。
東京マラソンのスタート風景。これは3月。
東京マラソンのスタート風景。これは3月。
しかし中には夏の盛りに開催されるマラソンもある。それが今回僕の出た「人間塩出し昆布マラソン」である。

名前だけ見るとなんだそれ、な大会だが、実は今年で第18回目を迎える歴史ある大会らしい。
集合場所は海水浴場だった。
集合場所は海水浴場だった。
まさかの大会本部(海の家)。
まさかの大会本部(海の家)。

マラソン大会をやる場所ではない

人間塩出し昆布マラソンは大会本部が海の家だった。しかも貸し切りではないので普通に海水浴をしに来た人がかき氷を食べたりビールを飲んだりしてる。その横で僕たちはジョギングシューズの靴紐を結びなおしているのだ。真夏の海である。どちらが正しい姿か、考えなくてもわかるだろう。
受付をすますと参加賞としてタオルとポカリスエットがもらえる。無記名の賞状ももらえたので完走したら自分で名前を書けということだろう。
受付をすますと参加賞としてタオルとポカリスエットがもらえる。無記名の賞状ももらえたので完走したら自分で名前を書けということだろう。
参加賞には大会名にちなんで昆布も入っていた。食べたらうまかったです。
参加賞には大会名にちなんで昆布も入っていた。食べたらうまかったです。
そもそも人間塩出し昆布マラソンってなんだろう。

簡単に言えば走る前と後とで体重を測って比べ、減った体重で順位を競う大会である。タイムとか関係ない、一番たくさん体重を減らした人が優勝の大会なのだ。

ちなみに去年の優勝者は体重9キロ減である。
スタート前の待ちの時間中にどれだけ体重を増やせるかがポイントとなる。
スタート前の待ちの時間中にどれだけ体重を増やせるかがポイントとなる。
僕は1.5リットル飲みました。
僕は1.5リットル飲みました。

9キロて

いまさらりと書いたが体重9キロ減ってどういうことだ。ありえないだろうそれ。にわかには信じられないが大会記録にちゃんと9キロ減とかかれているのでまじなんだろう。できればその人に去年取材したかった(ビフォーアフターで写真撮りたかった)。
海で出たゴミっぽいけど荷物預り所です。
海で出たゴミっぽいけど荷物預り所です。
スタート前の計量。この体重からどれだけ減らせたかで順位が決まります。
スタート前の計量。この体重からどれだけ減らせたかで順位が決まります。
とりあえず計量の前に水分を摂っておいた方が有利だろう、ということで僕は500mlのペットボトルを3本空けた。これで約1.5キロ体重を増やしたことになる。これでもけっこうがんばった。単純に飲んだ分だけ走って減らせるのならば1.5キロ減まで狙えるわけだ。

しかしそんなに簡単なものだろうか。人間の体って袋じゃないんだから、飲んだ分だけ出したりとかできるものなのか。隣では友人が5リットル目、と言いながらペットボトルをラッパ飲みしていた。

そうこうしているうちに選手全員が広場に呼び出される。
走る前の準備体操として全員でエアロビクスを踊った。ここですでに汗だくになる。
走る前の準備体操として全員でエアロビクスをやるのだ。ここですでに汗だくになる。
走る前に参加する200人でエアロビクスをやる。

これ、準備運動という名目なんだけど、ここですでに汗をかくことになる。普通のマラソン大会だったらできるだけ足を温存しておきたい時間だが、今回は違う。一分でも長く汗をかきたいのだ。

まったくこの大会のことを知らずに海水浴に来た人たちは、汗だくの200人の集団を、すこし離れた場所から写真に撮ったりしていた。

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