はっけんの水曜日 2013年9月11日
 

過去を思い出して「ああ…」それが思い出しアーだ!

ああ〜……あれ?
ああ〜……あれ?

アーのセットリストをみる

展望台につくとがまんしていたアーが一気に……とはいかず、あれ、雄大な景色を前に止まってしまった。景色の雄大さを前にちっぽけな思い出がちぢこまってしまってるのか。

こんなときのための思い出しアー・セットリストだ。吐くためにのどに指をつっこむような行為である。
あんまり爽快感がない
あんまり爽快感がない

これが最高のアーなのか

セットリストを見て思い出す。

ああ〜そういえば世界の北野監督に(このインタビュアー大丈夫か?)って思われた(※)な。あ、あ、あ〜! 隣では藤原が「あ〜……死にたい死にたい」ぶっそうなことをいって周囲の登山客を困惑させている。

……しかしなにかがおかしい。声が飛ばずに満足感がない。

雄大な景色なのに目の前に透明なガラスがあるように感じるのだ。なんだこれは。景色とアーが反発しあっている。

※先ほどの要潤と同様に、本物の北野武が出てきた記事はこちら。芸能人と会った思い出は大体アー化する。

[参考]大物監督にコケる芸を学ぶ
ひらけた展望なのに壁があるように感じる……これはなんだ?
ひらけた展望なのに壁があるように感じる……これはなんだ?
自然とアーが反発しあうというか……いや、何をやっているんだこれは
下山。下りは体も楽で地面を見ながらだとアーも出やすい
下山。下りは体も楽で地面を見ながらだとアーも出やすい

視点の問題か

しばらく山頂でアーを試みたあと山を下りる。先ほどの大自然とうってかわり地面を見ながら歩くといくらでもアーが出る。

「視点の問題ですかね」と藤原がいう。

山の景色とちがって、部屋にしろ地面にしろ近い視点は自意識の延長だ。アーは他人がいない世界でだけ出るのではないか。

となれば座禅や瞑想でアーに集中することが最高のアーなのだろうか。

「あ〜、恥ずかしい恥ずかしい……」

座禅してる人がそんなこといってたら和尚さんの板で袋叩きにあいそうではあるが。
歩きながら思い出しアーを連発。うしろむきハイキング、始まる。
歩きながら思い出しアーを連発。うしろむきハイキング、始まる。

後ろ向きハイキング

アー。アー。発散されなかったアーを連発しながら山を下りる。

アーは心のあくびみたいなものじゃないか。藤原がいう。私たちの心はどうも酸素がたりてないようだ。

しかしなんて後ろ向きなハイキングだろう。

むこうからやってくる「こんにちは」に対し、「あ〜、あ〜、あ〜、すいませんすいませんすいません……」とブツブツやって下山するのだ。

山頂でいったいなにがあったのだろうと思われたろう。天狗のしわざか、いや、その実態は思い出しアーである。

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