ロマンの木曜日 2013年10月31日
 

ヤンキープロジェクションマッピング

刺繍ではなくプロジェクターで文字を描きます
刺繍ではなくプロジェクターで文字を描きます
昔はワルだったんだぞと言ってみたい。
でも昔は飼育委員だったし部活は美術部だ。ヤンキーになったことがない。だから特攻服なんていちども着たことがない。

40過ぎて、いちどぐらいああいう特殊な服を着ておくのも面白いんじゃないかと思うようになった。
そのまま着るのも照れくさいので2013年なりの工夫をもって着てみたのだ。
1971年東京生まれ。ニフティ株式会社勤務。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと新宿区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。
> 個人サイト webやぎの目

刺繍の代わりにプロジェクター

ヤンキーが着ている妙に長い上着を特攻服と呼ぶ。背中に漢字多めで刺繍をするのが風習である(興味のあるかたは「特攻服 刺繍」で画像検索してください。)

僕も特攻服を着るなら
・帝里威法多瑠Z(デイリーポータルZ)
・圧闘 仁封帝(アットニフティ)
と書いてみたい。
しかし刺繍は高いので文字を投影することにした。これなら何パターンでも作ることができる。

いま風に言えばプロジェクションマッピングである(ただのプロジェクターだけどな)。メディアアートが日本土着の美意識と融合したようすをご覧いただきたい。
デイリーポータルZ、夜露死苦!
デイリーポータルZ、夜露死苦!
いいね!おしてくれよ。承認欲求、夜露死苦!
いいね!おしてくれよ。承認欲求、夜露死苦!
お命、シェアさせていただきます
お命、シェアさせていただきます
今回モデルになってもらうのはライター伊藤さん、べつやくさん、編集部安藤、そして僕の4名である。いずれ劣らぬ文化系である。バリバリ読書家だぜ。
撮影の全景。プロジェクターを持ってるだけ
撮影の全景。プロジェクターを持ってるだけ

ヤンキーへの道

この特攻服は厚木で買ってきたものである。ネットで探したら店頭販売している店が厚木にあったのだ。
ファッションハウス アオキ
ファッションハウス アオキ
厚木出身の伊藤さんによると地元では有名な店だそうだ。サイトを見ると有名な映画の衣装も手がけている。
特攻服はカラーバリエーションあり
特攻服はカラーバリエーションあり
買っておけばよかったとあとで後悔したシャツ
買っておけばよかったとあとで後悔したシャツ
変形学生服や特攻服が並んでいて興奮した。実物を見るのははじめてである。刺繍もしてくれるのだが今回は素の特攻服を購入。ついでにステッカーも買った。
ステッカー・右のプラ板はしたじき
ステッカー・右のプラ板はしたじき
ステッカーはノートパソコンに貼ろう。これで役員が出る会議に呼ばれても恐くない。「仏恥義理でPDCA回すので夜露死苦!」と報告したい。

白衣に見える

撮影開始直後、伊藤さんが興奮気味に人生初特攻服に袖を通すと…。
医者だ
医者だ
会議を終えて回診に向かう医師である。特攻服よりも年齢による分別がにじみ出てしまった。なかなかヤンキーにはなれない。

しかもスーツがまた医師感を増している(この前にスーツを着る企画の撮影をしていたのだ)。
制服の下のネクタイがコンビニ店長のようである。
制服の下のネクタイがコンビニ店長のようである。
かっこつけたつもりで撮った写真だが、店長にバイトを無断で休んだことを怒られているような写真になった。
あと、「押忍」というタグがもったいなくてとれない。

スタートボタンはいけてないぜ

プロジェクターから投影しているのはこのような画像である。
文字以外のところを黒くしておくのがポイント
文字以外のところを黒くしておくのがポイント
背景を白にするとそこが光ってしまうため、光らせたくない部分は黒にしておく。文字には刺繍っぽく見えるようテクスチャを重ねて立体感を出している。

これをフォトショップで開いて投影すると…
一見ちゃんとしているように見えるが
一見ちゃんとしているように見えるが
マウスカーソル
マウスカーソル
スタートボタン
スタートボタン
特攻服のうえにデスクトップが展開されてしまうので要注意である。仲間に「おめえ、マウスカーソルあんじゃねえかよ!」「スタートボタン押すぞてめえ」と絡まれること必至である。

プロジェクションマップドヤンキーたるものファイルはきちんと全画面表示にしてから投影したい。

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