ひらめきの月曜日 2013年11月11日
 

ギアとか滑車が満載のレゴセットが超いい

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はい、みなさんこんにちは。「今月の物欲」のコーナーです。今回ご紹介するのはコレ、「Lego Crazy Action Contraptions」!
ギアや滑車などのメカニズム部品満載、動く機械が作れるレゴのセットです。
インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変な音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。
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レゴでメカる

「レゴ?あの子供が遊ぶやつでしょ?」
という人も多いと思うけど、それと同じくらい
「レゴ?あの子供が遊んだり、マニアが大量の部品を使って巨大な世界遺産を作ったりするやつでしょ?」
という人も多いのではないだろうか。

建築物だけじゃなく、最近だとレゴで3Dプリンタを作っちゃった人なんかもいる。こうやって本気でやれば面白いことができそうなのだが、そのためにはとにかく金と時間に糸目をつけてはいけないイメージ。要するに敷居が高い。そこまでやるならレゴ使わないほうが効率的なのでは……、とも思うし。

……と、レゴからはちょっと距離を置いていたのが先週までの僕であった。でも、いまは違う。先日友人からこのセットを見せてもらいその日のうちに注文、一気にレゴの虜になった。レゴ最高!
スケッチブックみたいなナイス見た目。のぞき窓からは普通のブロックのほか、ギアや滑車が入っているのが見える。
スケッチブックみたいなナイス見た目。のぞき窓からは普通のブロックのほか、ギアや滑車が入っているのが見える。
最初のページには作例が12種類
最初のページには作例が12種類
このセットの特徴は、なにかの形を作るのではなくて、仕組みを作るためのセットである点だ。たとえばこんなものが作れる。
ビーカー混ぜ機
ビーカー混ぜ機
マジックハンド
マジックハンド
何かの形を作るんじゃなくて、動くブロックを使って「機能」ができるのだ。
中身を全部出してみた
中身を全部出してみた
左上から、滑車にギア、軸棒に固定用部品、ハンドル、輪ゴム、そしていわゆるレゴのブロック。これを見てすでに胸がときめいてしまっている皆さんは、この記事は読まずにもう買ってしまって差し支えない。

でも、お高いんでしょう?いやいや、これだけ入って1,281円(執筆時現在)。CDならマキシシングルの値段だ。
でも、輸入手続きが面倒なんでしょう?いやいや、Amazon.co.jpの洋書コーナーで買える。
お買い上げはこちらからどうぞ

自動書記マシン

手始めに、本に載っている作例をひとつ作ってみよう。
なんか勝手に絵を描いてくれる機械らしい
なんか勝手に絵を描いてくれる機械らしい
順を追って工程を見ていきます。
まずはいわれるがままに部品を作る
まずはいわれるがままに部品を作る
こんなふうに図入りでわかりやすく載ってます
こんなふうに図入りでわかりやすく載ってます
次にギア。軸の断面は「+」の形で
次にギア。軸の断面は「+」の形で
ギアとしっかり噛み合うようになっている
ギアとしっかり噛み合うようになっている
ブロックに開いた穴は軸受けになってて、こんな感じでなめらかに回せる
ブロックに開いた穴は軸受けになってて、こんな感じでなめらかに回せる
別の部品。こうやってギアの途中にも別の部品がつけられる
別の部品。こうやってギアの途中にも別の部品がつけられる
これを組み立てると
これを組み立てると
なんか超アンバランスなマシンが完成
なんか超アンバランスなマシンが完成
一番下の段、ギアがしっかり噛み合っていて気持ちがいい
一番下の段、ギアがしっかり噛み合っていて気持ちがいい
ギアを回してみるとブンブン暴れる
ギアを回してみるとブンブン暴れる
この剥き出しの「メカ!」って感じがたまらない。
カチカチとブロックをはめ込んでいくだけで、こんな「メカ!」ができてしまう。

そしてこの自動書記マシンの使い方はこうです。
固定してないアームを自由に動き回らせることで、ペンの軌跡を書いている。可動するポイントがいくつかあるので、こんな風にランダムな軌跡になるのだ。
タイトル「フェニックスの飛翔」
タイトル「フェニックスの飛翔」
最初からちょっとトリッキーなものを作ってしまった。とにかくギアがあればこんなダイナミックなレゴが作れるのだ。
せっかくだから、もういっこいってみよう。

ゴム自動車

スピードスター!
スピードスター!
さっきのがちょっとトリッキーだったので、こんどは王道を。動くおもちゃの定番、ゴム巻きで動く車である。
メインのギアには付属の輪ゴムをつけます
メインのギアには付属の輪ゴムをつけます
こんな感じで各種部品を作ったら
こんな感じで各種部品を作ったら
車体にはめ込んでいって
車体にはめ込んでいって
完成!
完成!
こうして完成品を見るとえらく複雑な機械に見えるが、組み立て図を見ながらやれば10分もあればできてしまう。逆に言えば10分で「こんな複雑な機械ができた!」という達成感が得られてしまうのだ。費用対効果が高い!

手前に見えているのがゴム巻き用のハンドル。これをキリキリ巻いて、その力で自走する。その様子は動画でどうぞ。
ミニ四駆みたいにギュイーンとはいかないけど、音も立てずにスルスルと進んでいく様子はおもしろい。馬力はないけど意外と長く進んでくれるのは、やっぱりギアの力だ。部品がよく見えるので、そのへんの仕組みがよくわかるのも興奮する。

さらにもう一個

このまま行くと全部の作例を紹介してしまいそうな勢いだが、最後にひとつだけ。本の最後に載っている作例で、これが軽く感動モノなので皆さんにもシェアさせていただきます。
テネシータイムキラー?
テネシータイムキラー?
って名前だけではよくわからないのだが、時計風の暇つぶしマシンということらしい。どういう動きをするか、動画で見てもらおう。
ポールに紐が巻き付いて、ほどけて、一周回って、巻き付いて、ほどけて……。
と、確かに見ていて全然飽きない。回転はゴム動力なんだけど、遠心力も効いているのでけっこう長時間回ってくれる。

まさに「工夫」って感じの作品で、テンション上がる。

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