ちしきの金曜日 2013年11月22日
 

早くしないと再開発されちゃう町めぐり

日本橋の高島屋の裏が昭和だった

東京日本橋、高島屋の周辺には商業ビルが立ち並ぶ。
ぴかぴか
ぴかぴか
ぼくはつねづね、町を歩くときは大通りの一本内側を行くべき、知らない景色が見えるから、と思っていたんだけど、ここの一本内側は強烈だった。
まじすか
まじすか
そこには「おびやかされる昭和」があった。すごい構図だこれ。

ここの三丁目の夕日がなぜ暮れようとしているかというと、再開発の対象地区だからだ。
赤い線の内側が対象地区
「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」。

6年後までに、ここに約180メートルのビルが建つ。向こうに見えるCOREDO日本橋のビルが約120メートルだから、その1.5倍だ。
付近の人がよく通る
付近の人がよく通る
ここは近くに住む人や働く人の通り抜けの道になっているようで、だからこの道を潰さないで、という意味の「廃道、再開発反対」という看板がよく見られた。
再開発反対
再開発反対
しかし確実に背後から迫られている感じ
しかし確実に背後から迫られている感じ
6年後までに必ずやつらはやってくる
6年後までに必ずやつらはやってくる
ここに住む人、お店を構える人にとっては大変な問題なのは間違いない。

ところで日本橋二丁目は再開発に先立って遺跡の調査が行われ、地面の約3メートル下から江戸時代の生活道具とかが見つかった。
中央区立郷土天文館第9回特別展図録より
中央区立郷土天文館第9回特別展図録より
3メートル下といっても、江戸時代の人が地下で暮らしてた訳じゃない。

地震や火事で町が壊れるたび、その瓦礫の上にあらたな地面と新しい町を作ってきたということなのだ。その結果ぼくらは江戸時代の3メートル上空で暮らしている。
そしてまた新たな町を作ろうしている
そしてまた新たな町を作ろうしている

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