ロマンの木曜日 2014年1月9日
 

おしっこを我慢する方法

漏らしたのは僕ではありません
漏らしたのは僕ではありません
知人がおしっこを漏らした。突然の告白だった。

僕は恐怖した。漏らす恐怖は意外とすぐそばにあるのだ。他人ごとだと笑っていられるのも、僕がおしっこを漏らしたことがないからである。

どんなときでも身近に潜んでいる重大な危険。それはまるで「死」と同じではないか。少しでもおしっこを我慢する方法をまとめておく必要がある。
1986年埼玉生まれ、埼玉育ち。大学ではコミュニケーション論を学ぶ。しかし社会に出るためのコミュニケーション力は養えず悲しむ。インドに行ったことがある。NHKのドラマに出たことがある(エキストラで)。
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漏らすことへの恐怖=死の恐怖

終電に乗ってもう途中下車できない――
高速道路が渋滞している――

そして、膀胱がパンパンだ。

そんなとき、どんな励ましの言葉も、医学的な知識も、無力である。 本当に人間を動かすのは整然とした説明や豊かな知ではないことに気づく。

漏らすことは、社会的な死である。一度漏らしてしまえば、もう漏らす前の自分には戻れない。

フランスの哲学者ジョルジュ・バタイユも言った。死に対する恐怖は、排泄物に対する恐怖に近い、と。
トイレの遠い河川敷などは、膀胱にとって脅威である
トイレの遠い河川敷などは、膀胱にとって脅威である

おしっこ我慢法を結集

我々は近代人として「お漏らしはNO!」という規律を守り続けて行かなければならない。

知は膀胱の圧迫という暴力的な出来事を前に無力だが、未完成の知をチューンナップすることも不毛ではない。

自分の経験だけでは心もとないので、デイリーポータルZの関係者に、Facebookでおしっこを我慢する方法について尋ねた。
知の最前線
知の最前線
ありがたいことにすごい勢いで情報は集まった。これらを僕自身が実践して確認しようというのが今回のねらいだ。

準備は万端

トイレが近くなる気がするミルクティーを飲んで万全の体制
トイレが近くなる気がするミルクティーを飲んで万全の体制
朝からトイレに行っていないのに加え、ミルクティーを一気に飲み膀胱をふくらませる。お腹のあたりを触ってみるとカチカチだ。この膀胱を使ってドッジボールやったら突き指する。
カメラの設定をオートにしていたため、急に写真が尿色っぽくなるときがある
カメラの設定をオートにしていたため、急に写真が尿色っぽくなるときがある

「少量リリース法」

いろいろな意見が集まったのだが、その中でも衝撃的なものがあったので、まず紹介したい。名付けるとしたら「少量リリース法」となるだろう。

発案者の説明はこうだった。

我慢しきれないと思ったら、意図的にほんのほんの少しだけ、漏らします。

じんわり広がるぬくもりは、その温かみに反して「これ以上漏らしたら絶対にダメだ」と、強烈な説得力で語りかけてきます。

あちら側にわざと一歩だけ足を踏み入れて、自分の潜在能力を高ぶらせるという戦略です。驚くほど効果があるので、ぜひ試して下さい。
何かの間違いなのではないかと、何度も確認する。そう書いてある。
何かの間違いなのではないかと、何度も確認する。そう書いてある。
あえて死線に近づくことで能力をアップさせるという、漫画「るろうに剣心」みたいな話である。

にわかに信じがたいし、「要するにそれって漏らしてるんじゃないの?」と思わざるを得ないが、「驚くほど効果がある」というのであれば、試したくなるだろう。

もしこれがうまくいったら、「ためしてガッテン」に教えてあげよう。
挑戦してみます!
挑戦してみます!
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