ロマンの木曜日 2014年2月20日
 

猫がグイグイ来る島に行く

猫に馴れる

人は麻痺して行く生き物である。あきらめと言ってもいいかもしれない。もう黙っていても猫がグイグイ来るのだ。最初は怖くて逃げていたが、だんだんと逃げるのが面倒臭くなる。あきらめだ。
猫の写真を撮っているが、
猫の写真を撮っているが、
周りも猫だらけ
周りも猫だらけ
田舎の家と家くらいの距離で猫を見たいが、この島では猫が多くてそれは無理。どうしたって猫が周りに来るのだ。となると心の壁がだんだんと崩れてきてもはや猫が怖くなくなってくる。要はなれだ。きっとライオンもそうなのだ。食われなければだけれど。
子猫には触れるようになった
子猫には触れるようになった
でも、この距離が本当は適度!(90mmのレンズで撮っています)
でも、この距離が本当は適度!(90mmのレンズで撮っています)

大天狗と廃校

すれ違う人が猫よりも少ないこの島だけれど、かつてはもっと島民がおり、小学校も存在した。現在はその小学校も廃校となり、時間の止まった建物になっている。木造平屋の小学校。なかなか見れない小学校だ。
木造平屋
木造平屋
ザ・時間が止まった建物
ザ・時間が止まった建物
またこの島には「大天狗神社」という神社もある。天狗神社ではない。大天狗神社だ。「大変」だと手伝おうと思うが、「変」だけだともはや関わりたくない。それとほぼ一緒だ。大天狗神社なのだ。
行くのが嫌になるほど高い場所にある
行くのが嫌になるほど高い場所にある
山の上の方にあるので、そこまでの階段がまず大変だった。15分ほど登り続けた気がする。階段で15分はかなりである。さすが大天狗。もっとも辿り着いた大天狗神社はそんなには大きくは無かったが、ここまで来ることに大分疲れた。
大天狗神社
大天狗神社
間違いなく天狗だ
間違いなく天狗だ
こういうキツいところには猫はいない。猫も分かっているのだ。そんなに人はいない、だったら平坦で人がたくさんいるとこにいる方がエサを貰える確率が高いと。猫も賢い。しかし私にとってはセーフティーゾーンと呼べる。セーフティーゾーンは簡単には手に入らないのだ。
下の下(実に分かりやすいおみくじ。20円)
下の下(実に分かりやすいおみくじ。20円)

猫、猫、猫

大天狗神社で「下の下」というおみくじをひいてしまった。人は天狗になってはダメなのだな、と大天狗に言われたのだ。説得力がある。謙虚に控えめに生きることが大切なのだ。そんな教訓がこの島にはある。
でも猫は、
でも猫は、
全然謙虚ではない(グイグイ来てエサが貰えないと分かると去って行く)
全然謙虚ではない(グイグイ来てエサが貰えないと分かると去って行く)
グイグイ来る猫。これもまた生きて行くのに必要なことなのだろうと思う。積極性。そんな積極性を見せられると怖いがだんだんと小さくなり、かわいいが勝る。人間の心の掴み方を知っている。猫はずるい。かわいい。この感情をどうすればいいのだろう。抱きしめたい。小さくは怖いのでそれはしないけれど。
かわいい
かわいい
もう、好き!
もう、好き!

猫はかわいい

怖いのだけれどかわいい。それが猫だと思う。来なくてもいいのにグイグイ来るのだ。そんな空気の読まなさもまたいいのかもしれない。帰りの船でかわいかった、とつくづく思ったので怖さを上回るかわいさなのだろう。私もかわいくなろうと思う。かわいいが正義なのだ。
子猫には強い!
子猫には強い!

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