谷中一丁目の路地。ここはかなりいい雰囲気だ。

入口はこんなふうに三角の路地になっている。

中に入るとこんな風景。いいねえ。

この路地の特徴は、奥にお稲荷さんがあること。

稲荷信仰は明治から昭和にかけて大変ひろまった。なので路地の奥には今でもこういうふうに稲荷神社が残っていることがある。

こういう路地はもう新しく出来ることはないし、さっき見たように建て替えなどでつぶされていく一方だ。そういうとき、祠があるとやっぱりつぶしにくいので結果として路地も残ることがある。

「お稲荷さんはまさに路地の守り神」（谷根千路地事典 p.125）ということなのだ。