ちしきの金曜日 2014年2月21日
 

25年前の本に従って路地をめぐる

池之端二丁目「御厩長屋(おうまながや)」には井戸が残る

言問通りからちょっと入ったこの路地は、井戸が2つ残る路地として、井戸好きにはちょっと知られている。
角をまがると、向こうに手押しポンプの井戸が見える。
いいよねえ
いいよねえ
なんかもう、遠くに井戸が見えてるだけでいい雰囲気だ。この道を逆から見るとこう。
左側のブロック塀の形を見ると…
左側のブロック塀の形を見ると…
25年前と同じだ!
25年前と同じだ!
この路地にはもう1つ井戸があって、それも25年前とまったく同じように使われている。
ちょっと雪に埋もれてるけど
ちょっと雪に埋もれてるけど
この共同井戸はみんなが大事にしていて、壊れると修理をしたりしているらしい。

嬉しいのは、最近さらに井戸が増えたことだ。
井戸のつきあたりのこのお家
井戸のつきあたりのこのお家
新しく建った家は、場合によっては路地の雰囲気を変えてしまう。でも、この家は違う。
なかに井戸が!
なかに井戸が!
家主の方が、家を建てるときに井戸も一緒に取りつけたのだ。

井戸端会議という言葉のとおり、井戸は路地のコミュニケーションの舞台になる。新築する家にわざわざ井戸をつくるということは、路地を守るという気持ちの現れなんだろうとぼくは思う。

半分残ってました

路地はこれからもどんどん消えて行くだろう。でもそれはしょうがない。狭い路地に木造家屋が密集してたら危険だしね。

でも残っているうちは、それをあるがままに愛でたいと思っています。

お知らせ

こんど出る「茨城のおきて」という本に茨城出身者として参加しました。

ライターは他に加藤まさゆきさん、T斎藤さん、北村ヂンさん。「カスミの魔力に魅入られた立派な茨城県民」など好き勝手書いてる加藤さんの文章が最高です。

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