ロマンの木曜日 2014年3月13日
 

昭和の観光パンフレットが優雅

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最近、昔の観光パンフレットばかり買い集めている。主に1930年〜1960年ぐらいのものだ。
近所にそういう紙類を扱っている古本屋があるのでそこで買ったり、ボロ市に出かけてあさっている。

昔のパンフレットの文章は妙に堂々として格調高い。そして一文が長くて読みにくい。いまの親しみやすさを目指した文章と真逆でおもしろいのだ。

その独特の文体をまずは味わって、それから真似したい。
1971年東京生まれ。ニフティ株式会社勤務。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと新宿区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。
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ダンボールひと箱あります

気づいたらパンフレットが家にダンボール一箱あった。
ものすごく古本屋のにおいがする箱
ものすごく古本屋のにおいがする箱
半年の間にこれほど買ってしまったのだ。「気づいたら」と書いたが、週に1回は古本屋に行っているのでこれぐらいになるのも納得である。
うん、まあ本棚の上においたパンフレットが徐々に増えているなとは思っていた。古本屋からうちに移動していつの間にかうちが古本屋になるのかもしれない。
これは500円ぐらいで買った昔の東京オリンピックの絵葉書
これは500円ぐらいで買った昔の東京オリンピックの絵葉書
速報と書いてあるが、なかは絵はがきである。むかしは速報を絵はがきにしたのだろうか。気に入ったのは代々木公園のなかに立つ選手村の宿舎である。
代々木公園に選手村があったという話は聞いたことがあったが実際に宿舎が並んでいるようすははじめて見た。

ちゃんとした資料の他に、その他で袋詰になって売られているものもあった。
20枚ぐらい入ったパックで売られている
20枚ぐらい入ったパックで売られている
中身はなんてことはない観光パンフレットと、もしかしたらゴミではないのかと思うような紙類である。

まずはゴミかも…と思ったものから

粉石けんの袋
粉石けんの袋
当時の風俗を表す資料として貴重な気もするし、ただのゴミという気がする。ただ、左下にちぎって開けた痕跡があり、数十年前の知らない人がこうやって使ったのかと思うとなかなか感慨深い。
缶詰のラベル
缶詰のラベル
これはかなりゴミである。この缶詰がラベルをはがしてとっておくぐらい美味かったのかもしれない。しかし、誰かが保管しておいたとしても、その人の奥さんやお母さんによく捨てられずにいたものだと思う。保護動物のようである。

そう思うと価値があるように思えるゴミである。僕が捨てるわけにはいかない。などと妙な使命感を覚えてしまうがたぶん錯覚だ。
どちらもガワだけ
どちらもガワだけ
左は旧満州の首都の写真、の袋である。すごく見たいが袋だけ。
右は新幹線が岡山まで通ったときのきっぷのケース。僕もこういうの捨てられないのだが、知らない人が捨てられずにとっておいたものまで保管することになった。

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