ロマンの木曜日 2014年4月3日
 

猫100匹・島民15人の島に行く

全部ネコです!
全部ネコです!
無人島を除く島には人が住んでいる。たとえ島民が一人でもいればそこは無人島でない。では、その島にネコがたくさんいたらどうだろうか。人はそれを猫島と呼ぶ。島民がいてもネコが多ければ猫島となるのだ。

愛媛県に青島という島がある。この島の島民は15人。両手両足の指で足りるくらいしか島民がいない。しかしネコは100匹もいるのだ。正真正銘の「猫島」だ。ぜひ行ってみたいと思う。
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。
> 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮

正真正銘の猫島へ!

猫島というものがある。ネコがたくさん住む島のことだ。ただし多くの場合、島民の数とネコの数では、どちらが多いのか分からない。ネコがたくさんいても、島民の方が多ければ、それは人島だ。そう呼ぶのが正しい気がする。
愛媛県の伊予長浜駅にやってきました
愛媛県の伊予長浜駅にやってきました
しかし愛媛県にある「青島」は間違いなく猫島と呼んでいいだろう。それはあきらかにネコの数が多いからだ。この島の島民は15人。ただしネコは100匹もいるのだ。数の暴力。圧倒的な数だ。これは猫島以外のなにものでもない。
猫島で間違いない!
猫島で間違いない!

青島という猫島

その猫島に行こうと愛媛県の長浜港にやってきた。ここから青島に向かう船が出ているのだ。一日二往復。ヤル気のない大学生の方がまだヤル気を感じる本数だ。もはや青島は幻のように思える。その幻の理由はもう一点ある。この船は少しの風でもすぐに欠航になるのだ。
海の様子を職員の方が見て、
海の様子を職員の方が見て、
はい、欠航!
はい、欠航!
セールスを断る時でもこんなにも自然に結構です、と言わないと思う。しかしこの船は少しの白波でも欠航となる。写真があるということは、まさにこの欠航を体験したわけだ。素人の私には静かな海に見えたが、プロの方から見れば荒れ狂う海なのだ。
途方に暮れる
途方に暮れる

幻の島に上陸

結局二日目のチャレンジで船は無事出航することになった。ここを訪れた時はまだ冬のど真ん中で、一度荒れると2、3日は荒れ続けると聞かされていた。欠航の前日は船が出ていたそうなので、一日の欠航で船が出るのはまさに私の日頃の行いがいいからだろう。春は海が静かで狙い目らしい。
青島、船でるってよ
青島、船でるってよ
朝7時台に出航するこの船。乗客は男性の私と地元のテレビ局の男性2人、そして釣り客の男性3人だった。船を操縦するのも男だ。実に男臭い船であった。

近年は猫島が人気で女性が多いと聞くが、この船を見る限りそうではないらしい。午後の便は女性もいるそうだが、午前のこの便は男が集う船になるようだ。
上陸すればネコだらけ!
上陸すればネコだらけ!
45分の船旅が終わり、猫島に到着するとそこはネコだらけであった。トンネルを抜けると雪国という例はあるが、船を降りると猫島ということもあるのだ。

もう猫だらけ。秋の落ち葉のように猫がいる。あ、ごめん、という声が聞こえる。誰かがネコふんじゃったのだ。踏まないのが困難なほど、ネコがいる。
ネコ、ネコ、ネコ
ネコ、ネコ、ネコ
猫島ブームが私に来ていたのでいくつかの猫島を訪れたが、こんなにもネコがいたことはなかった。

この船で新聞が届いたりするため、島民が港で待っている。それがなんだか嬉しい。ネコよりも圧倒的に島民が少ないので、この島では人間の方がレアキャラなのだ。

少し前に問題になったガチャを回すタイプのアイテム課金だったら、島民はなかなか出てこないと思う。
ネコは朝から喧嘩していた
ネコは朝から喧嘩していた

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