フェティッシュの火曜日 2014年4月8日
 

どうやったら早く乾く?ハンドドライヤーメーカーにきく

どうやったら早く乾くのか?やる気のないあれはどういうことなんだ?メーカーにきく
どうやったら早く乾くのか?やる気のないあれはどういうことなんだ?メーカーにきく
トイレにある手を乾かす機械、ハンドドライヤー。

いつのまにかあれはよく乾くものという認識になり、がっちり生活に浸透した。外出してトイレに入れば必ずお世話になる。

これだけ使うようになった今、正しい使い方を学ぶべきじゃないだろうか。それとたまにあるあのやる気のない個体についても知りたい。

「これどうやったら早く乾くんですか?」メーカーを訪ねた。
1980年生。明日のアーというコントのユニットをはじめました。動画コーナープープーテレビも担当。記事はまじめに書いてます

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東京エレクトロン株式会社の社長井上聖一さん。同名の大企業もあるがこちらはハンドドライヤーを日本で最初に作った会社
東京エレクトロン株式会社の社長井上聖一さん。同名の大企業もあるがこちらはハンドドライヤーを日本で最初に作った会社

ハンドドライヤーを作った会社に歴史からきく

――これそもそもなんていうものなんですか?

「うちではエアータオルという名称です。まあ各社、ジェットタオルとかパワードライとかいろいろありますけど総称してハンドドライヤーといいますね。

弊社は昭和35年創業でハンドドライヤーを製造したメーカーとして日本で一番古い会社なんですよ」

――当時すでにあったものなんですか?

「アメリカにはすでにありましたね。当時の社長がなにかでアメリカに渡ってこれは流行ると思って製造にふみきったんだと思うんですけど」

ハンドドライヤーの使い方をきくといいながらも、つい歴史から入ってしまった……すいません、そういうのがやっぱりおもしろかったのでつづけます。
歴代製品。最初期はもう風でなく液がでてきそうだ
歴代製品。最初期はもう風でなく液がでてきそうだ

手ぬぐい、ロールタオル、紙に割って入った

「当時はロールタオルとかもっと前は手ぬぐいくらいしかなかったものですから。

ロールタオルはガラガラ引っ張ると新しいタオルが出てきますが汚れたものは中に入っていくでしょう。

お客さん用のトイレとかはいいんですけど、その後、保健所の衛生規範がきびしくなってきて『乾燥にはペーパー、もしくは熱風乾燥機を使って手を乾かしてください』となったんですね」
今や工場などではドライヤーと殺菌が終わらないとドアが開かない仕組みに設定しているらしい
今や工場などではドライヤーと殺菌が終わらないとドアが開かない仕組みに設定しているらしい。高度に手のボワ〜を管理化された社会

初期のハンドドライヤーは遅すぎて普及しなかった

――昔のってどんなんだったんですか?

「物としては同じですね。手を感知して温風を送るもの。

ただモーターの性能が今のと全然ちがっていまして、風を送るといっても扇風機の風よりも弱いくらい。とにかく風が弱いので中にヒーターを入れて、早く乾かす努力はしてたみたいですけども」

ハンドドライヤー、乾かね〜なと思っていたが、そもそもが乾かないものだったようである。乾かないから温風がついた。スタートからしてそこなのだ。

そこで殺菌灯をつけ乾かすためのものじゃなくて殺菌するためのものとして食品や病院関係に導入されていく。

とはいえやはり乾くのが遅いので普及はむずかしかったようだ。ロールタオルが7割、使い捨ての紙が3割でドライヤーの比率が0.0何%くらいだったそうである。
これより古いのは会社にもないそうだ。とはいえ未だにあるところにはあるという。
これより古いのは会社にもないそうだ。これ古い病院で使ってるの見た気がする。

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