ちしきの金曜日 2014年4月25日
 

無人島にある教会(世界遺産候補)を見に行って来た

無人島に教会がある!
無人島に教会がある!
世界遺産候補の長崎の教会群巡りの記事を過去4回に渡って書いた(1/2/3/4)。が、まだ全部巡れてない。
教会群リストには交通的に行くのが難しい場所も含まれていて、中でも最高難度なのが野崎島という無人島にある旧野首教会。

この野崎島がすごい。無人島に教会があるというだけでも特殊なのに、泊まることもできる(!)。そして行ってみたらダムもあった(無人島なのに?!)。さらに野生の鹿がいっぱいいる(!!)…と、非常に魅力満載な島だったのだ。
長崎より九州のローカルネタを中心にリポートしてます。1971年生まれ。茨城県つくば市出身。2001年より長崎在住。ベルマークを捨てると罵声を浴びせられるという大変厳しい家庭環境で暮らしています。

前の記事:「いちごを腹いっぱい食う」
人気記事:「島全体が廃墟へと向かってる島」

> 個人サイト 長崎ガイド

3回船に乗るか、船2回+JRで2時間

野崎島があるのは五島列島の最北端に近いところ。
野崎島の場所(別ウィンドウで表示
島に渡る船が小値賀(おぢか)島からしか出てないので、まずはそこまで行かねばならない。が、長崎(市)から直接行く船はなく、上五島を経由するか、佐世保から行くしかない。

ということで、長崎→佐世保→小値賀島→野崎島というルートで行った。ちなみに長崎=佐世保はJRでおよそ2時間。佐世保=小値賀は高速船で約1時間半かかった。
小値賀島=野崎島は船で約30分。片道500円。
小値賀島=野崎島は船で約30分。片道500円。
小値賀島から野崎島へと向かう便は、朝7:25と午後14:30の2便しかない。で、帰りの佐世保に戻る船の時間など諸々の時刻表と照らし合わせると、長崎からだと2泊3日の旅程になることがわかった(県内なのに!)。

事前にネットで調べてみると、野崎島は無人島としては異例なほど、WEBサイトが充実している(→ 野崎島のWEBサイト)。そこに、「渡航の際には必ず事前にご連絡を」とあったのでまずは電話してみると、
「日帰りですか?泊まりますか?」
と聞かれた。

そう、なんとここ、無人島なのに泊まれるのだ。
「泊まることもできる」という話は以前にもどこかで聞いていたが、しかし野宿みたいな感じのハードルが高いやつかと思っていたら、ちゃんと宿泊施設があって電話でどっちにするか聞かれるくらいカジュアルなものだった。

値段は相部屋2500円、個室3500円。
無人島なのに宿泊施設があるって、どういう仕組みになってるんだろう?
面白そうなので泊まることにした。

また、島に泊まれば長崎から1泊2日で行けることもわかった。が、せっかくなので2泊3日にして24時間無人島に滞在できるスケジュールで行った。
AM 7:25 出発。
AM 7:25 出発。
およそ30分で到着。
およそ30分で到着。
この日、島に上陸したのは日帰り客が3人と、泊まりの私、それと宿泊施設の管理人さんの計5名。
船着場周辺の様子。(朝のうちは天気が悪かった)
船着場周辺の様子。(朝のうちは天気が悪かった)
船着場周辺は廃村。
船着場周辺は廃村。
野崎島はかつて800人ほど人が住んでいた島で、3つの集落があったが、うち2つが昭和41年、昭和46年に廃村。船着場がある野崎地区だけが残っていたが、どんどん人が少なくなっていき、最後は神社の神主さんが長らく一人で住んでいたが平成13年に島を離れ、無人島になったという。
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廃村エリアを抜けると、「野崎島ワイルドパーク」の看板が現れる。
廃村エリアを抜けると、「野崎島ワイルドパーク」の看板が現れる。
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島のあちこちに野生の鹿がいる。(鹿について詳しくは後ほど)
島のあちこちに野生の鹿がいる。(鹿について詳しくは後ほど)
超絶美しいビーチが見える。
超絶美しいビーチが見える。
と、こういう雰囲気の中、歩くことおよそ15分。
やがて目的の教会が丘の上に現れた。
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