コラボ企画 2014年6月12日

猫はどのチャンネルが好きなのか

!
「猫が見ていても視聴率」という言葉がある。世帯視聴率調査では、テレビがどのチャンネルを表示しているかだけを集計するため、実際に誰が見ていたのかは分からない。もしかしたら猫しか見てないかもしれけど、それが世帯視聴率ですよ、という意味だ。しかし、どうだろう。猫を飼ってる家庭にとって猫は立派な家族の一員だろう。猫だって意思をもって番組を見ているかもしれない。もっといえば、猫にもチャンネル権があっていい。

そうだ、猫用のテレビリモコンを作ろう。

猫を飼うすべての人たちと、そして猫本人の長年の夢であった猫用テレビリモコン。我々は、その制作に着手することにした。
1970年神奈川県生まれ。デザイン、執筆、映像制作など各種コンテンツ制作に携わる。「どうしたら毎日をご機嫌に過ごせるか」を日々検討中。


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プロジェクトチーム発足(プロジェクト1日目)

この猫用テレビリモコンの制作はビッグなプロジェクトである。企画発案者の林さんを中心に、以下の役割で以下のメンバーが集められた。

総合リーダー:林雄司
テクニカルリーダー:吉田知史(テクノ手芸部)
ライティングリーダー:住正徳

3人ともリーダーという、特攻野郎Aチームのようなチームである。

特に猫用テレビリモコンの動きを設計・構築する吉田さん(テクニカルリーダー)の占める役割は大きい。吉田さんは普段、テクノ手芸部として電子工作と手芸を組み合わせたアート作品を創り出している。テクノ手芸部という名前は、「やわらか戦車」のような剛柔さがあってとてもいい名前だと思う。
テクニカルリーダーの吉田さん(テクノ手芸部)
テクニカルリーダーの吉田さん(テクノ手芸部)
5月の終盤、我々プロジェクトチームは第一回目のミーティングを持った。猫用テレビリモコンを仕様を決める大事な会議である。
仕様について意見を戦わせる総合リーダーとテクニカルリーダー
仕様について意見を戦わせる総合リーダーとテクニカルリーダー
この日のアジェンダは、主に以下である。

・猫にどうやって選ばせるか?
・猫の意思をどうやってリモコンに伝えるか?
・スカパー!の選局はどうすればいいのか?

アジェンダの最後にスカパー!の選局、という課題が上がっている。

そう、今回はスカパー!さんとのコラボ企画なのだ。スカパー!さんにはチャンネルが沢山あるから猫に決めてもらえるようなリモコンがあったら便利なのでは。今回のプロジェクトチームの発想の原点はそこにある。

約1時間のミーティングを終えて、ライティングリーダーである僕のメモ帳には、

「猫は予測出来ない」

とだけ書いてあった。

テクノ手芸部のアトリエで制作開始(プロジェクト2日目)

初回ミーティングの翌日、早速テクノ手芸部のアトリエに我々は集まった。前日に決めた仕様に基づいて、(主に)吉田さんがリモコンを操作する仕組みを作っていく。
テクノ手芸部のお二人
テクノ手芸部のお二人
ここからは電子工作の世界に入っていくので、僕と林さんは基本的に静観するしかない。

制作段階から臨場感を出すために、と林さんが猫の耳と猫の手を持って来てくれた。
猫の気持ちになるために
猫の気持ちになるために
この猫耳は脳波を感知して耳が動くというハイテクマシーンだ。上の写真では耳が寝ているので、この時の僕の脳波は非常に落ち着いている状態、ということが見て分かる。また、猫の手は当サイトでも活躍しているべつやくさんの作品だ。

この装備によって猫の立場から意見を伝えることが出来れば、リモコン開発の成功は堅い。
猫としてリモコン開発を見守る
猫としてリモコン開発を見守る
飼い主と同じ方向を見る猫
飼い主と同じ方向を見る猫
しばらく猫として吉田さんを見守るが、どうしても邪魔をしているようにしか見えない。

吉田さんからも若干ではあるが「邪魔だな」というオーラーが漂ってくる。いかん、空気を変えなくては!

吉田さんに電子工作について質問してみた。

「吉田さんは子どもの頃から電子工作が得意だったのかニャ?」

吉田さん「いえ、普通の子どもだったと思いますよ。住さんと同じようにミニ四駆とかで遊んでましたし」

手を動かしながら吉田さんが答える。

そうか、吉田さんはミニ四駆世代なのか。僕と同じようにと言ってくれてはいるが、僕はミニ四駆世代ではなくてチョロQ世代である。これ以上、この話題は続かないし、話しかけるのもそれはそれで邪魔っぽい。

やはり静観しよう。

ねこじゃらしを動かす仕組み

何やら難しいカイロ図を見ながら
何やら難しいカイロ図を見ながら
マイコンを半田付けして
マイコンを半田付けして
マイコンが2つになって
マイコンが2つになって
立派なモーターが登場して
立派なモーターが登場して
それをパソコンから操作している
それをパソコンから操作している
この日、吉田さんが作っていたのは、ねこじゃらしを動かす仕組みだった。マイコンに記憶させた動きのパターンをステッピングモーターに伝えて、それを受けたモーターがねこじゃらしを動かす。簡単に言うとそういうシステムらしい。

小一時間の作業で、ねこじゃらしがモーターによって動くようになった。
このねこじゃらしの動きに、猫だったらどう反応するのか?

引き続き猫の気持ちになっている僕が試してみた。
何か音がするニャ
何か音がするニャ
動いてるものがあるニャ
動いてるものがあるニャ
これは危険なものかニャ?
これは危険なものかニャ?
ねこじゃらしニャ~ン(笑)
ねこじゃらしニャ~ン(笑)
いける。

猫の気持ちになると、このオートマティカリーなねこじゃらしが楽しくて仕方ない。

我々プロジェクトチームは、顔を見合わせて親指を突き上げた。

いけるニャ。

しかし、リモコン制作はまだ途中段階である。

次のページでは、このねこじゃらしを猫がいじることでチャンネルが変わる、という工程に入っていく。
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これが猫用テレビリモコンの全貌だ

ここで猫用テレビリモコンのシステム図を紹介しよう。
猫用テレビリモコンシステム図
猫用テレビリモコンシステム図
ねこじゃらしを動かす用のモーターが2つと、テレビリモコンのスイッチを物理的に押すためのモーターが2つ。それらの動きをマイコンが制御する。

例えば、スイッチ(+)側のねこじゃらしを猫が触った場合、スイッチ(+)の信号がマイコンに送られて、それをリモコンボタンを押す(+)のモーターが受ける。すると、チャンネル選局のプラスボタンが押されてチャンネルが1つ上のチャンネルへ移動する。

上の概念図を実際に構築したのが、次の写真である。
コード類が増えた
コード類が増えた
僕が猫になってじゃれていた時よりも複雑なマシーンに変貌を遂げた。コード類が増えているのを見れば、これまでの作業の大変さが伝わってくる。

スカパー!本社で実験(プロジェクト3日目)

一通りの仕組みが出来たところで、我々はスカパー!本社にお邪魔した。実際にスカパー!のリモコンをこの仕組みで制御出来るのか、確かめるために。

スカパー!のワークスペースで猫用テレビリモコンを広げる吉田さん。
スカパー!本社でテストに挑む
スカパー!本社でテストに挑む
すると、スカパー!の阿部さんが

「ここじゃアレなんで、会議室へどうぞ」

と我々を会議室へ通してくれた。
会議室で仕切り直し。画面左がスカパー!阿部さん
会議室で仕切り直し。画面左がスカパー!阿部さん
上の写真を見ていただければ、阿部さんが我々を会議室へ通した理由が分かると思う。

この時も僕は猫になっていたのだ。

スカパー!の皆さんが真面目に仕事をしている中、猫になった中年男性がウロウロするのはまずい。阿部さんの大人の判断だったと思っている。

会議室で再び猫用テレビリモコンシステムを広げる吉田さん。テレビリモコンの選局キーを物理的に押すシステムを動かして見せてくれた。
リモコンの選局キーを押すシステム
リモコンの選局キーを押すシステム
実際の動きを動画でご覧いただこう。
凄い。プラス側のねこじゃらしを触ることで、チャンネルのプラスを押す弁が動いている。

いけるニャ。

阿部さんを含めた我々プロジェクトチームは、再び親指を突き上げた。


そして、念のため阿部さんにも猫の気持ちを体感してもらった。
耳が立っているので緊張状態
耳が立っているので緊張状態

いよいよ、猫で試す(プロジェクト4日目)

猫用テレビリモコンのシステムは完成した。スカパー!本社での実験も成功した。あとは、実際に猫にこのシステムを使ってもらうだけである。

しかし、ここで我々プロジェクトチームの最大の弱点が発覚した。

我々は誰も猫を飼っていないのだ。猫で試そうにも猫がいない。ここまで来て基本的な問題にぶつかり頭を抱えるプロジェクトチームのリーダーたち。自分の作った電子工作が無駄に終わってしまうのでは、という吉田さんの気持ち。猫になって開発に加わってきた苦労は報われないのか、という僕の気持ち。

2人のリーダーの気持ちを引き受けた総合リーダーの林さんがすぐに動いてくれた。

「知り合いをあたってみましょう」

フェイスブックで知り合いにメッセージを送り、返信を待つ。

すると10分後、協力してくれる人が見つかった。

テキスト系妄想メディア「ワラパッパ」の編集長、末弘さんだ。

僕も3年くらいワラパッパで連載しているのだが、末弘さんにそのようなお願いを頼める関係を築けていない。さすがは総合リーダーの林さんである。

スカパー!本社での実験から2日後、我々は末弘さんのお宅にお邪魔した。
末弘さん宅にて
末弘さん宅にて
末弘さんと愛娘の花ちゃん
末弘さんと愛娘の花ちゃん
末弘さんがスコティッシュフィールドの玉八くんという猫を飼っていることは知っていた。あまりにもかわいくて末弘さんが発行した電子書籍の写真集も購入している。
写真集「スコの玉八」
写真集「スコの玉八」
今日はその玉八くんに会えるのだ。

楽しみにして行くと、玉八くんの姿がない。

どうやら、とても臆病なので知らない人がいると怯えてしまうのだという。今は寝室に籠っているらしい。

果たして玉八くんは猫用テレビリモコンを操作してくれるのか?
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3時間に渡る試み、そして挫折(プロジェクト4日目)

玉八くんが寝室に籠っている間、我々は末弘さん宅のテレビに、猫用テレビリモコンのシステムを設置し始めた。
末弘さん宅のテレビに
末弘さん宅のテレビに
猫用テレビリモコンシステムを設置
猫用テレビリモコンシステムを設置
我々がリビングにいると玉八くんが怯えてしまうので、設置完了後、我々はリビングの陰から様子をうかがうことにした。

末弘さんが玉八くんを連れてくる。
こっちを見てる
こっちを見てる
リビングの陰から様子を伺うプロジェクトチームの面々
リビングの陰から様子を伺うプロジェクトチームの面々
陰から覗く我々の存在に玉八くんは明らかに警戒している。陰に隠れるくらいでは玉八くんの警戒心を解くことは出来ない。協議の結果、我々は家から出て行き、末弘さんに撮影をお任せすることにした。

なるべくいつも通りの環境で、猫用テレビリモコンと接してもらえるように。
近所の公園で待機するプロジェクトチームの面々
近所の公園で待機するプロジェクトチームの面々
その頃末弘さん宅では…
ねこじゃらしに興味を示す玉八くん
ねこじゃらしに興味を示す玉八くん
しかし、すぐに興味をなくす
しかし、すぐに興味をなくす
部屋の隅で動かなくなる
部屋の隅で動かなくなる
公園で待機すること約1時間、林さんの携帯に末弘さんからのメールが入る。

「ちょっと、厳しそうです」

どうも玉八くんは猫用テレビリモコンのねこじゃらしにあまり興味を示してくれないらしい。

我々は一旦末弘さん宅に戻ることにした。

玉八くんの様子を記録していたビデオを見返して、作戦を練り直す。
ビデオで検証
ビデオで検証
プレーリードッグの巣穴の前に一晩中カメラを据え置き、翌朝、そのカメラを見返してみる。そんなナショナルジオグラフィックのような検証作業を続けた。

約1時間の動画の中で、一番惜しかったのが以下であった。
末弘さんがねこじゃらしに紐をつけてくれたことで、玉八くんが少し興味を示してくれている。紐を抑えてはいるが、ねこじゃらし本体を触っていないのでチャンネルが変わるまでには至っていない。

検証の結果、ねこじゃらしの振り幅をもっと大きくして玉八くんの気を引こうということになった。吉田さんに振り幅の調整をしてもらう。
ねこじゃらしの振り幅を調整する吉田リーダー
ねこじゃらしの振り幅を調整する吉田リーダー
ねこじゃらしの調整を終え、我々は再び末弘さん宅を出る。

頼むぞ! 玉八くん!
小腹が空いたのでコンビニでアメリカンドッグを
小腹が空いたのでコンビニでアメリカンドッグを
小腹が空いたのでコンビニでアメリカンドッグを
小腹が空いたのでコンビニでアメリカンドッグを
コンビニで買い食いなどをして時間を潰している間、末弘さんは玉八くんと格闘してくれていた。
ソファーの下に入って動かなくなってしまった玉八くん
ソファーの下に入って動かなくなってしまった玉八くん
2時間後、末弘さんから再びメールが入る。

「きびしいですね…」

ダメだったか。

ここまで順調に進んできたこのプロジェクトであったが、「猫が興味を示してくれない」という落とし穴が待っていた。

最初のミーティングの際、僕のメモ帳にあった「猫は予測出来ない」というメモ書きは、この事を暗示していたのかもしれない。

そして、この失敗の翌日、気象庁は関東地方の梅雨入りを宣言した。暗雲立ちこめる我々の心境を物語るようなタイミングであった。


このまま猫用テレビリモコンは失敗で終わってしまうのか?

いや、諦めニャいぞ。
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別の猫ちゃんで2回目のトライ(プロジェクト5日目)

末弘さんの玉八くんでの失敗から4日後、我々は中野にいた。

総合リーダーの林さんがさらに友人知人をあたってくれて、条件に合うお宅が見つかったのだ。

この日はテクニカルリーダーの吉田さんが仕事の都合で立ち会うことが出来ず、林さんと僕の2人で挑むことになる。事前に吉田さんからリモコンの仕様を詳しく説明してもらい、急な故障にもある程度対応出来る準備をしている。

中野のIさん宅で、早速リモコンの設置を開始した。
テストする素振りがどんどん猫化していく
テストする素振りがどんどん猫化していく
Iさん宅に到着前、我々のもとに1通のメールが届いていた。

「猫たちが1時間前から警戒し始めました」

部屋の片付けを始めると誰かが来ることを察知して警戒してしまうのだという。玉八くん以上に警戒心の強い猫ちゃんなのかもしれない。

大丈夫だろうか…。

メールをいただいてから、我々の不安が一気に高まったことは言うまでもない。

プロジェクト発足から2週間近くの日数が経ち、この件で顔を合わせるのはこの日で5回目。結果を出さない訳にはいかないのだ。

兄妹の猫ちゃんたちの強い警戒心

Iさん宅には2匹の猫ちゃんがいて、2匹は兄妹なのだという。
ソファーの下に籠ってしまった兄の銀くん(4才)
ソファーの下に籠ってしまった兄の銀くん(4才)
テレビの裏に隠れてしまった妹のはなちゃん(4才)
テレビの裏に隠れてしまった妹のはなちゃん(4才)
我々がリモコンを設置している間、全く猫ちゃんたちの気配がしない。息を押し殺して我々が帰るのを待っているのだろう。猫ちゃんたちに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

しかし、我々にはどうしても結果が必要なのだ。

手早く設置作業を終えて、ビデオカメラの録画ボタンを押してIさん宅を一旦出た。末弘さん宅の時と同じように、外で朗報を待つ作戦である。
近所のモスバーガーで朗報を待つ
近所のモスバーガーで朗報を待つ
外で待つこと1時間、その頃Iさん宅はどんな状態だったのか。映像に残っている。
テレビの裏から登場したのは妹のはなちゃんだ。飼い主曰く、今までに聞いたことのない鳴き声だったという。

見慣れないリモコン装置の間をすり抜けて、飼い主のもとへ一直線で走ってきてるのが分かる。

大丈夫、その装置は地雷じゃニャいから!

そんな我々の思いが通じるはずもなく、Iさん宅で猫ちゃんたちが一番リモコンに近づいたのは上の動画の瞬間だけであった。

2連敗である。

猫用テレビリモコンプロジェクトはこのまま失敗で終わってしまうのか?

いや、泣きのもう1軒。

最後は洗足のお宅にお邪魔します。

これが最終トライ(プロジェクト6日目)

最後に我々が訪れたのは、ギズモード編集長、尾田さんのお宅だ。洗足にあるお洒落なデザイナーズマンションである。

いつかはこんな部屋で暮らしてみたい。僕が憧れる生活がそこにはあった。家賃はいくらなのか、敷金礼金はどれくらいなのか、ご近所付き合いはどうなのか、色々と聞きたかったのだがこの日の主題はそこじゃない。猫ちゃんだ。猫ちゃんはどんな具合だろう。
尾田さんと猫ちゃん
尾田さんと猫ちゃん
尾田さんの猫ちゃんは、アビシニアンという種類で名前をリオくんという。6才になるリオくんは人見知りをしない元気な男の子らしい。
リオくん(6才)
リオくん(6才)
カメラを向けても全く動じない。
人懐っこいリオくん
人懐っこいリオくん
これくらい寄っても全然大丈夫だ。

我々がリモコンを設置している間もガンガン近づいて来て、テストで動かしてみた猫じゃらしに早速興味を示している。

イケそうな気配がするぞ。

リモコンの設置を終えた我々はテレビから少し離れて様子をうかがう。
設置完了
設置完了
設置完了と同時に、リオくんが猫じゃらしに近づいていく。
早速近づくリオくん
早速近づくリオくん
猫じゃらしと対峙するリオくん
猫じゃらしと対峙するリオくん
頼む!

猫じゃらしをいじってチャンネルを変えてくれ!

ここからの様子を動画でご覧いただきたい。
やった!

リオくんが猫じゃらしをいじる度にチャンネルが変わっているのが分かると思う。

ついに、猫用テレビリモコンが我々の意図した通りに作動したのだ。

リオくんはこの後も引き続き猫じゃらしと戯れ続けてくれて、チャンネルは変わりまくった。
ソファーの脚越しに
ソファーの脚越しに
猫じゃらしと戯れるリオくん
猫じゃらしと戯れるリオくん
秘技、両手おさえ
秘技、両手おさえ
ありがとうリオくん。

これで猫用テレビリモコンプロジェクトを無事終了することが出来る。

実は、どうしてもうまくいかなかった時の為に、以下のような動画を撮っておいた。
猫がチャンネルを選んでテレビを見る動画、の着ぐるみバージョンである。これを最終結果として提示することにならず本当に良かった。
リオくん、グッジョブ!
リオくん、グッジョブ!

こうして我々の長かった2週間は晴れ晴れしい結果をもって終わった。協力してくれた猫ちゃんたち、本当にありがとうニャ。変なことをお願いしてしまい、本当にごめんニャさい。でも、君たちが観たい番組がある時はいつでもおじさんたちを呼んで欲しい。猫用テレビリモコンセットを持って駆けつけるからニャ。
スカパー!は猫リモコンで見よう!
スカパー!は猫リモコンで見よう!
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