コラボ企画 2014年8月7日
 

ワイングラスで豚汁を飲む混乱

そもそものきっかけは、豚汁ではなくトマトジュースだった
そもそものきっかけは、豚汁ではなくトマトジュースだった
豚汁をワイングラスで飲む。どういうシチュエーションだろう。豚汁パーティーを自宅で開催したもののお椀が足らず全食器出動となったか、もしくはスナックのママの斬新なアイディアか…。

どっちにしろ、のんのん普通に生きていて出くわす状況ではない。

そんな状況を今回体験したので報告したい。きっかけは、トマトジュースであった。
1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてニフティ株式会社へ入社。趣味はEDMと先物取引。
> 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes

トマトジュースを、後生だからワイングラスで飲んでみてほしい

そもそも、本記事はトマトジュースでおなじみのあのカゴメとのコラボ記事だ。

カゴメ担当者から8/5から期間限定で発売している「 カゴメトマトジュース PREMIUM」について、このおいしさを知ってもらいたい、ワイングラスで飲んだらもう最高だからぜひ飲んでみて欲しいとの熱弁を受けた。どうやら普通のトマトジュースじゃないようなのだ。

なるほど、ではワイングラスと紙コップで飲み比べてみたらどうかしら、と思った。ワイングラスでどれだけ引き立つものなんだろうと。

せっかくなのでトマトジュース以外に他の飲み物もワイングラスで試飲してこれまで以上においしくなる飲み物を探したい、と企画を実施するに至ったのである。
さっそく、すごいと噂のトマトジュースをワイングラスで。カゴメ担当者よりトマトジュースのためにと選りすぐったワイングラスが送られた。本気だ
さっそく、すごいと噂のトマトジュースをワイングラスで。カゴメ担当者よりトマトジュースのためにと選りすぐったワイングラスが送られた。本気だ

う、うまい……

このような企業コラボ記事でとうとうと商品の魅力について語るのは野暮というかわざとらしくて良くないのは百も承知である。

しかしもともとトマトジュース大好きな私にとってはこのパッケージの訴求力からしてすごい。2014年数量限定、したたりおちるトマトのしずく。…ごくり。

先にトマトジュースではなくつばを飲み込んでしまったが、飲んでみよう。
う、うまいじゃない…
う、うまいじゃない…
紙コップで早くもこの調子なのだが、ワイングラスで飲んだらさらにおいしいのだろうか。
のわ
のわ
感激して5歳ふけた(リコピン効果で10分後には10歳若返った)。料理は五感で楽しむものだとはよくいうが、ははーん。確かに紙コップとは違う。

なんというか、うん、おいしい。

しかし困った。なぜどのように紙コップとワイングラスでこんなに味わいが違うのか、私の表現力や知識では具体的に説明ができないのだ。

これでは記事にならないではないか。
「これは困ったぞ…」「お呼びですか」
「これは困ったぞ…」「お呼びですか」
「あなたは!」「馬場です」
「あなたは!」「馬場です」

利き酒師、馬場さん登場

小芝居写真での登場となってしまったが、これは助かる展開だ。当サイトのライターであり利き酒師として日本酒に力を入れた料理屋を営む馬場吉成さんの登場である。

馬場さんなら的確に紙コップとワイングラスの味の違いなどを指摘してくれるに違いない。このトマトジュース、飲み比べてどうですか。
「なるほど…」
「なるほど…」

馬場さんの見解

紙コップは利便性が高いのでまずそこは評価しなくてはいけません。

でもやっぱりおいしいものはそれに適した器で飲みたい。ワイングラスと紙コップだと、まず舌にあたる感じが違います。紙コップだと口の当たる飲み口も当然紙で厚くてざらついているから、ざらついたまま飲み物が入ってくる。

ワイングラスだとガラスでなめらかで、しかも薄いから、なめらかなまま口のなかに飲み物が入ってくるんです。味自体は違わなくても、その感覚で味の感じ方も違うんです。

このトマトジュースはワイングラスに本当にぴったりです。紙コップの場合、味はもちろんトマトジュースなんですけど、最初に紙コップのにおいがきてそれからトマトジュースがくるので印象が紙コップの印象に引っ張られてしまう。ワイングラスだとそういったことはありませんから香りを純粋に楽しめますね。するっと口にはいってくるスムーズさもいい。
「なるほどなるほど」
「なるほどなるほど」

馬場さんの見解 その2

おいしさって単純な味だけじゃなくて香りだとか舌触りも大事なんですが、あと雰囲気もすごく大切ですよね。おなじガラス製でも、シャンパングラスではなく定食屋にあるお冷のグラスでシャンパンを飲むのはやはり残念です。せっかくのトマトジュースを適したワイングラスでという雰囲気作りは大切ですね。

実はトマトジュース自体はわたし普段あまり飲まないんですけれども、このジュースはトマトのストレートな味を感じます。普通のトマトジュースと違って塩を加えていないから味が濃い。言い方はあれですけれど、トマト汁、というか。トマトの純粋なうまみが感じられます。
実は馬場さんといえば料理への精通はもとよりその話の長さで気をはく人物なのであった。

馬場さんの見解 その3

トマトって本当は夏しか採れないもの。これは夏にとって絞ってそのまま詰めてますよね。濃縮還元もしていません。絞りも圧をあまりかけすぎないで絞っているんじゃないですかね。圧をかけすぎると確かにたくさんはしぼれるんですけれども、熱が加わるのでどししても変質するんですよね。

もったいないかもしれないですけれど、料理に使いたいと思わされます。塩麹ならぬトマト麹なんて作ってみてもいいかもしれない。あとはトマトジュースを甘酒で割って、少しみりんやりんご酢を少しいれるっていう飲み方があるって聞いてどうなんだろうと思ったことがありますがそうやって工夫して飲むのにもきっと合うんじゃないですか。うーん、でもやっぱりこのまま飲んだほうがおいしいですかね。ストレートに。


ワイングラスで飲むとうまい度:★★★★★
おいしさの違い、分かりすぎるほど分かった。実際はこの10倍くらい話してもらっている。トマトジュース1杯で原稿用紙軽く30枚は語っている格好である。

……今日はあと 水、お茶、炭酸水、ビール、コーヒー、牛乳、青汁、豚汁、そば の9品を紙コップとグラスで飲み比べてみようと思うのだが…。

馬場さんはこのまま喋り続けるのか。途中で疲れるのか。 見守りつつ飲み比べていこう。

気になる飲み物からクリックしていただくも、「次へ」から順々にみていただいても!

(ちなみに登場人物がドレッシーなことについては本ページ下のまとめ枠で解説しております)

以上、断りもなく豪華な服装でお送りしました

ワイングラスて豚汁を飲むと混乱する。

ワイングラスで飲むトマトジュースのおいしさのほかに今回得た知識は概ね以上である。それだけで十分のインパクトだ。にもかかわらず馬場さんの長い話もかなりの迫力であった。

重ねて、服装である。

断りもなく鹿鳴館みたいな服(馬場さんはタキシードだ)で登場してしまい大変混乱させてしまったことについてどうかお許しいただきたい。

「ワイングラスで飲み物を飲み比べる」という企画って普通すぎやしないか? という不安のもと、にぎやかしになればと選んだ豪華な服装だったのである。

結果「ワイングラスでうまいトマトジュースと豚汁を飲みながら長い話を鹿鳴館コスプレで聞く」という明らかな要素過多状態となってしまった。

本稿で伝えたいのはただひとつ、「カゴメ トマトジュース PREMIUM」のおいしさ、それだけなのだ。なんでこんなことになっちゃったんだろう!
なぜこんなことに!?
なぜこんなことに!?

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