フェティッシュの火曜日 2014年9月9日
 

金沢の近江市場が楽しい3つの理由

個人的視点による近江町市場の魅力をご紹介します。
個人的視点による近江町市場の魅力をご紹介します。
石川県金沢市に行った際、空き時間に同行者の発案で近江町市場というところへいったのだが、これが想像以上にパラダイスだった。

どのくらい気に入ったかというと、翌日もまた行ってしまったほど。いくらでも観光する場所がありそうな金沢なのに、まさかの翌日リピートである。

そんな近江町市場の魅力を、個人的視点で3つのポイントから紹介してみたいと思う。
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。
> 個人サイト 私的標本 趣味の製麺

近江町市場は「このえまち」ではなく「おうみちょう」と読む市場

まず最初に説明しておくと、私は近江町市場のことをずっと「このえまち」だと思っていたくらい、この市場についての知識がなかった。正解は「おうみちょう」で、今でもよく間違える。

そんな我々が訪れたのは、8月の土曜、日曜の朝9時くらいからだったのだが、築地場外やアメ横のようなゴミゴミした感じがない。

市場といっても一般人向けの要素が強いため、朝よりも夕方の方が混み合うのだろう。のんびりした気分で観光したいなら、比較的空いている午前中がおすすめだ。
市場らしくない広々とした通路。朝9時から営業の店が多いので、早朝に訪れないように注意。
市場らしくない広々とした通路。朝9時から営業の店が多いので、早朝に訪れないように注意。
なんでもこのあたりは大規模な再開発がおこなわれ、それが2009年に完成したばかりとのこと。「近江町いちば館」という地上五階地下一階建てのビルが市場の中心となっている。

そのため昔からの活気は残しつつも、建物が新しかったり、通路の幅が広かったりと、なんとなくテーマパークっぽい感じの空間なのだ。

楽しいポイントその1 鮮魚店が素敵

そんな近江町市場の魅力的なポイントだが、一番はやっぱり鮮魚店の充実だろう。当たり前すぎるポイントだが、これはやはりはずせない。

やはり日本海側だけあって、店頭に並んでいる魚は太平洋側の関東とはちょっと違うし、同じ魚でも名前が違ったりしておもしろいのだ。
魚屋っていいですよね。
魚屋っていいですよね。
新鮮な魚に圧倒されてしまった。左上にウスバハギが売られているのがポイント高い。
新鮮な魚に圧倒されてしまった。左上にウスバハギが売られているのがポイント高い。
見慣れているイカやイワシも、ここでみるとなんだかおいしそうに見えるんですよ。
見慣れているイカやイワシも、ここでみるとなんだかおいしそうに見えるんですよ。
コッペってなんだろうと思ったら、エイのことなんですね。煮付用に人気があるそうです。
コッペってなんだろうと思ったら、エイのことなんですね。煮付用に人気があるそうです。
大型のシロギスが刺身用として売られているという魚力の高さ。
大型のシロギスが刺身用として売られているという魚力の高さ。
養殖と天然が並んで売られているアユ。値段は3倍だが、せっかくなら天然ものを買うべきかと悩みまくる。いや、今日は買えないんだけれどさ。
養殖と天然が並んで売られているアユ。値段は3倍だが、せっかくなら天然ものを買うべきかと悩みまくる。いや、今日は買えないんだけれどさ。
アワビにも「上り」とか「下り」があるのかな。
アワビにも「上り」とか「下り」があるのかな。
能登のタコが1500円!これは買いだ!いや、買えない!くやしい!
能登のタコが1500円!これは買いだ!いや、買えない!くやしい!
こそくらというのは、ブリの幼魚のことかな。初めて聞く名前だ。
こそくらというのは、ブリの幼魚のことかな。初めて聞く名前だ。
キラリと光る新鮮なニギスを発見。これはなかなか関東では手に入らないクオリティだ。
キラリと光る新鮮なニギスを発見。これはなかなか関東では手に入らないクオリティだ。
金沢で人気の高級魚といえば、やはりノドグロ(アカムツ)だろう。地元産の大型はなかなかのお値段だ。
金沢で人気の高級魚といえば、やはりノドグロ(アカムツ)だろう。地元産の大型はなかなかのお値段だ。
最近は九州方面からたくさん流れてくるようで、それなら私でも買えそうな値段である。こちらは土佐のカツオならぬノドグロ。
最近は九州方面からたくさん流れてくるようで、それなら私でも買えそうな値段である。こちらは土佐のカツオならぬノドグロ。
小さなサイズなら安いけれど、やっぱり刺身にするならある程度の大きさが欲しい。うーん、迷う。
小さなサイズなら安いけれど、やっぱり刺身にするならある程度の大きさが欲しい。うーん、迷う。
冷凍の干物は、実物じゃなくて写真が飾られていた。ライター乙幡さんのホッケース(参照)かと思った。
冷凍の干物は、実物じゃなくて写真が飾られていた。ライター乙幡さんのホッケース(参照)かと思った。
夏場でもカニはたくさん売っていた。冬になればもっとカニであふれるんだろうな。
夏場でもカニはたくさん売っていた。冬になればもっとカニであふれるんだろうな。
カニは値段と品質がピンキリなので、一番買うのに迷いそうだ。あきらかに観光客相手みたいな店もあるみたい。
カニは値段と品質がピンキリなので、一番買うのに迷いそうだ。あきらかに観光客相手みたいな店もあるみたい。
そして忘れてはならないのがエビの存在である。質のいいアマエビ(ホッコクアカエビ)は本当にうまいよね。
そして忘れてはならないのがエビの存在である。質のいいアマエビ(ホッコクアカエビ)は本当にうまいよね。
お金に糸目を付けなければ、ボタンエビは買いだろう。このエビの甘さとブリンブリン感はすごいのよ。
お金に糸目を付けなければ、ボタンエビは買いだろう。このエビの甘さとブリンブリン感はすごいのよ。
ちなみにボタンエビの本名はトヤマエビで、石川県で獲れてもトヤマエビなのだが、富山県以外では本名であまり呼ばれない。ここは富山ボタンと表記されていますね。
ちなみにボタンエビの本名はトヤマエビで、石川県で獲れてもトヤマエビなのだが、富山県以外では本名であまり呼ばれない。ここは富山ボタンと表記されていますね。
これはモロトゲアカエビ、通称シマエビかな。手ごろな値段でうれしい。
これはモロトゲアカエビ、通称シマエビかな。手ごろな値段でうれしい。
金沢の魚、素晴らしい。ちなみに漁がおこなわれない日曜よりも、土曜の方が品揃えは断然良かったので、できれば今度は平日に来たいところだ。

それにしてもである。今回の旅では日程的にここで生魚を買うことができなかったのがとても悔しく、今度ここを訪れるときこそは、宿泊先に調理場を確保するか、ここから自宅へ直帰するスケジュールにして、魚をたっぷりと買いたいと思う。

来年、北陸新幹線が金沢まで開通したならば、ここまで夕飯の買い物のためだけに来るのもいいかもしれない。

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