フェティッシュの火曜日 2014年9月16日
 

文楽を見にいってみる

文楽を見にいってみる
文楽を見にいってみる
あやふやな知識で申し訳ないが、大阪府で文楽のお金を打ち切るとか打ち切らないとかのニュースをちょっと前に見た。

ここで「文楽がつまらないから切り捨てられる」みたいなイメージがついてしまい逆に興味がわいてきた。

はたして本当につまらないんだろうか。観に行ってきた。
1980年生。明日のアーというコントのユニットをはじめました。動画コーナープープーテレビも担当。記事はまじめに書いてます
> 個人サイト Twitter(@ohkitashigeto) 明日のアー

大阪と東京で見られます

文楽はもともと上方の芸能で今では大阪と東京で公演がある。だから大阪で問題になっていたのだ。

東京では国立劇場の小劇場で文楽が見られる。

朝11時、昼4時、夜7時の三回公演があり演目がちがう。今回は一番長い演目の第一部双蝶々曲輪(ふたつちょうちょうくるわ)日記を選んだ。夜7時の回にいたってはシェイクスピアだ。うほ。そんなことになってるのか。
(……なんかのオープニングで見たことある!)
(……なんかのオープニングで見たことある!)

チケットは6700円

値段はA席6700円、B席5300円、C席は1500円くらいで席のほとんどはA席。公演二日前ではA席しかなく、それもあと6席のみだった。平日昼間なのに人気あるんだなー。

6700円は芸能人が出るようなお芝居だとそれくらいするし妥当だ。でもふだんそういうのに行かないので懐は痛い。

B席もC席もそこまで見難いわけではなさそうだ。ファンのじいさんばあさん相手に予約がんばれば1500円で見られる。
開演一時間前の10時に同じくこのサイトのライターである西村さんと待ち合わせ。周りはおばちゃんばかりだ
開演一時間前の10時に同じくこのサイトのライターである西村さんと待ち合わせ。周りはおばちゃんばかりだ

早めに入って予習をすべき

6700円払って「話がわからないし、つまらん」では辛いので予習してきた。ネタバレは数百年前にすでにしている。

検索であらすじが見つかり「早めに入ってパンフレット読み込んでおけ」という文楽の見方ガイドの記述も見つけた。

パンフレットは600円。あらすじと見どころと上演台本までついてくる。くわーっ、忙しい。開場から開演までで消化しきれない。
パンフレットの中に上演台本までついてくる!
パンフレットの中に上演台本までついてくる!
とりあえず記念写真を撮ってみたけどそんなことしてる人いなかった
とりあえず記念写真を撮ってみたけどそんなことしてる人いなかった
売店とは別にちょっとしたグッズの売り場もあった
売店とは別にちょっとしたグッズの売り場もあった
ああ、おばあちゃんってこういうのここで買うのか!
ああ、おばあちゃんってこういうのここで買うのか!

おじいさんおばあさん多い

開演を待っているとお客さんのおしゃべりで「三割負担」という言葉が聞こえてくる。平日の昼間からの公演なのもあって95%くらいがおじいさんおばあさんだ。団体客も多い。

同行してくれたライターの西村さんは落語好きでこの劇場も落語を見に来たことがあるそうだが、年齢層の高さに驚いていた。

95%のあとの数%は、古典芸能にふれて自分を研鑽せんとするゴージャス系女性客と文化系女子の発展形、それに無職に近く痔に悩むライター二人で構成されている。
5幕あって開演から終わるまでに4時間半!! つまらなかったら暴動が起きそうな時間だ
5幕あって開演から終わるまでに4時間半!! つまらなかったら暴動が起きそうな時間だ
食堂があってお昼ごはんを予約するシステム
食堂があってお昼ごはんを予約するシステム

まるまる一日使うような遊び

午前11時開演で終演が午後3時半。早めに入って予習も考えるとまる一日の遊びだ。

昼ごはん用の休憩は25分あり、お弁当か食堂でたべる。食堂なら25分しかないので先に予約しておく必要がある。

あたりを見るともう弁当を食べている人たちがいる。それが正しいのか、それともただの食いしん坊なのか。いきなりお弁当を食べられるとただ不安である。
一番後ろでも見づらいということはなさそうだ
一番後ろでも見づらいということはなさそうだ

文楽とは、三味線と唄がつく人形劇

そもそも文楽というものをよくわかってなかったが、まず三味線をひきながら物語を読み上げる浄瑠璃があったそうだ。そこに人形遣いがついて人形浄瑠璃になる。

その中でも近松門左衛門など江戸時代の大阪でぐりんぐりんに発展させたものが文楽で今にいたる。

要するに節のついた人形劇ということでいいのではないか。
人形遣い3人で人形を動かす
人形遣い3人で人形を動かす

開演、黒子って黒い

11時になり床とよばれる壇上に三味線と太夫があらわれる。黒子が出てきて二人を紹介する。黒子をはじめて見た。黒いぞ。そして布にさえぎられた声が罰ゲームみたいだ。

緞帳が上がり、舞台があらわれ床の演奏がはじまる。

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