特集 2014年10月18日

ふざけるお祭り、奇跡の写真 今週の人気記事

こんにちは。デイリーポータルZ編集部の古賀です。
このまとめは10/9~10/15にデイリーポータルZで公開された記事からのよりぬきまとめです。

心底買ってよかったと思うもののひとつに、昨年買った「毛玉取り」があります。
もう大人なってずいぶんたつことだしいい加減毛玉のついた服を着るのはやめようと思い立ち買ったのです(それまで35年間毛玉のついた服を着ていたことになりますが、どうかめをつぶってくだされ)。

店に行くと、電池のみで稼動するものとACアダプタつきのものが。後者は前者の2.5倍の価格です。

これまでの私なら前者を買ったでしょう。しかし35年生きてると人も成長しますね。ええいと後者を買ったのです。電池なんてきっと入れ替えないんです。電池が切れたらきれっぱなしにしてしまう自らの性格を考えると価格は2.5倍でも電源が取れるほうを選ぶべきなのです。

読みは大あたり、飽きずに使い続けております。今年の冬も、毛玉取るぞ~。

では、人気記事をどうぞ!
インターネットにラブとコメディを振りまく、たのしいよみものサイトです。

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今週の役に立ったりちょっとためになる記事


地元のふざけた祭りに行く

2014年10月14日公開 ライター:大北栄人

“ひょうげ祭りといってもただ歩くだけなのでひょうげ要素は衣装によるところが大きい。しかしこの神輿は別である。神輿の担ぎ方がふざけているのだ。

“建築中の家の前で施主の名前を大声で叫び突っ込む素振りをしたり、ルートから外れてタクシーを追いかけまわしたり。

“最終的には保存会の会長さんに怒られていた。
香川県の祭り「ひょうげ祭り」。ひょうげは地元の言葉で「ふざけ」、つまりふざけ祭り。タクシーを神輿で追いかけたり警官に絡んだりとその名に恥じないふざけっぷりです。最後は神輿ごと池に落ちます。(安藤)
香川県の祭り「ひょうげ祭り」。ひょうげは地元の言葉で「ふざけ」、つまりふざけ祭り。タクシーを神輿で追いかけたり警官に絡んだりとその名に恥じないふざけっぷりです。最後は神輿ごと池に落ちます。(安藤)

フライングディスク専門店へ行く

2014年10月14日公開 ライター:きだてたく

“「競技も10種類ぐらいありますからね。それぞれに合ったディスクがあるんですよ」

“「ガッツは14m離れて投げるんですが、時速100km以上でディスクがカーブしたり予想もつかないコースで飛んでくるんで、怖いですよ」

“東京ドームがホームからフェンスまで122mなので、ドーム2つ分以上の距離を飛んだことになる。
フリスビーの名前で知られるフライングディスク。犬が噛んでも割れづらいタイプ、投げると左に曲がるタイプ、鍋敷きとしても使えそうなタイプなど様々。実際投げて遊ぶと楽しくて時間を忘れました。(藤原)
フリスビーの名前で知られるフライングディスク。犬が噛んでも割れづらいタイプ、投げると左に曲がるタイプ、鍋敷きとしても使えそうなタイプなど様々。実際投げて遊ぶと楽しくて時間を忘れました。(藤原)

君は山形県庄内地方の麺、麦切りを知っているか

2014年10月14日公開 ライター:玉置豊

“やってきた麦切りをみると、なるほど細い。最近よくみかける讃岐系のうどんよりもだいぶ細いが、かといって冷麦よりはだいぶ太いという、あまり見かけない直径である。

“店員さんに聞いてみると、あくまでお好みではあるけれど、ワサビは蕎麦用で、なんとカラシは麦切り用とのこと。ショウガでもワサビでもなくカラシなのか!

“純粋にうどん文化として進化してきた麺類ではなく、蕎麦の製法を隣り合わせにしながらできあがった独自の麺のように感じられる。
歯ごたえよりも喉越し重視、細くてツルツルした直径が特徴的な庄内地方の麺、麦きり。小麦粉ながらうどんとも冷麦ともちがう味わいだそう。お店ではカラシがついてくるところも独特です。(古賀)
歯ごたえよりも喉越し重視、細くてツルツルした直径が特徴的な庄内地方の麺、麦きり。小麦粉ながらうどんとも冷麦ともちがう味わいだそう。お店ではカラシがついてくるところも独特です。(古賀)

サケの遡上めぐり

2014年10月15日公開 ライター:伊藤健史

“「いけ!シャケ太郎!」
思わず勝手につけたひねりのない名を叫んだ。

“シャケ太郎、お前に襲いかかる十勝川の急流は朝の通勤ラッシュの人ごみだ、無数の泡は月末の伝票だ。乗り越えて進め!うだつを上げるんだ!

“ほとんどサケの事しか考えずに2日間走り回った
サケが川を登るところを横から見られる施設が面白そう。川の流れに逆らって頑張るサケ、でも結局登れるのかなと思ったらあっさり流されてます。こういうサケもたくさんいるんでしょうね。唐突にヒグマも登場。(林)
サケが川を登るところを横から見られる施設が面白そう。川の流れに逆らって頑張るサケ、でも結局登れるのかなと思ったらあっさり流されてます。こういうサケもたくさんいるんでしょうね。唐突にヒグマも登場。(林)

奇跡の写真家いくしゅん密着取材 はたして奇跡は起こるのか?

2014年10月9日公開 ライター:土屋 遊

“ヤラセではないかと疑うものさえいるその写真を観ると、なるほどたしかに神懸かり的だ。

“わたしも奇跡に出会いたい!

“日常の、ふつうの光景、そこにある小さな奇跡である「おかしみ」の瞬間を見逃さずにカメラに収めることがどれだけむずかしいことか、身にしみてわかった。
過去の作品がすごい。マンホールの穴に挟まっているネズミ、ドアの外から中を覗くカエル、ゴミを捨てる主人の後ろでカメラ目線の小型犬、言葉だと全く伝わりませんが、すごい。(林)
過去の作品がすごい。マンホールの穴に挟まっているネズミ、ドアの外から中を覗くカエル、ゴミを捨てる主人の後ろでカメラ目線の小型犬、言葉だと全く伝わりませんが、すごい。(林)

いかがでしたでしょうか。

2ページ目からはチャレンジ系の記事をご紹介しますよ。

ところで冒頭の話のつづきなのですが、我が家の場合買ってよかったというよりも断然「買ったほうがいいよな」というものの方が多いのが実態です。

もろもろの家電はすべて古く、日用品ももらったものをこだわりなくなんとなく使い続ける日々。もっとちゃんと自分で買わないとなと思いながらも、そのままです。基本的にそんな人生だけに、毛玉取りの英断が私のなかで際立っているのかもしれません。

人生に思いをはせながら、次のページもどうぞお楽しみください。
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今週の「やってみた」記事


公衆トイレの非常呼出ボタンに見る葛藤

2014年10月13日公開 ライター:石川大樹

“非常呼び出しボタンには、葛藤がある。

“最後は人情に訴えかける。それも手だ。

“エレベーターはトイレに比べるとやさしいように思う。
「非常時でも押せよう押しやすく」と「流すボタンと間違われないように」という両立しにくい2つの条件を満たさなければならないボタン。文字を大きしたり懇願したり、工夫が人間味あふれてます。(林)
「非常時でも押せよう押しやすく」と「流すボタンと間違われないように」という両立しにくい2つの条件を満たさなければならないボタン。文字を大きしたり懇願したり、工夫が人間味あふれてます。(林)

全国の鈴木さんが集まる鈴木会

2014年10月9日公開 ライター:住 正徳

“日本で2番目に多い「鈴木」さんが、全国から集まる「鈴木会」という会合が開かれることを知った。

“ここにいる人たち全員が鈴木さんだ。アウトレイジ風に言うと、「全員鈴木」である。

“鈴木さんの呼びかけに、会場の鈴木さん全員が拍手で答えた。
鈴木会の会長、副会長、事務局長、会計、全員が鈴木さん。それに賛同の拍手をしているのも鈴木さん。「鈴木じゃない人にも鈴木会を楽しんでもらいたい」という発言まで飛び出してます。(林)
鈴木会の会長、副会長、事務局長、会計、全員が鈴木さん。それに賛同の拍手をしているのも鈴木さん。「鈴木じゃない人にも鈴木会を楽しんでもらいたい」という発言まで飛び出してます。(林)

コーヒーのサイズは「レギュラー」が真の鬼門

2014年10月9日公開 ライター:古賀及子

“S、M、Lやショート、トール、グランデを使わずに「レギュラー」というサイズ表記を使うコーヒーチェーンが実は思った以上にあるようなのだ。

“「レギュラー」というサイズが静かにドリンクサイズ界で暗躍する様子が伝わったのではないか。

“分かりやすくしようとして一層分からなくなった感じがドリンクサイズ問題を象徴しているように思う。
チェーンによって扱いが違うのがレギュラーというサイズ。プロント、カフェ・ド・クリエではレギュラーが一番小さいサイズですが、別のチェーンではレギュラーが中のサイズであることも。(林)
チェーンによって扱いが違うのがレギュラーというサイズ。プロント、カフェ・ド・クリエではレギュラーが一番小さいサイズですが、別のチェーンではレギュラーが中のサイズであることも。(林)

うまい棒に仏像を彫る

2014年10月15日公開 ライター:石原たきび

“彫り始めたのは7年ぐらい前ですかね。これまでに600~700本は彫っていると思います

“彫刻のしやすさという点ではチーズやコンポタなんですよ。

“速く彫らないと湿気る
うまい棒にリューター(電動の切削工具)で彫ってゆきます。色が薄い方が陰影がわかりやすいので彫刻に向いているのはチーズ味やコンポタ味だそうです。(林)
うまい棒にリューター(電動の切削工具)で彫ってゆきます。色が薄い方が陰影がわかりやすいので彫刻に向いているのはチーズ味やコンポタ味だそうです。(林)

ネットからテレビのなかを動かした

2014年10月10日公開 ライター:林 雄司

“つまりサイト上のボタンを押すとテレビの中の人形がふらふら揺れるのだ。

“ネットで押した力がテレビに伝わった。

“デジタルなポルターガイストみたいだった。
ウェブ上のボタンを押すと生放送の番組のなかにおいた人形が揺れる仕組みを作りました。家にいながらテレビの世界にいたずらできます。宇宙一敷居の低い視聴者参加企画の実施報告。(林)

大人は服が着られ続ける

今週も興奮の記事を続々と公開したデイリーポータルZでした。

さて、さきほど「買ってよかった」、「買ったほうがいい」問題をご紹介しましたが、大人になって服が「着られなくならない」ことに驚いたこと、ありませんか。

子供のころは成長するので服も靴もどんどん買い換える必要があるのですが、大人になると(太らない限り)もう大きくならないので服を買い換える必要がない! そういえば、ない! という驚きです。

自動的に服を買い換えざるを得ない子供と違い、自ら服の買い替えどきを見極めて常に清潔な服装でいられるような服を選び買うことが必要な大人。まさに大人。

なぜか大人の責任に話がたどり着いたところで、また来週です。

2014年10月のバックナンバーいちらん
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