フェティッシュの火曜日 2014年11月11日
 

どのイモがより大学か

大学トマト。
大学トマト。
ちょっとしたきっかけで、大学芋愛好家と名乗る方と知り合いになった。

で、いろいろと聞いているうちに「大学ジャガイモも意外と美味しいんですよ」という話が出てきた。
なるほど。確かにホクホクして美味いかもしれない。

じゃあ、他に「大学」にするに相応しいイモはあるのだろうか。その偏差値を調べてみよう。
1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。

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大学、かなり簡単

名前の由来は「大正時代に神田周辺の大学生が好んで食べた」説と、「昭和初期に帝国大学の学生が学費捻出のため作って売った」説、「早稲田大学の学生に人気だった」説がある。
とりあえず、どこの学校かはともかく学生が食べてたから大学芋、というシンプルな話らしい。

学生の食べ物らしく、作るのもかなり適当で簡単にできる。
基本的には、適当に切ったサツマイモを適当に素揚げして、砂糖と水(醤油も足すと風味が出る)を煮詰めた蜜にからめてゴマをふる、というだけ。
とりあえずジャガイモを揚げてみる。
とりあえずジャガイモを揚げてみる。
蜜を作るのが唯一手間と言えば手間だが、それも市販の「大学芋のタレ」的なものを使えば解決である。

イモを切って揚げて絡める。これだけなら調理時間は10分もかからない。
この大学、難易度低いぞ。
揚げたイモに蜜をからめ中。
揚げたイモに蜜をからめ中。
蜜をひろげたバットにイモを放り込んで転がすと、とろっとした蜜がイモの表面をじわじわ覆っていく様子が良く分かる。

フライドポテトが大学成分に浸食されているのだ。

イモの偏差値はどれぐらいか

では、今回作ってみた大学芋的なイモとイモ以外の他食材が、どれだけ大学向きか、という部分に焦点を当てて紹介してみたい。

美味しさ(食べた時に美味しいか)、ホクホク感(大学芋っぽい食感か)、大学っぽさ(結局、大学芋にする意味はあるのか)を私見でそれぞれ10段階で評価してみた。

大学ジャガイモ…偏差値67

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さすが大学芋愛好家おすすめだけあって、一口食べた時点で「うん、これはアリだな」とわかる味である。
さすがジャガイモ、サツマイモとキングオブイモの座を争うだけはある実力を感じる。

ただ、素材自体に甘さがないので、食べた時の「あー、大学芋を食ったな」的な満足感は無い。大学っぽさのマイナス要素はこの辺りか。

評価1つを100点として平均したものを偏差値として、大学偏差値67としておこう。

大学里芋…偏差値65

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個人的に期待していたのは、この里芋だ。
甘い味付けに里芋のねっとりした食感が合うんじゃないかと踏んでいたのだが、これが正解。
カリッとするまで揚げた里芋をかじると、じゅわっと甘い蜜のあとからねとーっとした歯応えがくる。

里芋が好きな人はこれ絶対ハマるな。
ただ、ホクホク感の低さが響いて偏差値は65に落ち着いた。

大学長芋…偏差値42

!
こちらも期待していたのだが、個人的にはハズレてしまった大学長芋。

皮付きを揚げて蜜をからめたのだが、なぜか生臭さを感じる仕上がりになってしまった。甘い味付けとも微妙に合ってないような気がする。

大学に進学するよりは、揚げたまま塩かけて食べたほうがいいだろう。居酒屋メニューに就職した方が大成するタイプだ。
残念ながら偏差値は42とする。

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