ちしきの金曜日 2014年11月14日
 

上に避けてるのが島根、横に避けてるのが鳥取

有名な「ベタ踏み坂」こと江島大橋は船を避けています。
有名な「ベタ踏み坂」こと江島大橋は船を避けています。
以前林さんが書いた「もう間違えない!鳥取と島根」という記事がある。しかし結論が「鳥取は練馬で島根は板橋」というものだったので、分かったような分からないような。

実際現地を訪れ、自分の趣味に即して観光すれば覚えられるのではないか、と思って行ってみた。そうして出た結論は「上に避けてるのが島根、横に避けてるのが鳥取」である。
もっぱら工場とか団地とかジャンクションを愛でています。著書に「工場萌え」「団地の見究」「ジャンクション」など。

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例の「ベタ踏み坂」

ちょっと前に「ベタ踏み坂」の別名で話題になった橋がある。島根県松江市の島とと鳥取県とを結ぶ江島大橋という橋である。
島根と鳥取を結ぶ江島大橋。この地図によれば海上部分は島根側と言うことになるので、本記事では島根名物としたい。
「上に避けてるのが島根」とは何のことかというと、この橋のことだ。島根と鳥取を間違えない、という話題にもかかわらずすでに県境ぎりぎりの物件を引き合いにだすこの分かりづらさ。

うすうす感ずいていらっしゃると思いますが、要するにぼくがかねてから気になっていたものを強引にまとめたものなので、そういうことが起こるのです。とにかくまあ聞いてください。
タクシーの運転手さんは「あー、以前はよく橋見に来る人いたけど、最近はあんまりだねえ」と言ってました。
タクシーの運転手さんは「あー、以前はよく橋見に来る人いたけど、最近はあんまりだねえ」と言ってました。
さてこの島根名物江島大橋、なにが名物かというとすごく急坂なのだ。「江島大橋」で検索すると画像やレポートがたくさん出てくるので、詳細に興味ある方はそれらをじっくりご覧頂きたい。

冒頭の写真がその急坂っぷり。橋の西側、島根側の江島から見たところだ。

ぼくは米子空港に付くやいなやタクシーでまさにこの橋を渡って島に渡ったのだが、その車窓風景がすばらしかった。
鳥取側からのぼっていくと…(ムービーから切り出したので良い画像ではないですすみません)
鳥取側からのぼっていくと…(ムービーから切り出したので良い画像ではないですすみません)
頂上手前でカーブして先が見えなくなって…(ムービーはブレすぎてて使い物になりませんでした)
頂上手前でカーブして先が見えなくなって…(ムービーはブレすぎてて使い物になりませんでした)
のぼり詰めた先に…
のぼり詰めた先に…
どーん!と視界が開ける。
どーん!と視界が開ける。
崖のような下り坂の向こうに中海の風景が。さすがの急坂である。ちょうど夕暮れ時だったこともあり、すばらしい風景だった。画像が粗いのがくやまれる。

船を避けています

で、橋を降りて振り返るとこんななわけです。
で、橋を降りて振り返るとこんななわけです。
「冬に凍結すると怖い」とタクシーの運転手さんがおっしゃるのも頷けるこの急坂っぷり。なぜこんなに急なのかというと、船を避けているからだ。
必死に船の邪魔にならないようがんばる姿は、東京湾のゲートブリッジを思い出します。
必死に船の邪魔にならないようがんばる姿は、東京湾のゲートブリッジを思い出します。
鳥取側とこの江島との間の距離はそう遠くない。なので急坂にならざるを得なかったというわけだ。道路作るのってたいへん。

「島根は上に避けてる」とはこういうことだ。じゃあ「鳥取は横に避けてる」とはなにか。

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