フェティッシュの火曜日 2015年1月20日
 

豚バラ肉でブッシュドノエルを作る

豚バラ肉を巻いて特大チャーシューを作り、ブッシュドノエルにしてみました。
豚バラ肉を巻いて特大チャーシューを作り、ブッシュドノエルにしてみました。
クリスマスに食べる丸太型のロールケーキ、ブッシュドノエル。フランス語でノエルが「クリスマス」、ブッシュ(ビュッシュ)は「木、丸太」という意味だそうだ。

もし盛大なクリスマスパーティーを開くのであれば、大きなブッシュドノエルはぜひ飾りたいところだが、ケーキは丸くてイチゴが乗った生クリームのやつを食べたい。

そこでケーキとは別腹になるブッシュドノエルを、豚バラ肉で作ったらどうだろうか。
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。

前の記事:「海岸で凧揚げしているみたいにカニを捕る」
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きっかけはラーメン用のチャーシュー作り

ブッシュドノエルを豚バラ肉で作るに至った経緯だが、この写真を見てもらえば一発でわかるだろう。
ほら、ロールケーキ!
ほら、ロールケーキ!
ラーメン用のチャーシュー(煮豚)を作る際、煮崩れないように豚バラ肉をタコ糸で縛ったのだが、これがどう見てもロールケーキなのだ。

豚の脂肪と乳脂肪(生クリーム)の違いこそあれ、これはもうロールケーキ。皆さんも赤身部分がイチゴに見えてきたことだろう。

ロールケーキといえばブッシュドノエル。この方法を用いて、豚バラ肉による巨大なブッシュドノエルを作るべく、用意したのがこの肉である。
国産豚バラ肉1キロ1580円を4.8キロ購入。税別7584円也。
国産豚バラ肉1キロ1580円を4.8キロ購入。税別7584円也。
せっかくだから大きい方がおもしろいかなと、近所のお肉屋さんで売っていた一番大きなサイズの豚バラ肉を購入。これなら相当景気のいいブッシュドノエルができそうだ。

もう少し安い輸入物という選択肢もあったのだが、国産豚の方が厚みがあるということで、より太い丸太を作るべくこちらをセレクト。

1人前200グラムとして、ざっと24人前の量である。と思ったけど、普通チャーシューは200グラムも食べないか。
余裕の60センチオーバー。お相撲さんが優勝したときに持つマダイくらいの大きさだ。
余裕の60センチオーバー。お相撲さんが優勝したときに持つマダイくらいの大きさだ。
クッキング用でも、あくまでタコ糸という安心のネーミング。
クッキング用でも、あくまでタコ糸という安心のネーミング。

豚バラ肉を強引に巻く

さっそく4.8キロの豚バラ肉を巻く訳だが、これがなかなか難しかった。

厚みのある国産豚を選んでしまったこともあり、シャリを乗せすぎた巻き寿司のように、うまいこと一回転してくれないのである。
丸くならなーい!
丸くならなーい!
脂肪というものは柔らかいイメージだけれど、冷えているとなかなか頑固なものである。

それでもあきらめずに豚バラ肉と押し問答をしているうちに、だんだんと室温と手のぬくもりによって脂身が柔らかくなり、どうにか丸く収まりそうな感じになってきた。
厚すぎる箇所には隠し包丁をいれ、どうにかこうにか丸め込む。
厚すぎる箇所には隠し包丁をいれ、どうにかこうにか丸め込む。
なんとか一回転してくれたところで、まず一番厚みのある部分をタコ糸で縛ってみたのだが、これが形状記憶合金のように戻ろうとする。さすが国産豚、素晴らしい弾力だ。

そこでさらに数か所を縛ると、ようやく豚バラ肉はおとなしくなってくれた。溶けた脂肪を触った手が、たっぷりとハンドクリームを塗ったみたいだ。
巻けば巻けるもんですね。
巻けば巻けるもんですね。
これを長時間煮ても崩れないよう、さらにグルグルと巻きまくると、そこには若干の猟奇的なエロスが感じられた。

いや、そんなことはないですよ。
白い脂肪に食い込むタコ糸、君は何を想うだろう。
白い脂肪に食い込むタコ糸、君は何を想うだろう。
スケール感がわかりにくいけど、CDよりも大きいよ。
スケール感がわかりにくいけど、CDよりも大きいよ。

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