造船所のある風景
船は造船所で作られる。世界的に見ても、日本は造船業が盛んで、大きな船もたくさん作られている。瀬戸内海沿いに、造船所は多いようだけれど、福岡県にも造船所があり、なかなかに雄大な景色を作り出している。
素晴らしい景色!
博多駅からそんなに離れていない場所にある造船所。大きな橋をバックに、大きな船が作られている。ぜひ近くで作られているところを見てみたい、と思うけれど、関係者以外立ち入り禁止だ。
普通の家の間から船が見えるのがいい!
造船所が見えるカフェ
造船所を見たいが、この時期は特に寒い。私は寒いと何もしたくなくなるタイプだ。やる気があるのは呼吸くらいかもしれない。そこで見つけたのが、造船所が見れるカフェである。
港カフェ「ブレス」(福岡県福岡市中央区港3-3-20)
二階にあがると、
造船所が見える!
先の博多駅からそう遠くない場所にある造船所が見える港カフェ「ブレス」。二階建てのカフェで、その二階からは造船所を見ることができる。もはや丸見えである。ガラスを一枚挟んで造船所。働く人やクレーンが見える。
働いている!
ガン見!
店内に流れる落ち着きにあるオシャレな音楽。そして、響き渡る「カーン、カーン」や「ジィィィ、ジィィィ」という造船所の音。何かを叩いたり、溶接したりしているのだろう。家で聞けば、その音はうるさいとしか感想を持たないけれど、ここではオシャレに聞こえる。
この距離だから音が聞こえないはずがない
今年はオシャレだ!
このカフェは7年ほど前からこの場所にあるそうだ。その間に多くの船が造られたのだろう。ちなみに造船業は円高とか、円安とかの影響をもろに受けるらしく、円高の時はあんまり船を造っていなかったらしい。最近は調子がいいのだろう、と常連さんが言っていた。
オシャレな店内
このカフェはオシャレだ。木目調で、インテリアなども素朴な感じ。そして、そこから見える造船所。憧れるオシャレが全てある。もちろん暖房もありあたたかい。オシャレに憧れてしまいそうなのだ。
私の家の一番オシャレなところ
一方カフェは全部オシャレ!
今までオシャレは敵だと根拠のない敵対心を持って生きてきたが、違う。オシャレこそが全てなのだ。オシャレでなければならないのだ。素朴なオシャレ。それが今年は来る。今年はオシャレが来るのだ。オシャレが今ブームなのだ。
オシャレ!
最近オーナーになった
先にも書いたが7年前からこのカフェはあるが、2014年の9月に新たなオーナーになった。新たなオーナーは青柳智子さんという方で、産休中にご主人にここに連れて来てもらい、その後オーナーになったそうだ。こういうお店を知っている旦那、オシャレだ。
オーナーの青柳智子さん
青柳さんがここを訪れた直後に、元のオーナーがオーナーを募集しているのを知って応募。そしてオーナーになった。カフェもオシャレで、青柳さんもオシャレ。オシャレ同士がきっと引き合ったのだ。そんな場所に来ている私もまたオシャレなのかもしれない。
オシャレ!
引き続き造船所
オーナーさんにお話を聞けば、落ち着ける空間を作り、ゆっくりしていって欲しいと言っていた。嬉しいことである。なんだかずっと造船所を見ちゃうのだ。大きな船を作っているようなので、ずっと見ていても変化はないのだけれど、クレーンなどが動くと嬉しい。
見ちゃう!
家から造船所が見える、というのはオシャレだけれど、私の家から造船所が見えても、海に近くの工場地帯の家になるだけだ。実にオシャレは難しい。全てのオシャレをここで学んで行きたいと思う。
とにかく見ちゃう!
オシャレはカフェにある
このカフェは男性一人というお客さんも多いそうだ。確かに落ち着く空間だった。洋服のオシャレは「我慢」が大切と聞いたことがあるが、空間のオシャレには我慢は必要ないのだ。ちなみにコチラでは本を一冊持って行くと、カフェにある本と交換できるというのをやっている。それにつけ込み、自分の本を持って行った。