ロマンの木曜日 2015年2月5日
 

決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで

1回戦最後の試合、勝者はPython!

この試合、観客が熱を持って応援するという意味では場内がもっともゆれた一戦のようにもおもわれた。

「Ruby! 勝ってくれー!」「いけーっ、Python!」会場がRuby派、Python派に二分され、声援が自然に飛ぶ会場が一体となった試合であった。
Python、やった!
Python、やった!
Ruby〜〜! でも惜しかった。よくやった!
Ruby〜〜! でも惜しかった。よくやった!

コンパイル型が強い! 2回戦から決勝まで

1回線の結果、準決勝に駒をすすめたのはJava、C、Go、Python。

スポーツ漫画あるあるに従い、2回戦以降はさらにコンパクトにダイジェストでお伝えしよう。
準決勝第一試合、これもライバル感の強いC対Java! 両チーム、選手が掛け声ではなく気持ちで合わせて綱を引いた静かな試合
準決勝第一試合、これもライバル感の強いC対Java! 両チーム、選手が掛け声ではなく気持ちで合わせて綱を引いた静かな試合
初戦敗退のチームも思い思いの言語に声援を送る…「Java! まけんな〜っ!」「C! いけー!」
初戦敗退のチームも思い思いの言語に声援を送る…「Java! まけんな〜っ!」「C! いけー!」
結果、決勝進出はC。

しかしJava主将は「綱引きには負けましたが、言語としてのJavaは決してCには負けません!」と最後まで力強かった。
「こちら解説席です。Cは勝ったものの明らかに疲労してますね」「Cは1972年登場の言語。今年で43歳です。立派なおっさんですからね」
「こちら解説席です。Cは勝ったものの明らかに疲労してますね」「Cは1972年登場の言語。今年で43歳です。立派なおっさんですからね」
女性参加者として唯一2試合を戦った同じくJavaのズオンさんも「Javaは最高の言語です!」と負けてなお強気である。

そうだ、言語の優劣は綱引きぜんぜん関係ないぞ! と企画の根底をゆるがす空気が会場をつつんだ。Javaは今大会で一番愛を語ったチームなのではないか。
準決勝第二試合、Goは重心が低い!あと主将の腕が太い!
準決勝第二試合、Goは重心が低い!あと主将の腕が太い!
これにはさすがのPythonも持ち味を発揮できず…
これにはさすがのPythonも持ち味を発揮できず…
うぉっし
うぉっし
決勝進出はGo。

負けたPythonにはすかさず「Python、がんばったよ、いい言語だよ!」と声援が飛んでいた。

ここで勝ったGoは第一試合で決勝進出を決めたCに比べ、明らかに疲労も少ない。これがGoogleの力なのか。C、大丈夫か。会場の興奮も最高潮である。
ほんとに今日はじめて組んだチームか? という安定感、Go
ほんとに今日はじめて組んだチームか? という安定感、Go
試合ごとにフォーメーションをかえて戦ってきたC
試合ごとにフォーメーションをかえて戦ってきたC
決勝戦、勝負!
うおー! アセンブラー! コンパイラー!
うおー! アセンブラー! コンパイラー!
ポリモーフィズム! スレッド間通信!
ポリモーフィズム! スレッド間通信!
……お伝えのとおり、勝者はGoであった。
とはいえ、Cの善戦に胸を熱くしたのは私だけではあるまい。おつかれさまでした!
とはいえ、Cの善戦に胸を熱くしたのは私だけではあるまい。おつかれさまでした!
そして王者! なんだ、かっこいいなおい
そして王者! なんだ、かっこいいなおい
メダルの授与後、メディアに囲まれるGo。この勝者っぷり!
メダルの授与後、メディアに囲まれるGo。この勝者っぷり!
ちなみに、一部メディアで優勝のGoはメンバー全員一度もGoを書いたことがないと報道されていたが、実際はメンバーのマイケルさんがちゃんと1年くらい書いているということでした! よかった!(?)

現場はもっとおもしろかったんだ!

以上が、2015年1月29日に行われた「第一回プログラム言語対抗綱引き」である。

しかしこれがすべてではないのだ。今回は筆者が当日現場で実況をしていたため、興奮もあいまって対戦前後に行った主将インタビューの内容などを十分に押さえておくことができなかった。

みなさんそれぞれに熱いコメントをいただいたことだけは覚えている。実況しながら胸の熱さで肉が焼けそうだった(だから夜は焼肉にした)。

本当に盛り上がりました。ありがとうございました。また、来年!(やんの?!)
おめでとう、Go! Tシャツにプリントしていちばんかっこわるそうな言語、なんて言ってごめん!(結局GoはTシャツもちゃんとかっこよく仕上がって、まさに圧勝である)
おめでとう、Go! Tシャツにプリントしていちばんかっこわるそうな言語、なんて言ってごめん!(結局GoはTシャツもちゃんとかっこよく仕上がって、そういう意味でも圧勝)
参加者のみなさま

言語の名の下に初対面のプログラマが寄せ集まったチームでの奮闘、ありがとうございました。

集合写真の柄の悪さでは群を抜いていた、PHPチーム:三土さん(主将)、近藤さん、トダさん、ソラクボさん、カシワザキさん

言語への愛情の強さが際立ったJavaチーム:タマルさん(主将)、板橋さん、いじゅさん、ズオンさん、オオクワさん

体がつらいつらいといいながらまさか決勝まで駒を進めたCチーム: オガワさん(主将)、市角さん、高野さん、フクモトさん、ツボさん

ユーザ会のえらい人も応援してくれたPerlチーム:キジマさん(主将)、クリハラさん(副主将)、もりさん、佐々木さん、フジワラさん

選手集めは異常に早かったJavaScriptチーム:見川さん(主将)、川本さん、タケダさん、トヨダさん、タナベさん

文句なしの優勝、Goチーム:コバヤシさん(主将)、タジマさん、オトンさん、マイケルさん、オオヌマさん

開始は17:30と知りながらそわそわ17時ごろにはみんな集まってきたPythonチーム:タカハシさん(主将)、つちやさん、ニシザワさん、ババさん、エグサさん

enjoy programmingの精神を見事に体現していたRubyチーム:mz-kenさん、ミナミさん、フジサキさん、マツイさん、yoさん

エンジニアへの憧れが綱引きという形で爆発

今回の企画、ひごろ企画制作の仕事をしている私がぽろっと提案した際、一番最初に賛同してくれたのはデザイナーだった。

次いでやりましょう手伝います、と手を上げてくれたのは営業職である。実はスタッフにエンジニアは法林さんしかいなかったのだ。

みんな、エンジニアに心のどこかであこがれていて、彼らならきっと笑って楽しんでくれるだろうと確信していた。

で、やったら本当にあほみたいに盛り上がった。最高だ。こうなったら私も明日からコード書くしかない(Flash4ならちょっとかけるぞ。得意な関数はtellTarget)。
いけーっ!
いけーっ!

スタッフ:田畑智孝(制作)、橋本静香(ユニフォーム作成、現場進行)、石川大樹(撮影)、卓泰勝(撮影)

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