ロマンの木曜日 2015年2月5日
 

観光パワポ

宮古まもるくん
宮古まもるくん
旅をして写真を撮るのではなく、その景色をスケッチしたり俳句に詠んだりするのは風流である。写真よりも心に残そうとしている感じがする。

写生も俳句もやらないのだが、僕だったら何だろう?
パワーポイントではないか。

旅先で見たもの、触れたものをパワーポイントで表すのだ。
1971年東京生まれ。ニフティ株式会社勤務。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと新宿区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。
> 個人サイト webやぎの目

宮古島でパワポ

これまでパワーポイントを使った記事をいくつか書いてきたが、どれも机上の冗談というか、外に出てない感じが気になっていた。
この企画ならばパワーポイントを使いながら体も動かすことができる。

そして今週、休みを取って宮古島に来ているのだ。海はきれいだしあったかいし雨が降ると草いきれがして興奮する。いま宮古島は隣の伊良部島まで橋ができたことが大ニュースである。
スーパーでは開通記念ケーキがならび
スーパーでは開通記念ケーキがならび
ピザにはおまけがつく
ピザにはおまけがつく
テレビのニュースは開通式のようすや開通に伴って廃止になるフェリーの最後の出港、開通記念イベントで魚の切り身が投げられたことなどを繰り返し伝えていた。
これがその伊良部大橋
これがその伊良部大橋
ここを歩いて渡ってみたのだが、そのようすをまとめたスライドがこれである。
歩きながら変わる印象
歩きながら変わる印象
歩きはじめと中央部、渡り終えてからの感想を時系列にまとめた。橋の中央部は下に船が通れるように高くなっていて、渡った先には特に店などない。
ちゃんと現地で作った
ちゃんと現地で作った
この日は風が強く、いちばん高いところではノートパソコンが風に煽られるほどだった。ノートパソコンが風に持っていかれそうになるなんていい経験をした。この経験がこれから生きそうにないところもいい。
橋を渡っている間の一貫した感想、海きれい
橋を渡っている間の一貫した感想、海きれい

きれいな砂浜を見てパワポ

伊良部大橋を渡った場所でイベントをしているのかと思ったがそれは3キロ先の漁港であった。渡ったところは冗談みたいなきれいなビーチで、その印象もスライドでご覧いただきたい。
ビーチでパワポを立ち上げての感想
ビーチでパワポを立ち上げての感想
きれいさにうっかり「(テレビで見た)ヌーディストビーチみたい…」と思ってしまったのだ。脳内の中2が顔を出した瞬間である。

砂浜がきれいだと裸の人がいても絵になるが、汚い海水浴場だと変態、岩場だとNAKED(ディスカバリーチャンネルで放送しているサバイバル番組)になることを理解した。
美しい海でろくでもないことをまとめる
美しい海でろくでもないことをまとめる
同じ海でも岩場だとサバイバル感ある
同じ海でも岩場だとサバイバル感ある

マグロがうまい

タクシーで橋の開通記念のイベント会場に移動した。そこで売っていたマグロの刺身が500円だったのだ。
しかもたくさん入っている
しかもたくさん入っている
これを買って近くのテーブルで食べた。そのときの気持ちはこのようなスライドになる。
マグロを食べているときの脳内ループ
マグロを食べているときの脳内ループ
頭文字をつなげるとある言葉になるというペンタゴン方式でマグロのうまさを表している。単語はかなり強引なので気にしないでほしい(仕事でのスライドもこれぐらいのこじつけある)。
とれてすぐさばいているので冷凍もしていない
とれてすぐさばいているので冷凍もしていない
ついでにタクシーに乗って伊良部島の名所を回ってもらった。その結果を四象限分析した結果がこちら。
隣にある(ほぼくっついている)下地島もふくむ
隣にある(ほぼくっついている)下地島もふくむ
右の「すてき」は説明の必要がないと思うので割愛して左の「こわい」である。草木の生命力が強すぎて植物はジャングルのようだし、整備されたところでもこんなものがあった。
支えに木がめり込んでいる
支えに木がめり込んでいる
支えが壊れると顔みたいになっていた。おもしろ怖い!
支えが壊れると顔みたいになっていた。おもしろ怖い!
鳥の形を模した巨大な展望台や、座礁したままになっているタンカーもびっくりする。タンカーは持ち主と連絡が取れないので放置されているそうだ。けっこうびびる。
だが地元の人は「たぶん県が撤去することになるさねー」とおっとりしていた。

イカの墨炒めのうまさよ

伊良部島の話が続いたので宮古島に戻る。繁華街で食べたイカスミ料理がおいしかったのだ。
イカゲソの墨炒め(左側)
イカゲソの墨炒め(左側)
ほぼ真っ黒でわからないが、このうまさについて説明したスライドも作った。
生臭いものでしか構成されていないゲソ炒めがまずいわけがない、ということを表している。
生臭いものでしか構成されていないゲソ炒めがまずいわけがない、ということを表している。
最後にまた食事について描いたスライドである。町で「ピザ道楽」という変わった店名の店があったので興味本位で入ってみたのだ。
ピザと道楽という組み合わせの意外さ
ピザと道楽という組み合わせの意外さ
そうしたらやたらとうまい。
そうしたらやたらとうまい。
生地の外側がカリッとしてなかはふわっとしている。チーズもよく延びて濃厚だし本格的なピザである。
そして店の主人と話をしていたら自分で撮ったという暴風雨のビデオを見せてくれた。YouTubeにアップしてあるものをネット対応のテレビで見た。ハイテクである。
次に見せてもらったのは不発弾処理の映像。宮古島近くの不発弾を一カ所に集めて爆破している映像。ドカーンと水柱があがっているのを見ながら、しかしピザはうまい。
泡盛はジョッキで出てきた
泡盛はジョッキで出てきた
要素が多すぎである。これをなんとかスライドにまとめてみた。
いろんな要素がバラバラで理解を超えてるようす
いろんな要素がバラバラで理解を超えてるようす
ピザ道楽のホームページはご主人がいちから手作りしたものだそうだ。広告のタグが貼ってあるのでバナーが出ているのだが、宅配ピザの広告まで出ていたのがやっぱりすごかった。

パワーポイントの新しい使い道

旅先でノートパソコンを開いていると仕事をしているようだった、しっかりと観光していたのだ。次回は奥の細道をたどって芭蕉が俳句を詠んだ場所でスライドを作ってみたい。まずはあの衣装を用意しよう。
芝生柄の服を着ていたのは、こうやって紛れてる写真を撮りたかったためです(あんまり紛れなかった)。
芝生柄の服を着ていたのは、こうやって紛れてる写真を撮りたかったためです(あんまり紛れなかった)。
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